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マキノノゾミのブログ
by mop-makino
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近況、その2。
昨日は歌と振り稽古のあと、抜き稽古。
1幕の4~6場と、2幕の3~6場。
各場とも、前日の通し稽古で見えた修正点をじっくりと修正するため。
物語の性格上、センセイとツキコさんに台詞が飛びぬけて多く、しかもどの場面も実に微妙なニュアンスが求められるのだが、沢田さん富田さんお二人ともものすごい集中力。
ほんの少し修正しただけで、どの場面も見違えるほど良くなった。
今日はこれから1幕の3~4場をさらって、夜は二回目の通し稽古。
稽古場も残すところあと二日だが、ここまでは順調な仕上がりだと思う。
とにかくベストを尽くすのみ。

『富士見町アパートメント』は今日で千秋楽。
どういうわけか、この芝居は観てくれた人が次々にメールで感想をくれる。
ま、劇場で会えないからというのもあるけど、こんなこともちょっと珍しい。
ご覧いただいた方々、ありがとうございました。

『新センセイの鞄』をお待ちの方々、どうぞお楽しみに。
# by mop-makino | 2010-03-14 12:15
近況っす。
それにしても、である。
年の初めにアップ頻度を目指してつっちーに付いて行くとかいう目標を立てたのも、もはや遠い昔のようだわ。

座・高円寺で先月の終わりに開幕した自転車キンクリートSTOREの公演『富士見町アパートメント』も、早くも今週いっぱいで終わってしまう。
この公演は全体としてとてもいい企画で、たぶんそれぞれのお客さんからの評判もいいと思う。
そのことなどもあれこれ書きたかったのだが、余裕がなかった。

『新センセイの鞄』の稽古のことなどもおいおい書いていくつもりだったのだが、こちらも気がつけば、早くも最終クールに突入している。

ま、こんなことばかり言ってても仕様がないので、今日からしばらくは山田和也氏の日記を見習って、淡々と状況の報告だけをつづることにする。

まず、稽古は先週の土曜までに第3クールまで何とか無事に消化して、その後、バンドだけのリハーサル。
それまでは久保さんの稽古ピアノの伴奏だったものが、やはりバンドになると、曲の表情が一変する。
相変わらずCobaさんの作る楽曲は素敵だ。

日曜は稽古は休みで、『ローマの休日』の音楽と衣装の打ち合わせ。
気がつけば、こちらも稽古に入るまでにあまり余裕はない。

月曜日、稽古場にもどって衣装合わせ。並行してバンドのリハーサル。
その翌日から昨日まで、バンドと芝居をあわせつつ、何とか最終景まで。
で、今日はこれから、昨日できなかった1幕の7場、8場と、デリケートな3場と4場をさらって、夕方からいよいよ初めての通し稽古である。
通してみて、初めてわかることが、きっといろいろあるはずだ。
今回の『新センセイの鞄』は二年前の『ぼんち』よりもさらに場数が多い。
小説が原作だからというのもあるのだけど、今回はさらに勝手が違う。
何というか、全体に味わいが微妙でデリケートな恋愛モノであるので、特に大きな事件もなくささやかなエピソードを積み重ねる前半の1幕が難しいし、ここは何としても大事にしたいところだ。

さて、どうなりますかね。
# by mop-makino | 2010-03-12 10:29
大変だけど、おめでたい話。
は、早い。

もう2月も半ば過ぎで、とうとう『新センセイの鞄』の稽古も始ってしまった。

いやー、それにしても去年の11月からここまでが異様に早かった。
正月には土田くんのブログについて行こうと誓ったのに、アッという間にぶっちぎられたしな。

ていうか、これはもう、つっちーが凄すぎるわな。

何せ忙しい時ほど、むしろ更新の頻度が上がる感じだ。
こっちは台本の追い込みになると、他のことにはもうまったく手が出せない状態になる。
仕事のメールにも返信しなくなる。

