マキノノゾミのブログ
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ある意味、怒涛なんだが…。
えー、ちょっと遅くなりましたが、『阿片と拳銃』ご来場ありがとうございました。
おかげさまで無事に終了しました。
感慨はいろいろあるけど、またいずれ。

とにかく、これであと2回だ。
当たり前だが、確実にカウントダウンしてくのでね。
来年何をやるのかは現時点ではまだ決まってないけど、間違いなくベストを尽くすんで、ま、ひとつ、ついてきてください。
お願いネ。

何だよ、ネって。

で。

例によって、次の日から溜め込んであった仕事その他に追われまくってる。

うへー。

いっとう大きなメインの仕事は、9月から稽古に入る松竹座の『女ひとり~ミヤコ蝶々物語』なんだけど、それプラス、この秋はどういうわけだか、再演ブームなのね。
30日から俳優座劇場で『東京原子核クラブ』の再演。
で、9月5日からシアター・クリエで『青猫物語』。
11月には紀伊国屋で青年座による『フユヒコ』、『赤シャツ』、『MOTHER』の連続上演である。

全5作品。

こんなん、さすがに前代未聞だ。
まさに「オレまつり」じゃんよ。

えー?

ホンマにええんか?

もちろん劇作家としては、こんなありがたい話はないわけだが、同時に、本音をいえば、ちょっと怖い。
こんなに同時にいろいろやっちゃうと、観るほうは飽きんじゃね?
それに、これが終わっちゃうと、何か、来年からすっごくさびしくね?
こうまで重なってしまったのは本当の本当に偶然なのだけど、貧乏性なオレとしては、できれば2本くらいずつ何年かに分けてやってくれると良かったんだけどなぁ、と、まぁそういう思いを禁じえないのだ。
もちろん「バカ、何を贅沢なこと言ってんだ、ブッ飛ばすぞコノやロー!」って自分でも思うんだけどな。

とにかくまぁ、ボーっとしてるうちにそんな秋の日々が始まろうとしてる。
あんまロックンローラーっぽくはないけど、ちょっと、意識的に地に足つけて行こか。

おいッス。
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# by mop-makino | 2008-08-26 01:40
『阿片と拳銃』絶賛上演中!
『阿片と拳銃』、昨日無事に開幕しました。
いい芝居になってると思います。
そして、再演は確実にあり得ないので、今回見逃せば、もう二度と観られない芝居でもあります。
(いちいちもったいつけとりますが、ま、冷厳な事実ではあります。何たって、残すとこ、あと2回だからね)

でもって、今回はまだお席に余裕がございます。

ひじょうにございます(泣)。

この機会にぜひ、お出かけください!

どんな芝居かは、初日を観た大泉洋くんのブログをご参考ください。
おお。
大泉くんはホンマええやつやな。
ありがたいことである。
これからはオレも大泉くんを心の中で応援しよう。

で。

今回なぜこれほどお席に余裕があるかというと、まぁ、オリンピックがあるとか、盆休みの夏枯れの時期だとか、「牧野もあんまり甘やかすとつけあがるからな、今年は一回パスでいいんじゃねえのって思って」(オレの小中時代の同級生、石田友文くん談。実話)とか、まぁ、いろいろ複合的な理由もあるのだけど、単純に、今年はステージ数が多いのよね。
今回の公演は紀伊国屋ホールで2週間、計15ステージである。
去年の『エンジェル・アイズ』はちょうど1週間、計10ステージだった。
当劇団比1.5倍だ。
そのぶん客席も薄まっちゃったってことだ。

あちゃ~。

ばか。

あちゃ~じゃありません。

(それに、こう言っちゃ何だが、紀伊国屋さんに使用申し込みをしてスケジュール調整をしてたのは2年前だからね。そん時には北京オリンピックとモロかぶりになるなんて夢にも想像してなかったのよね。ていうか、ま、しとけよって話なんだが)

でさ。

何を根拠にステージ数を増やしたかというと、これがべつに大した根拠なんてないのだ。

おい。

いいのか、それで。

いやまァ、よかァないんだけども、それでも、一度作った芝居は出来るだけたくさん上演して、大勢のお客さんに観てもらいたいと思うのは、これはまァ、作ってる側のオレたちとしちゃ当然の人情ってものだからね。

それにさ。

夢だったのよ。

紀伊国屋で2週間以上の公演を打って、間に「休演日」を入れるってのが。

「紀伊国屋ホールで休演日」。

ああ、何てかっちょいい!
まるで人気劇団ではないか!

ばか。

そのために要らん苦労しとる場合か。

ま、そんなわけで、とてもいい芝居なんですけど、今回はまだまだお席に余裕がございます(泣)。
猛暑の中ではございますが、どうぞ、新宿までお出かけください。
一度ご覧になってもう一度観たいというご奇特な方には「リピーター割引」なんてのもいたします。

ちなみに休演日は12日です。

この日は休んでください。

はい。
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# by mop-makino | 2008-08-07 14:53
すまなかった、母よ。
それにしても、オカモリくんはえらいな。
ちゃんとブログで目いっぱい『阿片と拳銃』の宣伝してくれてるじゃないの。
偉ぇよ。
偉ぇなぁ、あんた。
劇団員でもないのになぁ。
なぁ?
夏休みの絵日記みたいなのばっか書いてる劇団員は、ちゃんと反省して、大いに見習うように。
そして、オカモリくんはえらいので、今度「永世名誉劇団員」にしてあげような。
ま、永世っつっても、劇団はあと二年で解散するわけだが。
それに「名誉劇団員」って自分でも意味わからんが。

ま、それはさておき、だ。

ちょっとネタばれなんだけど。
今回の芝居で初めの方に出てくる短歌がある。

こんな歌だ。

今ここに 死せる人あり その人の
愛でし白薔薇 庭に咲けども


どうすか?

どうすかって言われてもですか。
オレも無趣味で短歌や俳句のことはまったくわからないのだが、この歌はいい具合に少女趣味で、どうも、いい具合にいただけなかないですか?
この絶妙に残念な感じが、オレはとてもいいと思ってる。
実は、これはオレが作ったものではない。
遠い昔に、オレの母親が作ったものだ。
マルシー、牧野幸枝だ。
母は、若い頃にせっせと短歌を作ってたらしい。
それがある日、同世代人で寺山修司という名のすごい歌人が出現したので、「彼にはかなわない」と思って短歌をやめたのだそうだ。
なかなかアッパレな話だ。
余談だが、ある時その短歌サークルの同人誌の表紙の絵をオレの父親が描くことになり、それが縁で父と母は知り合ったのだそうだ。
ま、そんな余談中の余談はどうでもいいのだが、とにかく上記の歌は二十歳かそこらの頃の母が詠んだものである。

今回、無断借用した。

母親がこの芝居を観に来たら、いきなり腰を抜かすと思う。

「な、何してくれとんねん、おまえ!」って。

ま、関西弁ではないと思うが。

遠州弁だと何だ?

「やだやぁ、ほい!」とかか?

オレがこの歌を知ったのは、たぶん中三か高一くらいの頃だと思う。
本棚の片隅にあった古い薄っぺらな同人誌の中に見つけたのだが、何とも言えぬ気恥ずかしさとともに、なぜか妙にツボにはまってしまい、それで覚えてしまった。
今回、台本の執筆中にふっと頭に浮かび、それでそのまま借用したのだけど、これねぇ、作ろうったって、なかなかこの絶妙に残念なセンスでは作れませんぜ。

ねぇ?

だから、許してくれ、母よ。

あなたはとてつもなくこっ恥ずかしいかも知れないが、日本の演劇界に大きく貢献したと思って、大きな心でここはひとつ。
高知からカツオも送ったではないか。

そんな逸話にも彩られつつの『阿片と拳銃』、まもなく開幕っす。
正味の話、見逃すとすご~くもったいないと思う。
それくらいにはいい芝居です。
(ま、抜群ってほどの意味です)

作った本人が言ってますんで、間違いないっす。

てことで、ぜひ。
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# by mop-makino | 2008-08-02 01:21
夏だなぁ…。
須崎公演は予定通り、何とか無事に乗り切りました。
ま、これについてはオカモリくんのブログを参照ってことで。
東京に戻って、ゆっくり休みたいところなんだけど、そうも言ってられないので、ま、粛々といろんなことをね。
ええ。
やってますよ。

しかし帰ってきてみると、東京も本格的な真夏に突入しており、個人的にはうれしい。
セミが(特にミンミン蝉が)やかましいくらいに鳴いてると、もう、うれしさ倍増だ。
頭がますますボーッとしてくる。

いいぞ、夏ッ!

燃えろ、ナツコ!

誰だよ、ナツコって。

以下、例によってどうでもいいことだが。

夏の歌っていうと、もちろん人それぞれに思い入れのある歌があると思うんだけど、オレの場合、サーカスの『ミスター・サマータイム』なんかに弱い。
あれ聴くと、ちょっとキュンとなるね。
自分じゃ持ってないんだけど、だから余計にラジオなんかから不意に流れたりするとね。
ちょっと来るよ。
沢田さんだと『ダーリング』とか、『お嬢さん、お手上げだ』とかね。

あの夏、オレは静岡の予備校に通ってただけで、べつに何があったって夏じゃないんだけどね。
思い出といっても、行き帰りの東海道線で「新潮文庫の100冊」読破に挑戦したなぁってことくらいしかない。
ちなみに40冊くらいで早々に挫折したけどね。
とにかく薄そうなやつを片っ端からやっつけて、そうやって勢いつけておいてトーマス・マンの『魔の山』に挑んだのだが、案の定挫けた。

ダメじゃん。
昔から、ずっとそんなだな、オレ。

その年(1979年)はね、新潮文庫の100冊のラインナップの本を買うと、桃井かおりさんの紙カバーをつけてくれたのさ。
あれが欲しくてねぇ。
今でも一枚取ってあるよ。
今見ても素敵っす。

