台本書きに追われつつ、何やかんやと忙しい。
ついこの間、『雪まろげ』の幕を開けたと思ったのだが、もう帝劇公演の残りステージもあとわずかとなってしまった。
何かいろんなことがあっという間だな。
で、ちょっと嫌味に聞こえるかも知れない話なのだが。
仕事柄、有名人と呼ばれるような方々にもときどきお会いする。
だいたいがここんとこは森光子さんとだって毎日のようにお会いしてたわけで、まぁまぁ、ある程度そういうのは慣れっこになっている。
特に相手が役者さんの場合なんかはね、どんなに高名な方でも要らぬ緊張はさほどしないようになった。
もし、実際に演出家と俳優という関係で仕事をご一緒することになったときには、もう格好つけてたって仕方がない、お互いにそうとう格好悪いところも見せ合いながらも、誠心誠意自分にできることをやっていくしかないという関係だと、ま、そういうことが経験上わかってきたからだ。
でもね、これが別の分野の有名人となると、またかなり違うんだな。
オレの場合は、相手が自分の好きだったミュージシャンだったりすると、やっぱしふだんのご縁がないぶん、うれしさというか有り難味倍増な感じは否めない。
で。
何が自慢したいかというとさ。
オレ、この前、森さんの楽屋で山下達郎&竹内まりあ御夫妻に会っちゃったよ。
何かちょっと話もしちゃったよ。
名刺もいただいちゃった。
山下達郎の名刺だぜ?
名刺もってんだね、山下達郎さんって。
すんげーうれしい。
ごめん。
それだけだ。
で、話は変わる。
いま紀伊国屋ホールでやっているラッパ屋の『妻の家族』が面白い。
オレの知ってる限りではラッパ屋のベストかも知れない。
未見の方はぜひ。
4月1日までやってます。
今年の正月、オレんちでやってた新年会で、鈴木聡さんが塩湯の家族話を聞いて大いに愉快がり、その場で「決まった。今度のラッパ屋のタイトルは『妻の家族』にしよう」と冗談のように言っていたのだが、それが冗談ではなく、本当になってしまったものらしい。
何だかなーという話だが、塩湯よ、日本演劇界に貢献したなー、いや、マジでよ。
大笑いして、泣ける。とってもいい芝居です。
本当にお勧めです。ぜひ。
今日(水曜日)の昼はマチネ公演があるのだが、まだまだ席に余裕があるらしいので、何とももったいないので。
さらに余力のある人は下北沢のスズナリでやっているラック・システムの『おたのしみ』という芝居もぜひ。
こちらは今日(28)の夜公演が千秋楽となってしまうのだが。
大阪のわかぎえふ作・演出のとても「かいらしい(可愛らしい)」お芝居である。
これも笑えて泣ける。
ええお芝居でっせ。
ちょっと今日んとこは自慢やら宣伝やらで何じゃそらだけど、ま、ひとつ。