ダメじゃん。

うん。
ダメなんだけどな。

仕方ない。
これはもう、人間の出来が根本的に違うとしか言いようがない。

去年の11月、『晩秋』の幕を開けてからは、基本的にずーっと台本を書いていた。
今月の27日に座・高円寺で幕をあける自転車キンクリート・ストアの『富士見町アパートメント』のための短編『ポン助先生』と、来月の19日からサザンシアターでやる沢田さんの『新センセイの鞄』と、さ来月の27日から銀河劇場でやる『ローマの休日』の台本だ。

おお!
3ヶ月で3本。

通常の半分ほどの長さの短編と、原作つきの二本とはいえ、これはもうあきらかにムチャなペースであった。
麻雀でいうところの多牌状態だ。
どう考えても1本多い。
ま、劇場その他諸々のスケジュールの関係でやむをえなかったとはいうもののね。

M.O.P.の最終公演『さらば八月のうた』は、だから『ローマの休日』の幕を無事に開けた後にようやく取りかかるという予定である。

うむ。それまでは死ぬ気でがんばれ、オレ。

だが、驚くなかれ、ですよ。
オレと並行して、もしかしたらオレ以上に忙しい人間がいる。
実は夏の劇団公演を含めて、この4本、すべて舞台美術は奥ちゃん(奥村泰彦)なのである。
奥ちゃんは、さらに夏までに鈴木裕美演出の美術ももう1本やるとか言ってたし。
夏までに5本か。

すごいな。

しかも奥ちゃんは今、これから始まるMONOの公演『赤い薬』に役者として出ているのだ。
その稽古が1月からずっと京都で、公演は明後日19日から大阪で始まって、1ヶ月以上の旅公演もある。
今日は向こうでは劇場仕込み日のはずで、それを抜けて東京にきて、各方面と打ち合わせその他の美術進行をいろいろやってトンボ帰りする予定らしい。
『新センセイの鞄』は、今日から立ち稽古に入るのだが、稽古場の仕込みと舞台美術を俳優さんたちに説明するために稽古場に昼すぎに稽古場にきてくれることになってる。

うむ。
奥ちゃんもがんばれ。
頼むから倒れたりしないでくれ。
少なくとも夏までは。

その奥村くんだが、このたび読売演劇大賞の優秀スタッフ賞を受賞した。
まことにめでたいことである。
受賞対象作品の一つは去年の『リボルバー』である。
単純にうれしい。
本人は『悲しきチェイサー』も対象作に入れてほしかったと言っていたが、残念ながらこれは審査に当たった人たちがあまり観てくれていなかったせいだと思う。

とにかく、おめでとう!

ともあれ。
こうして稽古も始まって、ようやく今年も走り出したというか、始まったという実感がある。
キャンプ初日がプロ野球選手にとっての正月だという感じに似てる。

わしも今年もいい芝居をやるようにがんばるけん、阪神もがんばれ。

結論そこかよ。

『新センセイの鞄』に関しては、何かと気になってる方々も大勢いると思うけど、そこはまたおいおい書いてゆきます。
とりあえず、昨日一昨日とホン読みをやってみた感じはとてもいいです。
(オレ、昨日センセイとツキコさんの会話でちょっと泣けたよ)
前回とは一味もふた味も変わると思う。
楽しみにしといてください。

というわけで阪神もがんばれ。

やっぱ、そこかよ。
# by mop-makino | 2010-02-17 09:43
金子さんお別れの会。
金子和一郎さんのお別れの会に行った。
金子さんは紀伊國屋ホールと紀伊國屋サザンシアターの総支配人だった方だ。
昨年の十一月にお亡くなりになった。