ええ。

どうでもいい話っす。

そういや、阿久悠さんが亡くなって、ちょうど一年になるのね。
今日、蝉の声聞いてて、ふと思い出した。

そんな夏の一日。
ちょっと随筆ふうか。

どこがだ。

『阿片と拳銃』の話書けよ。

うん。明日、また書くし。

ホンマか?
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# by mop-makino | 2008-07-31 22:09
あまりに地味で、グー。
高知公演を無事に終えて本日須崎に移動。
いや~、それにしても暑い。
とにかく四国に来てから、よく入道雲を見る。
ま、夏らしくてけっこうなことなんだが、それにつけても今日の暑さよ、である。
旅公演は明日の須崎公演でひとまず終了なのだが、その明日がけっこう大変なのね。
ま、明日の今ごろにはもう終了してるだろうが、明日の公演は、いわゆる「乗り打ちバラシ」というやつで、つまり「搬入、仕込み、本番、バラシ、搬出」をすべて一日でやるわけっす。
想像しただけで大忙しっす。
学校公演とか旅公演をたくさんやる劇団なら珍しくはないのだが、M.O.P.では、たぶん劇団史上初めてじゃないかな。
おお、初めてか!
大丈夫か、オレら。
ま、大丈夫だろうがな。
それにつけても今日の暑さよ、である。
もう、すでにして気分はヘトヘトっす。

ちなみに。
今回の、あまりに地味だが、グーな小道具を紹介しておきたい。
M.O.P.の場合、物語の時代の設定上、煙草を吸う場面がよく出てくる。
(ま、煙草そのものは、ここ数年舞台の上で使用してるのは本物ではなく、いわゆるネオシーダというやつで、客席への伏流煙等の心配はないのでご安心を!である)
とにかく、うちの小道具部は昔から煙草を作るのも手慣れたもんなわけさ。
たとえば今回の『阿片と拳銃』では、戦前の上海で嗜まれてたルビークインなんていう変わった煙草もちゃんと製作しとります。
でも、今回いっとう手間がかかってるのは、意外にも(79年当時の)セブンスターなのね。
ほう?
何でシンプルなセブンスターごときに手間がかかってるかっていうと、実はこれ、劇中で新品を開ける場面があるからなのね。
つまりほら、あのセロハンの上部をピリリとはがす必要があるために、まず当時のセブンスターのパッケージを再現し、それを組み立てから、中にネオシーダを仕込み、新品の煙草から採取した未開封のセロハンをかぶせるという手間がかかってるわけ。
しかもこれ、いわゆる「消えモノ」なので、全公演の回数分を作らなきゃいけない。
ね、想像しただけで面倒くさいでしょう?
ま、やらせてんのはオレなわけなんだが。
で、何でそんなことをわざわざここに書いたかっていうと、これだけ手間かかってるのに、その煙草を開ける場面ってのが、それはもう、あまりに地味でさりげない場面だからです。
どうも貧乏性なんで、コストパフォーマンス的につり合ってないんじゃないかと思っちゃうのね。
ですから、えー、どうか今回のお芝居を見て、新品の煙草を開ける場面を見たならば、思い出してください。
その煙草の銘柄はセブンスターっす。
中身はネオシーダっす。
意外に手間かかってるっす。
と。
これで『阿片と拳銃』の宣伝になってるのか?
なってねえか。
ま、いいや。
とにかく、そんな話。

明日は九時搬入開始でよろしくっす。
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# by mop-makino | 2008-07-27 23:27
『阿片と拳銃』、ただいま高知遠征中!
うーむ。
元来この日記は、劇団公演の観客動員アップに少しでも寄与するべく始めたものだったのだが、肝心の公演中にこうも更新が滞っていてはダメである。
うむ。
ダメだな、ホンマに。
すまなかった。
これからはもう、死に物狂いで書くことにするよ。
と、そんな悲愴な決意表明をするほどのことではないのだが。
だいたい「死に物狂い」って字が怖いし。(by 吉田戦車)
ていうか、いきなり言い訳めくんだけど、今回の旅で初めて旅用の小型パソコを導入したのだけど、これがねあなた、もう、ものすごく使いづらいのよ。
遅いし、字ちっちゃいし。
毎日スパムメールを30通くらい削除するだけで、もうすでにヘトヘトだ。
何かこの世を生きてくのって、しみじみ大変だよなぁ。
ま、がんばるよ、ぼちぼち。

ということで、劇団初の四国遠征は日程の半分以上を無事に消化したところ。
今回は途中で小市が登録抹消になったり、さらにそれが予定以上に早く、まさに緊急復帰できることになったりで、あいかわらず幕内はドタバタしていたのだが、ようやく昨日から少し落ち着いた感じだ。
で、何ステージか上演してみて、わかったこと。
今回の『阿片と拳銃』は、意外に、年配のお客さんに評判がいい。
いやいや、けっこうビックリしてるっす。
今回招いていただいた松山や高知の市民劇場の会員さんたちは、いつものM.O.P.の観客よりも平均年齢が高い。ご高齢の方もけっこう大勢いてはる。
で、実は、今回の芝居は、作ってる最中も、いや初日の直前でさえも、いつものお客さんにだって、けっこうわかりづらいんじゃないかと心配してたのね。
それが四国に行って高齢のお客さんが多くなると、さらにきびしいかもなぁと、何人かとそんな話もしていたのだけど。
それが、まったくどうも、要らぬ心配だったようだ。
ま、こと芝居を観ることにかけちゃ大ベテランな方たちなわけだし、ハナっからそんな心配自体が失礼なことだったのかも知れないが。
高知の初日では、終演後に、82歳のご婦人がたいそう喜んでいろんな感想を聞かせてくれたりした。
こちらはもう恐悦の至りである。
いや、つくづく、芝居ってのは、やってみなきゃわかんないものなんだわ。
今度、東京で宣伝するときに言ってみるかな。
「これは高知のおばあちゃんに特に評判がよかった芝居なんすけど」って。
ううむ。
マギー司郎か。

そんな『阿片と拳銃』、東京初日は8月6日っす。
どうぞ、観にきてください。
いい芝居っす。
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# by mop-makino | 2008-07-25 13:31
暑い暑いなぁ。
ビックリするほど更新してなかったと書いてから、すでに一ヶ月以上更新してなかった。
ダメ人間の見本のようなオレだが、ま、そこはご容赦ってことでひとつ。
でもって、いうてる間に明日はもう稽古場撤収である。
うひょー。
ばか。
うひょーじゃありません。
今回の『阿片と拳銃』も、毎度の新作の例にもれず、けっこうピンチだった。
個人的には(劇団史的には)、『青猫物語』(94年12月)、『黒いハンカチーフ』(00年5月)以来の大ピンチだったと思うのだが。
うーむ。
そんなこと言われてもお客さんにはまったくわかりませんか。
すみません。
今回のお話は、基本的にはシンプルな「愛の物語」なんだけども、展開を少し凝ったものにしてみました。いや、そこがね。もー大変やったのよ。
だいたいが、あんまアタマよくないからね。
ちょっと凝ったことやろうとすると、すぐにアタマからプシプシ煙が出る感じだ。
でも、どうせ新作をやるなら、ま、毎度のことではあるけれど、「今までやったことのない新機軸で!」とってことでね。で、考えに考えて、全然違うテイストを目指したつもりなんだけど、でも結果としちゃ、やっぱりM.O.P.はM.O.P.っていうテイストの芝居になった。
やっぱり、こんなんやってる劇団、今ほかにはないと思うわ。
ま、泣いても笑ってもまもなく初日の幕が開きますんで、どうか今しばしお楽しみにお待ちあれ。

で。

それにしても、急に暑いがな。
ちなみに。
京都弁って、どういうわけだか気候の形容詞を二回続けるイメージないすか?
「暑い暑いなぁ」とか「寒い寒いなぁ」とか。
学生時代の下宿の大家さんとかがよくそんなふうに言うてた覚えがあって、内心でいつも(何で二回いわはんのやろ、ふふふ、愉快なり)と思ってた覚えがある。
あれ? でもそんなこともないか。
たいていの人はふつうに「今日は暑おすなぁ」とか言うのか。
そりゃそうか。
何だ、いきなりぎゃふんか。
しかし、オレの中では「暑い暑いなぁ」という挨拶がしっくりくるんだよな。「ちょっと今日はもォ暑すぎないか、これ」っていう実感があってさ。
で、こんな時にはあれさ。
ソーダ味のニクイやつさ。
オカモリくん同様、オレも一昨日は今年初めてのガリガリ君出勤だった。
暑い盛りにすみだパークへ向かう時には、行程半ばのam.pmでガリガリ君を買って、食べながら歩いて行くと、ちょうど食べきった頃にすみだに着くのね。
これをやると、いよいよ本格的に夏が来たなって感じである。
夏の風物詩ってやつだな。
ガリガリ君は夏の季語だな。
ははは。
あいかわらずアタマ悪いこと書いてんなぁ。
で、去年も書いたが、オレは夏が好きだ。
頭がボーっとするのがいい。
こうなりゃ一日も早くセミもわんわんと本格的に鳴いてほしいところである。
ちなみに、劇団の公演ってのも、この「ボーっとして、カーっとなって、何だかよくわかんないうちにドタバタと終了!」っていうのがいちばん似合う気がするのだな。

そういう夏も今年をふくめてあと三回というわけだ。
悔いのないようにやりきりますんで、ひとつ。
お客さんも歯をくいしばって付いて来てください。
何でやねん。
何で歯くいしばっとんねん。

