『阿片と拳銃』、昨日無事に開幕しました。
いい芝居になってると思います。
そして、再演は確実にあり得ないので、今回見逃せば、もう二度と観られない芝居でもあります。
(いちいちもったいつけとりますが、ま、冷厳な事実ではあります。何たって、残すとこ、あと2回だからね)
でもって、今回はまだお席に余裕がございます。
ひじょうにございます(泣)。
この機会にぜひ、お出かけください!
どんな芝居かは、初日を観た大泉洋くんのブログをご参考ください。
おお。
大泉くんはホンマええやつやな。
ありがたいことである。
これからはオレも大泉くんを心の中で応援しよう。
で。
今回なぜこれほどお席に余裕があるかというと、まぁ、オリンピックがあるとか、盆休みの夏枯れの時期だとか、「牧野もあんまり甘やかすとつけあがるからな、今年は一回パスでいいんじゃねえのって思って」(オレの小中時代の同級生、石田友文くん談。実話)とか、まぁ、いろいろ複合的な理由もあるのだけど、単純に、今年はステージ数が多いのよね。
今回の公演は紀伊国屋ホールで2週間、計15ステージである。
去年の『エンジェル・アイズ』はちょうど1週間、計10ステージだった。
当劇団比1.5倍だ。
そのぶん客席も薄まっちゃったってことだ。
あちゃ~。
ばか。
あちゃ~じゃありません。
(それに、こう言っちゃ何だが、紀伊国屋さんに使用申し込みをしてスケジュール調整をしてたのは2年前だからね。そん時には北京オリンピックとモロかぶりになるなんて夢にも想像してなかったのよね。ていうか、ま、しとけよって話なんだが)
でさ。
何を根拠にステージ数を増やしたかというと、これがべつに大した根拠なんてないのだ。
おい。
いいのか、それで。
いやまァ、よかァないんだけども、それでも、一度作った芝居は出来るだけたくさん上演して、大勢のお客さんに観てもらいたいと思うのは、これはまァ、作ってる側のオレたちとしちゃ当然の人情ってものだからね。
それにさ。
夢だったのよ。
紀伊国屋で2週間以上の公演を打って、間に「休演日」を入れるってのが。
「紀伊国屋ホールで休演日」。
ああ、何てかっちょいい!
まるで人気劇団ではないか!
ばか。
そのために要らん苦労しとる場合か。
ま、そんなわけで、とてもいい芝居なんですけど、今回はまだまだお席に余裕がございます(泣)。
猛暑の中ではございますが、どうぞ、新宿までお出かけください。
一度ご覧になってもう一度観たいというご奇特な方には「リピーター割引」なんてのもいたします。
ちなみに休演日は12日です。
この日は休んでください。
はい。