去年は清志郎や加藤和彦さんなど、「え、この人が?」というような人で鬼籍に入られた方が多いけど、身近な人の中では、金子さんとのお別れがもっとも悲しかった。

お別れの会は赤坂のニューオータニで行われたのだが、お生まれも赤坂だったという。
長身で、ダンディで、いかにも戦前の東京で生まれ育ったという感じの紳士だった。

初めて紀伊國屋ホールに出る劇団の芝居は、稽古場まで通し稽古を見に来られた。
お土産に中村屋のカレーパンをどっさりと持って。
舞台稽古などもよくのぞきに来られた。
そうやって稽古を見るのは、紀伊國屋のプレイガイドにチケットを買いにきたお客さんに、上手寄り下手寄りどちらの席から観るのがよいかを教えてあげられるからだとおっしゃっていた。
最初にその話をお聞きしたときに、「ああ、東京というのは、こういうところだ。こういう人がいるところなのだ」と強く思ったものだ。

青年座の四十周年のパーティーが浅草の花やしきを借り切って行われたとき、「まだ東京には知り合いが少ないだろうから」と、ずっとわたしに付き添ってくださった。
そのとき、(本当かどうかは知らないが)終戦の報せを登楼していた女郎屋で知った、という話をお聞きしたことを覚えている。

最後にお会いしたのはサザンシアターで『音楽劇 ぼんち』をやったときだった。
初日の幕が下りると真っ先に楽屋裏へやって来て、「面白かったよ」と握手をしてくださった。

その後は体調を崩されてずっと自宅で療養をなさっているとのことだったのだが…。

とにかく、大好きな方だった。

今はただご冥福を祈るばかりだ。

そして、M.O.P.の最終公演は、何が何でも恥ずかしくないものをやらなければ、と思っている。
# by mop-makino | 2010-02-11 02:17
あれよという間に1月が終わってしまう…。
ひえー、もう1月も終わってしまう。

覚悟はしていたが、12月、1月と、ホンマに飛ぶように過ぎてゆく。

21日から25日まで韓国へ行っていた。
自作が韓国語に翻訳されて、そのリーディング公演があったためだ。
日韓演劇交流センターの主催で、今回は川村毅氏の『新宿八犬伝』と、オレの『東京原子核クラブ』と、岡田利規氏の『三月の5日間』という、なかなか日本ではありえないようなラインナップだった。
行く前はけっこう億劫だったのだけど、行ってみれば、それはそれでなかなかに興味深いものだった。
三本とも、観客を飽きさせないような演出がきちんとほどこされていて、どれも見応えがあったし。
言葉がわかんないので断言はできないけど、俳優のレベルもけっこう高いんじゃないかと思う。
リーディングが行われたのは、ソウルの大学路にあるトングラミ劇場という場所なんだけど、ここはかつてソウル大学があった跡地で、そこがいま劇場街になっていて、何でも百三十くらいの劇場があるんだそうだ。
何かね、京都の百万遍あたりが下北沢化したような感じ。
東京もこんなふうになってると観に行くの楽チンでいいのにね。
韓国の演劇って、食わず嫌いもあって、今までは積極的な興味はなかったのだけど、何だか行ってみると、けっこう熱く盛り上がってるらしいことがわかった。
三谷さんの『笑の大学』なんかもロングランしてるらしいし、日本の芝居もけっこう翻訳上演されてるらしい。
オレは最終日に清水邦夫さんの『楽屋』を観た。
これはテンポも早くて、けっこう笑えたな。

ただな。
寒かったのよな、ひじょーに。
オレたちが行くちょっと前までは零下18度とかにもなってたらしい。
オレは出発間際ギリギリまで仕事してたので、そういう情報もいっさい知らなかったのね。
行ってみて、ビックリさ。

ま、そんなこんなさ。

で、戻ってきて、昨日はその足でそのまま京都へ。
で、京都で二つほど用事をすませて、ついさっき戻ってきた。

そしたら、1月の残りはもう5日しかない。

しかもこの間に出かけなくちゃいけない用件が最低でもまだ4つある。

だいたいが新年早々、1週間のビハインドで始まってるのに、すでにしてこのビハインドは2週間になりつつある。

だぁ~!

ピンチだ!

ひじょーにピンチだ!

どーするだ!

どーするったって、ま、粛々とやるしかないわけだが。

はぁ~。
# by mop-makino | 2010-01-26 23:08