よくわからんが、ま、ひとつよしなにってことで。
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# by mop-makino | 2008-07-06 09:09
ご無沙汰のすけ。
いやいや~、ビックリするほど更新してなかったなー。
べつに何があったってわけじゃないんだけど、何かこういうのっていったん滞っちまうと、再開するのがとてつもなく億劫になるのよな。
ま、単純に書くのが面倒くさいのよね。
もともとこの日記は、怠け者である自分を大いに反省して、オレもモノ書きのはしくれとして「劇作家仲間の横内謙介氏のようにちゃんとした日記を書くのだ!そうなのだ!」と固く決意して始めたものだったのだが、うーん、ま、結局人間の出来が違ったってことですわな。
ま、仕方ないんで今さらだけど、今後はますます「むしろ断固として大したことは書かん!」というスタンスで行きますんで、ま、ひとつ。
ホンマ今さらやなぁ。
こないだ読んだんだけど、川島雄三監督が若き日の藤本義一さんに言った言葉。
「人間というのは、頭で考えてることを100とすると、言語化されるのはそのうちの10分の1くらいで、さらに文字にまでするのは、その10分の1くらいなんでげす」と。
つまり、ま、ふつうの人が生涯かけて書く文字数というか、文字になるその人の考えなどそれくらいの量だというのですな。日記とか手紙とか随筆なんかの類でね。
で。
プロのモノ書きになるつもりなら、「その100の1という数字をちょっとでも上げて、100分の1.1とか1.2とかにしないとダメでげす」と。
うーむ。
これどうよ。
オレ、むしろ自分じゃ絶対に100分の1以下だっちゅう自信あるもんなぁ。
ダメじゃん。
ええ、ダメなんすけどね。
ま、ダメ言うてても仕方ないので、そんなこんなで、またちょぼちょぼ書いていきますわってことですわ。
てなわけで。
古い話で恐縮ですが、『ぼんち』は11日に名古屋中日劇場で無事千秋楽でした。
サザン・シアターと中日劇場じゃ劇場としての規模がずいぶん違うんで、当初は少し不安もあったのだけど、結果としちゃうまくおさまったと思う。
ま、劇場というのは「お芝居を観るための場所」だからね。
ちゃんと演ってりゃ、そうそうおかしなことにはならないものなのだ。
観に来てくださった方々、ホンマにありがとうございました。
さて、次はいよいよわがM.O.P.の新作『阿片と拳銃』でございますんで、えー、引き続きこちらの方へも、どうか多数のご来場をお願いいたしておきやす。
これから少しずつ『阿片と拳銃』の情報なども出して行きますんで。
とりあえず現時点では「『ズビズビ。』以来の新しい趣向で芝居を作ります」としか言えないんだけどね。
うーむ。
何ですか、新しい趣向って。
ええ。
例によって、またちょっともったいつけてます。
ま、何にせよ、あと三回なので絶対に面白いものにしますんで。
ご期待くださいってことで。

ま、今日んとこは、こんなもんでひとつ。
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# by mop-makino | 2008-05-29 01:02
キーポン・ロッキン!
トイレットペーパーの話はいろいろどうも。
なるほどね。
用を足した手で新しいロールに触るのはかえってよろしくないという考えもあるわけね。
オレはそれってちょっと神経質すぎる気もするけど、ま、もちろん人それぞれの感覚があるもんね。
そういや、引っ越してからついにウォシュレット生活となって快適なオレだが、あれもあんまし清潔にしすぎちゃうのは良くないって記事を読んだ。
肛門周辺の雑菌が完全に無くなってしまうと、かえってばい菌の侵入を許して大腸の病気なんかにかかりやすくなるんだって。
うーむ。
トイレ事情もなかなか混迷の度を深めておるのう。

ところで。
音楽劇『ぼんち』もぐっと落ち着いてきた。
とても良い舞台になっていると思う。
あんまし苦労話とかするのは何だけど、あのサザンシアターで、抽象的な構成舞台とかではなくちゃんと12場飾るというのは、これはそうとう大変なことなんである。
転換をしている舞台スタッフも最小限の人数でやりくりしてるし、スムースに進行させるのってけっこう大変なのね。
衣装替えもけっこうえらいことになってる。
ちなみに、個人的にいっとう大変だと思ってる衣装替えは沢田さんの5場からの着替えだ。
ご覧になった方は思い出していただきたいのだが、半鐘が鳴って火事見舞いに飛び出してゆく場面がある。
その時の喜久治は夏の衣装で、その直後に入るM7「神農さん」(歌/全員)の途中から出てくる時にはこれがちゃんと秋の着物になっている。
沢田さんは歌終わりで引っ込んでしまって6場では出番がないので、つまりはその一瞬のために早着替えしてはるのである。
これって、たぶんお客さんにあまり気づかれてないと思うんだけどな(笑)。
これからご覧になる方はぜひ注意して観てみてほしい。
どうでもいいことのようだけど、でも、こういうのが衣装スタッフの矜持でもあって、実はとても大事なことなのね。
そういう些細な「譲れぬこと」の積み重ねが観客をエンターテインするのだ。
とにかく、そんなふうに周辺のテクニカルが何かとややこしいことになっていたのだけど、それも今は落ち着いて、沢田さんをはじめ俳優さんたちもデリケートな良い芝居を作っていると思う。
沢田さんのファンの方はもちろんだけど、できるだけたくさんの人に観ていただきたいと思う。
音楽劇ということもあって、ちょっとお高めなんだけど、何せサザンシアターなんで、A席B席なんてところでもじゅうぶん観やすいしね。
ま、こちらのほうはひとつよろしくってことで。

さて。
例によって話はぐんぐん変わるわけだが。
オレ、ほっときゃ今年の秋で49だ。
てことは来年にゃ50だぜ?
うーむ。
ホンマ文字通り、いい歳したオヤジだ。
もちろん容色体力その他の目に見える部分ではじゅうぶんその自覚はあるのだけど、どうも内心ではそう思ってないところがあったのね。
基本ロックンローラーやけんね。
さすがに20代とは言わんが、30代くらいから感覚的にはあまり変わってないような気がしてたのよ。
ところがよ。
最近その感覚もまさに急速にオヤジ化しているということに気づいた。
それは、ま、週刊文春の『タンマ君』を読んで思わず大笑いしてしまったからなんだけどな。
オレね、基本的には東海林さだおさんという人はかなり好きなのよ。
とくにいまだに連載の続いてる食べ物関係の愉快なエッセイは中学生の頃から大好きでたくさん読んだ。
でも申し訳ないが、エッセイはあんなに面白いのにどうして漫画はあんまり面白くないのだろうとずーっと思っていたのだ。
それがねぇ…最近は何だか漫画のほうが愉快になってきちゃったんだよなぁ。
どういうんでしょうね、これ?
聞かれても困るか。
そういやさ。
花見の時期は過ぎちゃったけど、ちょっと前の週刊新潮に渡辺淳一先生が「梅の花は本妻で桜は愛人、桃の花は不倫妻」とか書いてて、こんなのも10年くらい前なら「ケッ!」としか思わなかっただろうに、「あはは、この人ァまだこんなこと言ってはるよ」と心の底から愉快に感じちゃったしなぁ。
うーむ。

大丈夫なのか、オレのロックンロール魂。

ま、意外に大丈夫な気もしてんだけどな。
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# by mop-makino | 2008-04-14 23:03
トイレで人間修行。
『ぼんち』稽古場は一昨日で終了。
とにかく稽古場でできることはすべてやった。
結果、芝居はかなり面白くなったと思う。
今回の沢田さんの芝居は素敵ですぜ。
とくに今年の東京公演はサザン・シアターだしね。
いわば普段オレらのやってるフィールドなので、前回の池袋の芸術劇場よりも間近に見られて、特に沢田さんのファンの方々は必見なんじゃないでしょうか。
で、昨日は劇場仕込み初日。
いつも言ってるけど、この日は好きな日なのよ。
演出家としてはとりたてて仕事のない日なんだけど、舞台美術や照明など、やっと本番と同じものが見られるので、わくわくするのよな。
奥ちゃんの舞台は相変わらず美しいしな。
ま、まだまだテクニカルでの課題は山積みで、でもって残された時間はギリギリであって、確実に今日からはアップアップの日々となるんだけどな。

ま、がんばるわ。

ところで、例によって話はまったく変わるわけだが。
どんな人間にも日常生活の中で好きなこと苦手なことがあると思うんだが。
ちなみにオレの場合、掃除はあんまりしないのだが、掃除そのものはそんなに嫌いではない。
洗濯もそうだな。
洗濯機でガーッとまわして干すなんてのはそんなに嫌いじゃない。
取り込んで畳むのはあまり好きじゃない。
ま、たいした話じゃないがな。
で、そんなオレが幼少期から苦手意識を持っていたものにトイレット・ペーパーの交換というものがある。
初期のトイレット・ペーパーのホルダーは芯の部分が木製で、内部にスプリングが仕込まれたもので、これがねぇ、けっこう子どもには面倒くさくて大変だったのよ。
その後、芯がプラスチック製になってからもまだまだ面倒くさい感じがした。
だから、今のようにワン・タッチで交換ができるホルダーが生活に導入されたときには「うほほい」と誰よりも喜んだものだったが、それでも今でもその苦手意識の名残のようなものがあるのよ。
そこでだよ。
訊くけどさ。
自分がトイレで紙を使用した時に残りが少なくなってたら、どう考えてもあと一回ぶんにはココロモトナイ量だとしたら、きみはどうする、きみはどうするか、きみは。
そのままにして出るか?
それは人間としていかがなものかだろう。
ここはやはり次の使用者のために交換して出るだろう。
もちろん、オレも交換して出る。
だがな。
考えてみてくれ。
オレは人一倍トイレット・ペーパー交換に苦手意識を抱いている男だぜ?
これって、ちょっとエラくね?

アホか。

エラかないよ。
まったくエラかない。
うん。
それはわかってんだ。
だがなぁ。
何か、誰かにちょっと誉められたい気持ちもあるのよなぁ。
それでな。
あのトイレット・ペーパーのバージンのやつって紙の端が糊付けれてるじゃんさ。
あれをな。
破らずにそのままにしちまうのよな。
つまり、次の使用者に「お!」と思ってもらいたいわけよ。
「お!誰だか知らんが、前に入ってた人は自分が使うためにではなく、次に使う人のためにペーパーを交換していったのだな。うむ、きちんとパブリックなマインドを持った男だ。エラいなぁ」と、まぁ、そんなふうに思ってもらいたいということなんだよな、これは。
うーむ。
意識しすぎか。
でもな。
だからこそ、いっとうエラいのは、苦手なペーパー交換をして、なおかつ最初の糊付けをぺリリとはがして、次の人にそんな余計なことを感じさせないという、そこまでの気配りなのだ。
ねぇ。
それ、わかっちゃいるのだが、なかなかそこまでできないのだよなぁ。

まだ評価されたがっているか…。

オレの煩悩よ…。
ああ…。
人間ちっちぇーなー…。

喝だッ!
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# by mop-makino | 2008-04-01 01:23
春だよ、世間は。
『ぼんち』の稽古は、最終クールに入っていよいよ加速しております。
キャンプ終盤、実戦形式の仕上げに入っている感じ。
今日は芝居の稽古終了後に流石先生の振り付け。
でもまだまだやることはいっぱいあって、ま、毎度のことながら、これから開幕までは時間との勝負である。
うむ。
がんばれオレたち、って感じですな。
前にも書いたが、今回の作品は文芸作品であり、同時に音楽劇というエンターテインメント色も濃いものであるので、なかなかにハードルが高いのだ。
場面転換もたくさんあるしね。
そのことと直接関係してるってことはないのだが、ここのところあらためてジョン・レノンをよく聴いている。
何か、そういう心境なのな。
♪ワレバ・ゲッチュ・スル・ザ・ナーイ!(Whatever gets you thru the night)っていう。
何かこう、ぶっ飛ばして行きたい感じだ。
とにかく手ごたえは十分にあるので、すべてがうまく行きさえすれば、かなり変わった面白い芝居になると思う。
うむ。
とにかくベストだ。
ベストをつくすのだ。

押忍。

でさ。
稽古場の近くにけっこうな桜並木があるのだが、おお、そろそろ咲くなぁなんて思いながら走ってたら、昨日あたりからいっせいに咲いて、もうほとんど満開の状態だ。
しかしまぁ、桜が咲くとそわそわするよねー。
花見したくてさ。
何ちゅうか、日本人なんですなぁ。
で。
お花見には何ていっても海苔巻きだよなぁ。
海苔巻きに缶ビールとワンカップね。
うむ。
どういうわけか、外で飲むお酒はワンカップがいっとう美味いよね。
純米だ大吟醸だヘチマだのいうよりも、正しい日本の「ワンカップ大関」な。
あと、「長屋の花見」じゃないが、カマボコと卵焼きなんかがあれば言うことないな。
ああ…。
花見したいなぁ…。
たぶん今年はできないだろうが…。

いやいや。
芝居だって、ある意味、花見みたいなもんだ。
人間できる時にできることやっとけ!
You don’t know what you got until you lose it!
ってことだわな。

ま、がんばっとけ、オレ。

押忍。
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# by mop-makino | 2008-03-26 23:48
春は自転車に乗って。
自転車通勤はその後ルートも確立し、当初片道55分かかっていた道のりも40分強にまで短縮された。
ま、エレレ氏のアドバイスにしたがって空気を入れ直したりサドルを高くしたりして走行がラクになったのと、あとはまぁ慣れたってことである。
で。
稽古は昨日から第2クールに突入している。
各場面少しずつ流れや連携が良くなって、だんだんにカタチが見えてきた。
まあ、まだまだハードルは高いのだが、難しいのが面白いって感覚は相変わらず続いている。
毎度のことだが、Cobaさんの音楽は今回も素晴らしいし、各スタッフもフル回転で仕事を進めつつある。
ま、こちらのほうは引き続きご期待いただきたい。
それにしてもだ。
ぶーでだよ。
ますますぶーでになってきた。
理由はひじょうにはっきりしていて、相変わらずいっぱい食べてるからだ。
だってさ、ご飯が美味しいんだモン。
ばか。
だモンじゃねえよ。
食うなよ。
わかっちゃいるんだがねぇ、これがなかなか難しい。
現在は、かつて『まんてん』執筆初期に記録した自己最高体重にあと数kgというとこまで肉迫している。
文字通りの「肉迫」だ。
うーむ。
ダメじゃん。
あの時はおのれの肉体のあまりの重さにイヤんなって一念発起してダイエットし、18kg落としたのだが、まる5年かけてきわめて緩慢にリバウンドした格好だ。
うーむ。
よろしくない。
ま、今んとこ胃腸関係はすっげー健康ということの証明ではあるのだが、それはそれとして、きわめてよろしくない。
着られる服がどんどん少なくなって、ぶーで時代のズボンを奥から引っ張り出してはいたりしてるのが、われながら何ともはや、もう情けないことこのうえなし!
いっとういけないのは、そうなってくると着る物にかまわなくなることだ。
先日、もぼとオカモリくんと神宮にオープン戦を観に行ったのだが、オカモリくんに「オシャレのかけらもない格好ですね」と言われちまって、返す言葉もなかったよ。
ま、野球帽かぶってポケットにスポーツ新聞突っ込んだ格好でオシャレもくそもないわけだが。
ちなみにそのときに着ていたブルゾンは大きすぎて着られないからと昔オカモリくんからもらったものなわけだが。
ま、とにかくそんなわけでな、明日も自転車をこぐのだよ!
こげ!
こぐのだ!
こげよマイケルだよ!

ま、マイケルじゃないがな。
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# by mop-makino | 2008-03-18 01:01
すまなかった、リカ。
音楽劇『ぼんち』の稽古が始まって早5日目である。
まだいろいろなものが手探りなのだが、とりあえず今日で一幕の大ざっぱな段取りがついた。
物語は、戦前の大阪船場の足袋問屋の若旦那が放蕩を重ねる話であって、しかもそれが今回は音楽劇でもあるという、まさにいろんな意味でハードルが高い作品なのだが、ま、「難しいということは、そのぶん楽しい」ということでもあるわけで、とりあえず最大限に楽しみながら、ちゃんと苦しんで作っていこうと思う。
原作は山崎豊子さんの往年の(ほとんどオレが生まれたくらいの年だ)ベストセラー小説である。
それにしても、今回の原作ということで、オレ、恥ずかしながら初めて山崎豊子さんの小説読んだんだけど、いやー、面白いね。
今さら何言ってんだって話だが、やっぱり偉大な作家さんだったのですね。

でだ。
話はどんどん変わるが、今回はダイエットもかねて稽古場まで自転車で通っているのだが、これがねぇあなた、なかなか大変なんですわ。
稽古場そのものへはオレんちの近くの五日市街道をまっすぐに走って行きゃいいのだが、ところがその五日市街道に出るのに一苦労なのよ。
とにかくオレの引っ越した堀ノ内というところは、もうやたら道がややこしいのだ。
毎日いろんなルートを探っているのだが、どうも五日市街道にすんなり出られない。
もっと最短のルートがあると思うんだが、どの道を通っても、何だかすごく遠回りをしているような気がしてならない。
「堀ノ内」って町名やめて、いっそ「ラビリンス2丁目」とかにしてみちゃどうだってくらいのもんだ。
とりあえず明日はまた違う道を行ってみるけどさ。

でだ。
またまた話は変わるが、唐突だが、香山リカって人もえらいな。
最近まとめて何冊か新書を読んだらとっても面白かったのだ。
この人、世代的にも近くて、てことはサブカル的な部分でもきっと共通してる部分が多くて、なおかつ向こうは頭良いんだろうし、おまけにあんなメガネかけてるし、香山リカなんていうペンネームだし、それでプロレスファンとか言ってるし、何だかちょっと個人的に恥ずかしいというか、ずっと苦手な人だったのだが、実際に本読んだら、これが面白いんでやんの。
実はさ。
そのちょっと前に読んだ別の女性著者の本が(それはとある人の評伝のような本なのだけど)、そりゃもう、ものすごぉ~くビックリするくらいの悪文でさ。
いや、こんなバカ文書いてるオレなんかに「悪文」なんて言われたかないだろうけどさ。
それにしても文章がね、もう、どんどんねじれていくのよ。
何べん読み直しても意味がよくわからない文章、文節が続出。
愉快なくらいよ。
よくこんな本が出版されるものだなぁと感心するくらいよ。
その人の本読んだあとだったから、余計に香山リカの本は、そりゃもう偉大と言っていいくらいに明晰だったのですよ。
いや~。
すまなかった、リカ。
不明を恥じる。
ちゃんとした、えらい人だったのね。

何か、そんなのばっかだ、オレ。

すまん、いろいろがんばる。
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# by mop-makino | 2008-03-11 00:44
町を歩くオレに時計はいらないぜ。
先週の話で恐縮だが、バレンタイン・デーということで、わざわざ郵送でチョコレートを送ってくださった方(KさんとSさん)、ありがとうございました。
プチ・チョコ成金だ。
ま、縁起物ってことで、ありがたくいただきやす。
ところで。
チョコレートは歓迎だが、あの、スパムっての? この1年くらいやたら横文字の宣伝メールが来やがんのよ。
もーッ。
たいていは「バイアグラってのを知ってるかい?」とか「これさえありゃあんたの彼女もウハウハだぜ!」とか(ちなみに原文は英語ね)、何かそんなのだ。
言うておくが、こちとらはバイアグラなんてものにはちっとも興味はないのだかんな。
だいたい心臓に悪いっていうじゃんよ。
やだよ、そんなの。
危なっかしいじゃんか。
で、バイアグラ以外に最近にわかに増えてきたのが、「時計買わね?」とか「高級時計のレプリカ、安くしときまっせ!」(原文英語)というもの。
ふん。
これも自慢じゃないがな、こちとら、腕時計ってものにもびっくりするくらい興味ないのだ。
来年には50になろうってオレだが、腕時計とともに過ごした月日は生涯で1年にも満たないくらいだ。
オレらくらいの世代だと、中学生になったら万年筆、高校生になったら腕時計を買ってもらうって感じで大人の階段を上ったもんなんだが、なぜか、この両アイテムとも、結局オレには身につかなかったのよな。
最初で最後の腕時計は、高校入学のお祝いにと親戚の叔父さんが買ってくれたシチズンの腕時計だった。
自動巻きで文字盤が鶯色のなかなかイカしたやつだった。
最初は嬉しがってしていたのだけど、そのうち夏になると、腕に汗をかくのが気持ち悪くてしないようになってしまった。
そしたら親父が「もったいねえな。それならオレのと交換するか?」と言ったので当時父親が使ってた懐中時計と交換した。
それは「セイコー・プレシジョン」といって、別名「鉄道時計」という大ぶりの手巻きの懐中時計で、いわゆる駅員さんが持ってるやつだったのね。
文字盤も大きくて見やすいし、何より懐中時計ってのがちょっとシブくて格好いい気がして、一も二もなく交換して、自分でも気に入って使ってたんだけど、これがまたよくオシャカになったのよね。
要するに、ズボンのポケットに入れっぱなしにしたまま洗濯しちゃうからなんだけどね。
それほど高いものではないので、何度か同じものを買い換えたのだが、さすがに4個目くらいを洗ってしまった時点で、とうとう時計を持ち歩くこと自体やめてしまった。
19くらいの頃だと思う。
以来、5年前に携帯電話を持つようになるまで、25年以上時計を持ち歩かない暮らしだった。
でもさ。
時計ってのは、なきゃないで何とかなるもんなんだよな。
駅の時計とか、店先の時計とか、何となくチラチラと見ながら歩いてりゃさ。
時間に関してはそんなふうに大ざっぱに行動してたけど、別段不自由はなかったし、待ち合わせに遅れたってことも(あんまり)なかったと思う。
そのくせがついてるので、今でも腕時計にはまったく興味がない。
宝石のように高い腕時計があるけど、あれはいったい何がそんなにいいのかね?
理解に苦しむ。
ましてや「レプリカあるけど買わない?」なんて話には200パーセント興味ありませんのだ。
オレ、けっこう男の必携アイテムっぽいものって興味ないもん多いんだよなぁ。
演出家がそんなこっちゃダメなのかなぁ?
でも、興味ないモノは興味ないもんなぁ。
だから、スパム送ってくんなよな。
て、こんなとこで言っても意味ないか。

ていうか、本物のスパム(ハム)なら大歓迎なわけだがな。
あれは美味いよ。うん。

何の話だ。
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# by mop-makino | 2008-02-20 16:17
忘れていたお宝。
オカモリくんのブログに触発されて、ビートルズからみの話をひとつ。
去年の11月頃だったか、何とかっていうウェブ・マガジンの取材を受けたのさ。
なんか「わたしにとってのビートルズ」みたいな話で。
あはは。
そんなんなぁ。
オレでええんやったら何ぼでも語ったるわ!ってんで喜んで出かけてったわけだが、何かね、「マキノさんの持ってるビートルズ関連のお宝も撮影したいので持参してください」って言われてさ。
これには困ったねぇ。
そんなん持ってないって。
ジョンやポールの直筆サインとか、ビートルズが使用した楽器のピックガードの破片とか、そこまで行かずともオデオン盤の旧いLPとか…ま、持ってる人は持ってるんだろうけどさぁ。
そういや。
京都の百万遍に「RINGO」っていうビートルズ狂いのスナックがあるんですが(そうとしか言いようのないお店です)、そこの壁には額に入ったビートルズ武道館公演の入場券(未使用)が飾られていて、麗々しく「店宝」って書かれてたなぁ。
店宝ってあなた、そんな言葉はないわけだが気持ちはわかるぞ。
そんなもん持ってりゃオレだって大得意で持参するところだが、あいにくそんな気の利いた(大それた)モノは何も持ってない。
それで、ま、『サージェント・ペッパー』の初期のアップル盤(帯にまだ「オール最新曲!イギリスと同時発売!」と書かれてあるやつ)なんかを持って行ってお茶をにごしたわけなんだが。
でもさ、これって別にお宝というほどのこともないわいな。
肝心の音楽自体は現在でも誰にでも入手可能なわけだしね。
で。
後から考えたら、これ持ってきゃよかったなって思えるものがひとつだけあった。
それは、シンコーミュージックから出てたB6判の岩谷宏『ビートルズ詩集』。
たしか中二か中三くらいの頃に買ったのだと思う。
当時ビートルズの全詩集は角川文庫から片岡義男訳のものが出ていて、それが決定版みたいなことになっていたのだけど、正直あまりピンとこなかったのね。
ほとんど直訳ということだったけど、意味がよくわからなかった。
今にして思えば、単純に訳がヘタだったんだけどね。
そこへ行くと、この岩谷宏訳はずいぶんユニークなくだけた調子の意訳ばかりで、単純に面白かったのだ。
たとえば『オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ』のこんな出だし。

「世の中は四次防だなんだとうるさいけど
 愛とは
 もともと
 完全な無防備
 世界にいちばん必要なもの
 そして
 世界にいま
 いちばん欠けているものは
 愛
 愛こそすべて」

なんて感じだ。
ね、ちょっとイイ感じじゃないすか?
いきなり四次防って何だよって感じで(笑)。
(ちなみに自衛隊の「第四次防衛力整備計画」のことね。70年代前半はこれをめぐってよく国会で喧々囂々の大騒ぎをしてた。うっすらと記憶があります)
あるいは『イフ・アイ・フェル』のこんな部分、

「むりな注文かもしれないけれど
 理解してほしい
 オトコゴコロというものは
 まことにせんさいなものであり また
 そんなに何度も何度も
 失恋の痛みに耐えられるものではないのです」

なんてのも素敵だった。
あるいは『ア・ハード・デイズ・ナイト』の、

「本日モ労働ハツラカリキ
 ワレ マサニ
 木偶ノゴトク眠ラントス
 サレド
 貧シキ我ガ家ニ
 愛シノ君待ツヲ知ラバ
 我ガココロ
 大イニ晴ルルナリ」

とかさ。
うん。
今読んでも名訳だと思う。
この岩谷宏って人は初期の「ロッキング・オン」(ロック雑誌ですね)の理論的指導者という気配の人だったのだけど、今はどうしてはんのやろうなぁ…。
後になって同じシンコーミュージックから岩谷訳のビートルズ全詩集も出たのだけど、こちらの方は出版社の要請か、意訳ではなく、ふつうの当たり前の訳に変わっていて、あまり面白くないので買わなかった。
とにかくこの風変わりな訳詩集は、たぶん今は絶版だと思うのね。
でも、この本によって、オレ個人はすごくビートルズが自分の身近な存在に変わったと思ってる。
前にもどこかで書いたかも知れないけど、ビートルズが世界にもたらしたいっとう大事なことは、新しいオリジナルの「モノの見方・考え方・面白がり方」だと思うのよな。
その意味で、この本はとっても「ビートルズ的」なモノだったのさ。
(当然ながら、ビートルズのことを扱った書籍の9割以上はビートルズ的ではない)
オレにとってはビートルズのレコードと同じくらいに意味のあるものだったわけだから、これをオレにとってのビートルズ関連のお宝と言わずして何としようってなもんさ。
長々書いちまったが、ま、そう思ったってだけの話さ。
ついでなんで、最後に『ヘイ・ジュード』の訳詩を引いておく。
オカモリくんのブログ読んで真っ先に思い出したのがこのページだったので。

「全世界のナヤメる男のコたちよ!
 これからかの有名なビートルズの
 ポール大明神が
 きみたちのナヤミの解決法を
 教えて進ぜるのじゃ、よく聞け。

 まず、世界を一人で背負って立ってるような
 気持ちを捨てたまえ。
 なるほど世の中には知的で冷静な連中がいて
 世の中をつめたく見ることでイキがっているようだが、
 そんなのはバカだよ。
 あるいはきみは、
 だれか仲間がほしいのかもしれないが、
 いちばんかんじんなことを教えてあげよう、
 それは
 《なによりもまず、
 きみ自身がなにかをおっぱじめること》
 とにかく、他人や外部に期待して
 いつまでもうじうじってのがいちばんよくないのだ。
 そして、寒い夜なんかは、
 好きな彼女のことでも想ってれば、
 けっこう、ホンワカしてくるもんさ。
 これでイイのだ。」 


はは。
いかしてるよね。
うん。
これでイイのだ。
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# by mop-makino | 2008-02-08 00:14
夢想期。役立たずの。
例年のことだけど、一月というのはホンマに過ぎるのが早いね。
もう二月だ。
キャンプも始まってるし。
今年は年の数だけの豆も食わず、恵方巻きも食べそびれた。
うーむ。
大丈夫か、オレの2008年。

先日、『夢のひと』の千秋楽を観るために北海道へ行ってきた。
旭川近くの深川という町。
こんな遠くの土地で自分たちが作った芝居を観て楽しんでくれた方々がいるというだけで、ちょっとした奇跡のようだし、ずいぶん嬉しい感じがする。
しみじみ、ありがたい。
北海道の旅公演は特にスタッフが大変だったろうけど、とにかく最後まで全員無事であったようで、これもありがたいことだ。
スタッフ、キャストの皆さん、ホンマにお疲れ様でした。
いつものことながら、みんなが笑顔で終われる芝居でよかったと心底思う。

北海道は寒いのだが、当然あたり一面銀世界であって、東京あたりから行くと無条件に「わー、白ーい!」なんて小学生のように喜んでいたのだけど、帰って来た日には東京にも雪が積もってて、何となく損したような気分になった。
ちぇ。
って、ホンマに小学生か。
でも何だか、旭川よりも寒く感じたんですが。
実際にどうかはわかんないけど、体感温度としてはそんな感じで、その日に打ち合わせに出かけたら、何だかやたら寒かったんですが。
そのせいか、今日になって少し風邪のひき始めの感じである。
薬を飲んだので、ぼーっとしてる。
ま、ぼーっとしてるのは今日に限った話じゃないわけだが。

で。
今は来月から稽古に入る音楽劇『ぼんち』のための準備の期間である。
並行してこれから先のいくつかの仕事の準備。
劇団の新作『阿片と拳銃』のこともそろそろ考え始めなくちゃいけない。
考え始めなくちゃいけないのだが、そんなにすぐに考えられないのだ。
その前段階。
というか、ほとんどはとりとめのない役立たずの夢想の時期なんだけど、こういう時期ってオレとしちゃ本当に貴重なものなので、もうしばらくはどっぷりとそういうことに浸ろうと思う。
とにかく明日は、まったく仕事の役に立たない本を読んだり、愚にもつかぬ過去のビデオを観たり、ギターを弾いて「無縁坂」を歌ったりしてやるのだ。

ひひひ。
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# by mop-makino | 2008-02-06 00:00
ビバ、マヌケ!
何やかんやとバタバタしつつ。
ま、毎度のことではありますが。
先週の土曜日は沢田研二さんのコンサートに行った。
いやー、良かったっすね。
1曲目が「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」で2曲目が「ラヴ・サムバディ」だった。
どう良かったかは、もうそれで察してくれ。
ホンマに良かったよ~。
はァ~…。
で。
これまた毎度のことで話は変わるんだが、今週ちょっと笑ったこと。
NHKの「バッテリー」とかいうドラマ撮影中に起こった不祥事。
何かさ、どっかの学校でロケしてて、ドラマの設定上、そこに停まってた車に美術さんが作った岡山の架空のナンバープレートをくっ付けて撮影してたらしいんだけど、そしたら、誰も気がつかないうちにその車がそのプレート付けたまま発車して、どっかに行っちゃったんだって。
それで、関係者があわてて警察に届け出て、当然なのだがいろいろとお叱りを受けたらしい。
あはは。
アホや。
マヌケだ。
こういうニュースは何となくなごむな。
オレ、ラジオで聴いて、ひさびさに声出して笑っちゃったよ。
でも、けっこうマスメディアでは叩かれてたよねぇ。
「NHKがまたやった!」って感じで。
職員によるインサイダー取引が発覚した直後だからというのもあるのだが、こればっかしはちょっと同情してしまったねぇ。
だってさ。
全然別のことでしょ?
ズルいことしたってのと、マヌケってのはさぁ。
ズルはいかんけどさ、マヌケは、ま、しょうがないよ。
いいじゃん、それくらい。
ズルいことをして薄汚いのはきらいです。
でも、マヌケは好きです。
一緒にしちゃいけませんや。

なぁ?
ちょっと落ち着いて行こうぜ。
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# by mop-makino | 2008-01-24 23:57
『ちりとてちん』ノーヒット・ノーラン!
『夢のひと』東京公演は無事に終了しました。
観てに来ていただいた方々、ホンマにありがとうございました。
ええ芝居でしたな。
で、芝居は現在は北海道をツアー中である。
昨日が函館の近くで初日だったはずだ。
オレは次の公演の準備が忙しくなって、さすがに今回は帯同できないのだが、今朝ニュースで観たら、何と旭川で零下30度だとか言ってた。
ひえー。
マイナス30度だぜ。
一行は来週くらいから旭川のはずだからね、ちょっと他人事じゃない。
大丈夫かね、みんな。
ま、役者さんも大変だろうが、毎日のように搬入・仕込みと本番・バラシ・搬出を繰り返さなくてはならないスタッフさんたちにとっては、これはもうかなりの荒行ツアーだろうと思う。
くれぐれも無事を祈りたい。

ところで。
話は違うけど、今朝の『ちりとてちん』(第90回)は傑作だったね。
もちろん話そのものも感動的な回だったけど、いっとうすごかったのは場面がヒロインの実家の居間一つだけだったことね。
場面が一つだけってことは、オープニングタイトルを除けて14分間の舞台劇を書くのと同じってことだ。
これを書くって実は大変なことだよ。
手間も格段にかかるしね。
少なくともオレは朝ドラでは初めて見た。
朝ドラの場合、通常は10~15くらいの場面で構成されている。
昔はシーン自体が長くて、5~8つくらいの場面で出来てるものが多かったけど、最近の朝ドラは、視聴者を飽きさせないという理由で展開の早さが求められる傾向があって、そうすると必然的にシーン数が増えるのね。
少なくとも『まんてん』を書いてた時にはそう言われた。
特に最初の頃なんて一回で20シーン以上無理矢理盛り込むこともあった。
それで、中盤くらいからやっと「そろそろ10~13くらいのシーンでまとめて行ってください」なんて言われたものだ。
オレは基本が舞台の芝居書きだから、長めのじっくりした場面が好きなのだけど、ドラマというのはそんなものかと思い、たいていは注文されるままに書いてたんだけどね。
でもね、ちょっと反骨心みたいなものもあって、ヒロインの満天が陽平にプロポーズする回だけは登場人物二人だけで1シチュエーションで一気に14分書いてやると内心で思ってたのね。
これ、結果的には間に回想シーンを挿まざるを得なくなって医者役の人なんか出て(佐藤心だった!)登場人物3人になってしまい、台本上の場面数(シーンナンバー)も増えてしまったのだけどね。
でもね、志としては、オレにだってそういうのあったわけよ。
だから、今朝の放送観てて、途中で「お? これはもしかして?」と思ってからは、「おう、ガンバレ、このまま行け、途中で場面変わるな!」と妙なところで手に汗握ってた。
まるでノーヒットノーラン達成の瞬間を見守ってるような気分だ。
ま、たかが朝ドラでそんな見方してる奴もどうよって感じなんだけど。
で。
結果はもう見事としか言いようがない!
台本上のシーンナンバー表には「S#1 小浜和田家の居間」とだけしかないはずだ。
あはは。
これは痛快だったなぁ。
オチの台詞もこれ以外にないくらいに決まってるし…。

いや、今日はええもん見せていただきました。

ま、オレもがんばれって話だがな。
ばふ。
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# by mop-makino | 2008-01-18 23:41
あけまして。今さらですが。
えー、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくってことで、ひとつ。
年末年始は、ま、バタバタはしておりましたが、穏やかなお正月ではありました。
何というか、その、ありがとうございます。
何だかとりあえずいろんな人に感謝しておきたい気分なんで。
サンキュです。
で。
今日からサンシャイン劇場の『夢のひと』の仕込みです。
このお芝居は、ほぼ二年前になるけど、大阪の吹田メイシアターで初演したものです。
とてもいいお芝居だったので、キャストたちとぜひ東京で再演しようという話になって、ま、紆余曲折はあったけど、ようやく今回の上演にこぎつけたものです。
昭和初期の大阪の女郎置屋を舞台にした上質な人情劇であり恋愛劇です。
人情劇で恋愛劇なんだけど、不思議にあまりベタベタしてないんですね。
ささやかなんですけど、とてもハートフルな良い芝居なので、ぜひたくさんの人に観ていただけたらと思います。
9日~14日、池袋のサンシャイン劇場です。
その後、北海道の9箇所で旅公演があります。
北海道でこのブログを読んでる人なんて、まぁほとんどいないでしょうけど、お近くに来るようでしたら、これを機会にぜひ。
ね。
だまされたと思って。
いや、別にだましゃしませんが。
では、とりあえず今日は仕事始めなんで、こんなもんで。
ちゃお。

だから何だおー、ちゃおって。
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# by mop-makino | 2008-01-08 02:03
では「良いお年を」ってことで。
いやー、自分でもちょっとびっくりするくらい更新してなかったわな。
なぁ。
酒井のオヤジか。
えー、かいつまんで報告すると、『夢のひと』は14日に大阪吹田メイシアターで無事に幕を開けた。
で、その後19日に福岡、20日に大分で公演を行って、年内は無事に終了した。
オレは20日の大分はパスさせてもらって、東京に帰って扉座の『Love Love Love R36』の千秋楽を観て、打ち上げに参加して、それで今年は仕事納めにした。
それから一週間、まるで何かに復讐するかのようにダラダラと過ごして現在に至る、というわけだ。
ま、報告っていうほど大した話じゃなかったな。
でも、まだ部屋なんか全然片付けてないのよ。
散らかりっぱなし。
「休みになったら、ちゃんと部屋を片付けよう。そしてもっとちゃんと生きて行くのだ!」と固く心に決めていたのに、一週間以上たってもこの体たらくだ。
旅の荷物も解いたのはつい先日で、洗濯をしたのはやっと昨日だ。(今日は雨が降るってんで慌ててね)
何だか絵に描いたようなダメダメぶりである。
が、しかし!
いいのだ!
何やるにしたってさ、基本は「やりたくなったからやる」でなきゃダメさ。
特に芝居なんてなァ誰に頼まれてやってるもんでもない。
こちとら好きだからやってんだ、ベラボーめ。
忙しがってやるほどエラそうなもんじゃないし、同時に、心に余裕がなくてやったっていいモンが出来るわきゃないんだしね。
ま、しばしオーバーホールってことで。
見逃してくんな。
で。
話は変わるが、それ以上にそんなこと何今さら言ってんだって話だが、朝ドラの『ちりとてちん』はおもろいよなぁ。
笑えて泣けて、朝ドラの理想だなぁ、こういうの。
今週も最後は「うぐっ」って泣けたが、特に先週の土曜のやつなんかもう号泣だったもんなぁ。
オレ、もうほとほと好きよ、今回のやつは。
でも、他人事ながら、こういうのって鈴木部長はイヤだろうけどなぁ。
『ちりとてちん』が始まったばかりの頃に「抜群に面白いっすよ」って言ったら「だから観ないようにしてんだよ~」って辛そうな顔で言ってたもんなぁ。
ま、そんなん言わんと、どっちもがんばってって話やねんけどな。
ていうか、そんなん言わんと、オレもがんばれやって話やねんけどな。
うん。
でも申し訳ないけど、オレ、あともう一週間くらい休むわ。
ごめんな。

ほな、みなさん、とりあえず良いお年をってことで。

ちゃお。

何だ、ちゃおって。
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# by mop-makino | 2007-12-29 00:17
どうにかアライヴっす。
えー、ダンボールどもは資源ゴミとして去りゆき、家の中はようやく少し落ち着きました。
四日ほど前に電話とパソコもようやく復旧しました。
福岡の大野城にも行ってきましたし、扉座に台本も渡しました。
『ナツひとり』も無事に閉幕しました。
一息つきたいのはヤマヤマなんですが、『夢のひと』の稽古が始まってしまいました。
しかも初日は12月14日だ。
げ、二週間後じゃん!
びえ~。
ま、仕方ない。
あとひとふんばりですか。
うむ。
しかしだよ。
それにしたって忙しすぎないか、これ。
11月も演舞場と文学座で公演がかぶってたけど、12月も自分の名前が載っているチラシが3種類ある。
銀河劇場の『ハレルヤ!』と扉座の『LOVE LOVE LOVE R36』と『夢のひと』である。
『夢のひと』は再び大阪の吹田メイシアターで初日を開けて、その後、福岡と大分で1ステージずつやって、年明けからサンシャイン劇場、その後に北海道の旅公演という、なかなかにハードな公演だ。
今手元にチラシを並べてスケジュールを検討してみたら、何と『ハレルヤ!』も扉座も一回ずつしか観られないことがわかった。
オレは自己愛がすばらしく強く、自分が書いたり演出したりした芝居を観るのが大好きなので、こういうのはけっこうつらい。
特に書いただけの作品などはわりとお気楽に観られるので、最低でも二、三回は観たいとこなんだが、どうにもなんない。
び~。
ま、そんなわけで今しばらく落ち着かない。
元来この日記は書き仕事で家にこもってる時の現実逃避として書くことが多かったので、現場に出かける仕事が続くと面倒くさくなってなかなか更新できないのよね。
なんで当分また書けないかも知れないが、関係者各位は心配しないでください。
ま、何とか生きてますんで。
あ、そういや『ナツひとり』はお正月にNHKで劇場中継をやってくれるらしい。
地方在住でご覧になれなかった方は、ぜひお楽しみに。
『エンジェル・アイズ』DVDも鋭意製作中です。
テレビでやったのとはまた全然違って(収録場所も日時も違います)、全体的にバカ度もカッチョ良さ度もアップしてます。
こちらもぜひ。

ていうか、こちらこそぜひ!

PS
ひろタコさん、コメントどうも。
その本のことは6月くらいのこのブログに書いてあります。
よかったら読んでみてくらはい。
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# by mop-makino | 2007-11-29 22:56
ダンボール・クレイジー。
にわかに引越しということになった。
が!
オレのようにちゃんとしてない人間が11年も住んだ家を移るというのは、これはもうホンマに一大事である!
いばることか!
いばるわ、とりあえず!
とにかく、仕事柄資料とか本とかが溜まりに溜まっているので、もうイヤになるくらいのダンボールの量だ。
ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ダンボール、ウギャー!やわ。
もうイヤやわ。
ああ、ダンボールの海よ。
ダンボールの山脈よ。
今オレはダンボール国の住人。
そんなダンボールと格闘しつつテレビつけたら、麒麟の田村という芸人さんが貧乏してた頃にダンボールを食べた話してた。
食えるのか、これ。
食ったろかい、いっそ。
ていうか、ここ来て食ってくれ全部。
ああ、もう。
ダンボール食べるバクテリアとかいないかな。

というわけで、しばしオレはダンボール・クレイジーだ。
どんなだ。
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# by mop-makino | 2007-11-13 19:04
『ナツひとり』&『殿様と私』無事開幕!
『ナツひとり』@新橋演舞場と『殿様と私』@紀伊国屋サザンシアターの二本の芝居は無事に幕が開いた。
長いこと芝居をやってるけど、さすがに新作の初日が二日連続ってのは初めてじゃないかと思う。
おおッ、もしかしてブームかッ?
世間はオレブーム到来なのかッ?
と言いたいとこですが、そんなこともないです。
ホンマにたまたまっす。
どうせなら一ヶ月くらい公演時期がズレててくれりゃよかったのにと思うけど、ま、なかなかそううまくはいきませんわな。
で。
数少ないオレファンにはお金がかかって申し訳ないが、どうか今月は二本観てください。
自分で言うのも何ですが、どちらもとても良いお芝居です。
ナツ役の仲間由紀恵は少なくとも最初の4ステージではどんどん良くなっていったし、昨日覗いた4日目の文学座も初日の硬さが取れていい感じに転がるようになっていた。
ま、昼間に『ナツ』を観て夜に『殿様』を観るというのは、なかなかパワフルな二本立てになりますが。
ていうか、ホンマにお腹いっぱいになりますが。
ま、そこんとこはよしなにひとつ。
しかし、こうして二本並べて観ると、我ながらホンマ節操ないって思うけどね。
そこがオレのいいとこよ。
ま、無理にもそう思って。

24時間営業の紳士服屋の謎はいまだ解けぬ。
誰か、誰か教えて。

プリーズ!
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# by mop-makino | 2007-11-06 18:39
謎だ。
『ナツひとり』は無事に稽古場を終了して、今日から劇場仕込み。
明日は道具調べと明かり合わせで、まぁ、立て込んだ大道具をチェックして、照明を作る作業である。
演出家としては、この日は基本的に眺めてるだけで良いのでラクな日ではある。
本番通りのセットや照明が出来上がってゆくのを見るこの日は、徐々に物語の世界が立ち上がってゆくのを目の当たりにする日でもあって、好きな日でもある。

ま、それはそれとしてさ。

芝居とは関係ないんだけど、今すっごい疑問が一つあってさ。
高円寺にある紳士服量販店のことなんだけど。
高円寺ってのは、おそらく若い独身の男が暮らすにはとっても居心地がいい町だと思うのね。
手ごろな飲み屋さんもいっぱいあるし、古本屋や古着屋なんかも多いしね。
駅のトーキューストアは24時間営業だし、周囲には吉野家も松屋も富士そばもあって、これらも当然24時間営業だ。
コンビニだってじゅうぶんすぎるほどある。
そういや「天下一品」もあるしな。
うむ。
それにしてもすごいよね、日本って国は。
こんなに24時間営業の店が多い国は世界には他にないんじゃなかろうか。
ニューヨークにも24時間営業のスーパーマーケットとかデリとか時々あったけど、こんなに乱立してた場所はなかったし。
それだけまだ治安のいい国ということなんだろうか?
ま、いいや。
でさ、どうしてもわかんないのが、駅の近くにある紳士服量販店も24時間で開いてることさ。
何でだ?
夜中の3時や明け方の4時にスーツ買う客がいるのか?
わからん。
解せんわー。
どう考えたって、店を開けてる人件費やら電気代やら以上の売り上げが深夜にあるとは思えないのだがなぁ。
そりゃ急にお通夜だ葬式だってことになって喪服買いに来る客くらいはいるだろうけど、そんな客が一晩にそう何十人もいるものではなかろうに。
なぜ?
なぜ24時間営業してはんの?

誰か知ってる人いたら教えてくり。
すっげー気になってんだよ。
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# by mop-makino | 2007-10-29 00:49
しばらくっす。
あー。
はー。
何かすげー更新してなかったのね。
前に書いてからもう一ヶ月くらい経ってるのな。
けどね、何ちゅうかあれから怒涛の日々だったのよ。
忙しい、っていうかね、何かホンマに余裕がなかったの。
その間に阪神はみるみる失速し、CSも終わってしまい、リーグ優勝は巨人だが日本シリーズは中日が出るというよくわからないことにもなっている。
その間にオレは何をしていたかというと、ひたすら十一月一日初日の新橋演舞場公演『ナツひとり』の稽古中だったのだ。
いやぁ、これがねぇ。
やっぱりこの規模でオリジナルの新作をやるというのは大変なもので、稽古以外にも打ち合わせだの音楽録音の立会いだの何だのっていろいろあって、マジな話、けっこう毎日遅くまでかかってて、家に帰ればクタクタやったのよ。
先週やっと一日休みがあったのだけど、ほとんど外には出ずに、電話も一切出ずにもうひたすらゴロゴロしてた。
本当は文学座の『殿様と私』の稽古場にも顔を出さなきゃいけないとも、扉座に頼まれてる台本の構想を練らなきゃとも思ったのだけど、とてもじゃないがそんな元気はなかった。
そして、そんなこんなしてるうちに早くも稽古は大詰めなのである。
稽古場も残すところあと四日だ。
その後劇場に入れば、毎度のことながら、さらにシビアな時間との勝負である。
うへー。
早えー。
しかし、今回もうまく行けばとても良い芝居だと思うよ。
いや、うまく行けばってのもちょっと無責任な言い方か。
ま、当然うまく行かせるわけだがな。
それが仕事なんでな。
主演の仲間由紀恵さんもがんばっておるしな。
本格的な舞台は今回が初めてみたいなもんだそうだけど、怖さも楽しさもまだ知らないわけだから、ひたすら真っ直ぐに打ち込んでて、日々どんどん良くなってる。
たいへん頼もしい。
そういや、ちょっと違う話なんだが。
長らく会わなかった人同士が挨拶する時には、よく「お久しぶりです」なんて言ったりするけど、でも実はこれってけっこう最近の言い回しで、昔は「しばらくです」「しばらく」などと言ったものなんだそうだ。
これは二十年くらい前の山口瞳さんのエッセイで知った。
(もちろん「お久しぶりです」なんてのもまったく言わなかったわけではないだろうけども)
そういや、山田太一さんの脚本だと、よく「やあ、しばらく」ってのが出てくるよね。
ある世代から上にはそれが当たり前だったってことの証左だと思う。
こういうことって、日常生活ではどっちであろうが大した意味はないんだけど、劇作上ではけっこう大切なことなんだな。
その時代の雰囲気とかかもし出すディテールとして大切なのだ。
今回の芝居にも「しばらくね」という台詞があるのだが、それをつい「お久しぶりね」と言ってしまったナツに対して得意顔で上記のようなウンチクをたれたオレだ。
ある意味、絵に描いたようなオヤジだ。

ま、オヤジだからいいんだが。

PS
その1
あの後、バーベキューは二回もやった。
幸せやった。
やっぱ人生はバーベキューやな。
これからできるだけいっぱいやろうと決意したことよ。

その2
NHKが放送してくれた『エンジェル・アイズ』は、2時間の編集バージョンなので、仕方ないこととはいえ、いっとう面白いところがカットされてる気がしますな。
完全版はぜひDVDで!
頼むぜ、みなの衆!
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# by mop-makino | 2007-10-24 01:23
夏の名残り。
『エンジェル・アイズ』、無事に終了しました。
ご来場くださったみなさん、ホンマにありがとうございました。
お花や差し入れなどをくださった方々も、ホンマにありがとうございます。
上演を決めた時には、やっぱけっこう無理あるかなぁ、しんどいかなぁと案じてたんだけど、実際にやってみると自分たちでも意外に楽しかった。
ま、何にせよ無事に終わってホッとしてます。
劇団公演の期間というのは、一年のうちでもっとも濃密な期間なので、終わってから日常に復帰するのにちょっと時間がかかる。
生活のすべてが公演最優先になってて、おかげで家の中もしっちゃかめっちゃかだし、雑事も仕事もたっぷりと溜まってるし。
うへー。
洗濯だけでまるまる二日はかかるからね。
うへー。
そこへ持ってきて体力的にも落ちきってるから、ここで下手をすると風邪なんか引き込んで寝込むことになるので、ま、いろいろ休み休みやっている。
んで、しばらく休んでたウォーキングも再開した。
まだ暑いんだけど、それがいい。
世間的には9月も下旬になろうってのにこの残暑はいただけないって感じなんだろうけど、オレとしちゃもうちょっと夏の気分を味わいたいのね。
だもんで、セミの声なんか聴くと嬉しくって仕方ない。
「もうちょっとがんばれ、おまえたち」って気分ね。
これがある日突然ピタッと鳴かないようになって、それで季節が秋になるのだろうねぇ。
はぁ~。
ま、秋になったからどうのなんて暮らしは、ここんとこまったくしてないわけだが。
あ、そういや今日久しぶりにTVチャンピオン見たよ。
和菓子王決定戦みたいなやつ。
楽しかったなぁ。
工芸和菓子っていうの? 和菓子で盆栽やら刺身の舟盛りみたいなのをできるだけリアルに作るの。
何だろうね、あれ。
羊羹に絶妙な着色なんかして赤身や白身魚の刺身そっくりに作ったりしてさ。
その技術自体はすごいんだけど、作ったモノ自体にはあまり意味がないってのが面白い。
和菓子で作られた舟盛りったってねぇ。
「わぁ~すごい、本物そっくり!」って思うけど、それだけならロウ細工の食品見本だって同じなわけでさ。
和菓子でできてるってのがすごいけど、和菓子である必要はまったくないわけで。
でも、こういうのが大好きなのよね。
フェイク・フェチだからね。
フェイクっていえば話とぶけどさ、高円寺にあるバーに小次郎そっくりのバーテンがいるんだよな。
小次郎ってのはこの前ゲイリー少尉を演じてた本郷小次郎ね。
何かさ、顔つきはもちろん、背格好から髪型から物腰まで、見れば見るほどよう似てるんだよね。
こういうの、もう愉快なんだわ。
いつか小次郎を連れてって二人を並ばせてみたい。
すげー並ばせたい。
並ばせて何の意味があるのかっていうと何の意味もないのだけど、何だかそういうことが愉快で仕方ないのだよなぁ。
何だろうなぁ、これ。
やっぱフェチってことなんだろうけどな。
あと、今の最大の願望ってバーベキューなのだが。
人生の最大の快楽って、もしかしたらバーベキューなんじゃないかと思うのだよなぁ。
いや、大げさじゃなくさ。
自分の好きな人たちとバーベキューをするってこと以上の快楽って、そうないと思うんだよな。
よし、絶対やろ。
夏の名残りのあるうちにな。

何だか久しぶりに書いて、やっぱおっそろしく無駄話だなぁ。

ま、いいや。
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# by mop-makino | 2007-09-21 00:53
そういや。
昨日書こうと思って書き忘れてた。
今回、エリオットという少年記者の役をやる大原やまとはハリー・ポッターに似ている。
ハリー・ポッターに似てるというのでオーディションでとったのだ。
というわけで、ハリポタ・ファンの人も観にきちゃいかがか。
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# by mop-makino | 2007-09-03 12:53
『エンジェル・アイズ』絶賛上演中!
ちょっと更新を怠ってしまったけど、『エンジェル・アイズ』は面白いよー。
芝居は生き物なので、日々手を入れて、舞台はどんどん良くなっていると思う。
ただし、体力勝負の芝居なので、その点だけが大変である。
全員クソ暑い最中からずっと稽古してきて、ほぼ休みなしで現在まで来てるからね。
疲労のピークはとっくにきてると思うが、ま、ここはもうひとふん張りするしかない。
てなわけで現在紀伊国屋ホールで絶賛上演中である。
土日はさすがに超満員御礼で、せっかくキャンセル待ちで並んでもらっても入ってもらえなかったお客さんも大勢いたけど、残りの平日4ステージはまだまだ大丈夫です。
どうか、たくさん来てください。
ていうかね。
これはとってもエラそうに聞こえるかも知れないけど、最近は、(おい、ウチの芝居は何でも今のうちに観ておかないともったいないぜ!)っていう思いが強いのよね。
何度も書くけど、こんな芝居やってんの、たぶん日本でオレらだけだしね。
それにさっきも書いたけど、芝居ってナマモノなんで、そんなにいつまでも観られるわけじゃない。
今回の『エンジェル・アイズ』は娯楽作品として上等な出来だけど、間違いなく今回しか観られません。
再演はしません。
万が一、今後、他の誰かが上演したとしても、今回以上のものは絶対に出来ません!
断言できます。
今回の上演が、この作品のベスト&ラストです!
そんなわけで未見の方はこの機会にぜひ!

待ってるぜ、アミーゴス。
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# by mop-makino | 2007-09-02 10:28
『エンジェル・アイズ』仕込み前夜。
ふうー。
やっと今日、一日休みだよ。
もう、いつ以来かもわかんない。
人間やっぱ休まんとダメだわなぁ。
今回は久々に体力勝負の芝居で、ある程度の覚悟はしてたつもりだけど、さすがに稽古の最後のほうはきつかった。
やること満載で、もう休みを取る余裕が全然なかったし。
でもって、連日の猛暑だし。
みんなも体力的に相当きつかったと思うので、今日一日のオフはそれぞれいいリフレッシュになってくれてることを祈るばかりだ。
昨日は二度目の通し稽古をしてから、錦糸町の稽古場を撤収。
あとは明日劇場に入ってからの三日間が勝負となる。
だから、何となく今夜は、決戦前夜のアラモの砦みたいな気分なのね。
しかしだよ。
芝居の出来は抜群に面白い。
いや、マジで。
『水平線ホテル』のときも思ったけど、こんな劇団、他に見たことないもん。
日本中の他のどんな劇団にも似ていないと思う。
だって、いい年した大人が真剣に西部劇やってんだぜ?
しかもさ。
格好いいんでやんの。
笑えるわー。
我ながら何だろうって思うのよな、この不条理な情熱は。
何かね、こういうこと言うと眉唾って思うかも知れないけど、今回こうして完成するために15年前の初演はあったのだなぁってつくづく思うのよ。
今回の舞台では、15年前のオレたちでは出来なかった部分も一杯あるし、また15年後のオレたちには絶対に出来ない部分も一杯あるしね。
今回の、まさにこのタイミングでなけりゃダメだったんだ。
だから、間違いなく再演はもう二度とない。
今回観ないと二度と観られません。
くどくは言いません。
ぜひ観にきてください。
ナイスな超娯楽作品です。
大人も子どもも、男も女も、みんないらっしゃい。
素敵な時間をお約束します。
インディアン、ウソつかない。

ま、インディアンじゃないけどな。
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# by mop-makino | 2007-08-22 02:01
ナツいぜ……。
「ナツいぜ……」と数年前の竹ノ内豊ふうにつぶやいてみても、いかんともしがたい暑さなわけだが。
って、このフレーズ、去年も一昨年も書いたな、たしか。
竹ノ内豊にもある意味同情するな。
CMであんな駄洒落を言わされてしまったばっかりに、こうして毎年オレに苦笑され続けるのである。
ま、それも人生だが。
いやしかし。
それにしてもナツいぜ。

でも、オレは夏が好きなんである。
いいよ、夏。
昔、中学生の終わり頃から二十歳前くらいまでの間は、夏が大嫌いだったんだけどね。
というより、積極的に冬のほうをヒイキにしていた。
夏が好きだなんて公言するやつは内心で軽蔑していた。
人間はやっぱ、キリっと寒い冬でしょう。冬をこそ汝が友とせよってなもんだと思っていた。
これは今から思えば、まぁ、つまりは思春期だったのである。
思春期だからさ、いろいろと片思いなんかしてて、そうなると北杜夫からの流れでトーマス・マン方面に入って、トニオ・クレーゲルなんてまさに他人とは思えないと思って暮らしていたのである。
ロックとかもテイク・イット・イージーなアメリカ方面には行かず、ビートルズに義理立てしてブリティッシュ一辺倒だったから、そうなると何というか、こう、陰鬱で荒涼とした情感のほうに憧れがあったのだ。
ま、バカだったのだね、アリテイに言えば。
同じ思春期で女の子を好きになるにしても、これがアーウィン・ショウでも読んでイーグルスなんか聴いてたら、もう少しマシな青春だったろうとも思うのだが、こういうのはめぐり合わせというか、ご縁みたいなものなのでどうにもならない。
さて。
とにかく夏が嫌いだと公言してはばからなかったオレなのだが、二十歳になる頃に猛然と反省心が起こってきた。
いい若いモンが夏が嫌いでどうするのかと。
そんなこっちゃ情けない。若者らしくない。そんなことでどうするかと。
そこで「よし、オレは今日から努力して夏が好きな男になるぞ」と決心した。
場合によっちゃ山でも海でもプールでも行こうじゃないか。
そして、水着のギャルなんかとも積極的にお友だちになろうじゃないかと。
その努力の結果、オレは夏が好きになったのである。
(ま、水着のギャルとはあまりご縁がなかったが)
うむ。
意志の力とは実にエライものである。わがことながら何と立派なことだ。
……と、ごく最近まで思っていたのである。
思っていたのであるが、それは大きな間違いだったことに先日気づいた。
ていうのはね。
よくよく思い起こせば、オレ、小学生の頃は夏がいっとう好きだったのよ。
理由は夏休みがあるから。
あと、スイカとか冷や麦が好きだったから。
考えてみたら、それが中学生になって、ちょっとオマセになって、無理してただけなのだね。
格好つけて「冬が好きだ」と言ってただけなのだ。
他の人とちょっと違って「冬が好きだというマキノ君が個性的で好き」とある特定の女子に思われたかっただけなのだ。
うーむ。
われながらバカでほとほと呆れるわ。
そうなの。
もともと夏が好きなの。

夏が好きだという理由はいろいろあるのだが、いっとう大きいのは「暑くて頭が働かない」からである。
頭がいつもボーっとしている。
生きてるだけで精一杯という感じがあって、炎天下を移動していると、木陰で一瞬涼むだけで嬉しかったりする。そういうシンプルな状態が好きなのだな。
「考える」というより「直感で動く」というのに近くなる。
このひと月あまり、よく散歩をしているのだが、公園などで蝉がわんわん鳴いてるのなんか聴いてると幸福な気分になる。
阿久悠さんじゃないが、自分が死ぬ時にはこういう季節がいいと思ってしまう。
暑くて暑くて、自分も周囲も過剰にセンチメンタルにはなれない季節だという気がする。
うん。
こういう言い方は不謹慎なのかも知れないけど、阿久悠さんはとてもよい季節に亡くなったと思う。
とてもお似合いの季節に、というか。

強引に我田引水するけど、『エンジェル・アイズ』というのも夏にお似合いの芝居である。
もう、どんどんぶっ飛ばして行くかんね。
観なきゃソンだと思うよ。
みんな、チケット買ってくれい!

さて、今日も暑いぜ!
夜はビールが美味いぜ!
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# by mop-makino | 2007-08-09 11:18