マキノノゾミのブログ
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合掌。
どうでもいい話を更新するとか言ってたのに、加藤和彦さんが自殺してしまった。
「自殺」というのが、信じられない、どうしても。

しかし、まぁ、事実は厳然として事実である。
まさに、悲しくてやりきれないのだが、どうしようもない。

加藤和彦さんはミカバンドの頃よりも、ソロになってCBSに移って所謂ヨーロッパ三部作のあたりからよく聴いてた。
『パパ・ヘミングウェイ』が最初の傑作で、『うたかたのオペラ』を挟んで『ベル・エキセントリック』でとんでもなく極まり、その後の『あの頃、マリー・ローランサン』でまったく別の極まりを見せ、その後も『ヴェネツィア』、再びEMIにもどって『マルタの鷹』という傑作を作った。
この頃はとにかく本当によく聴いてた。
M.O.P.の芝居でも本当によく使った。

ていうか、オレ自身は80年代の半ばくらいから新譜というものをあまり聴かなくなったので、この辺の音楽は今でも日常的に愛聴してたのだ。
今年だって、『悲しきチェイサー』を書く時には、もちろん『マルタの鷹』をしつこいくらいに聴いてたし、坂崎幸之助さんと組んだユニットの「和幸」は『リボルバー』を書いてた時期の愛聴盤だった。(和幸の『ひっぴぃえんど』は客入れに流してたくらいだ)

それなのに。

どういうことなんだ、これは?

わからない。

自殺なんていうイメージからは、もっとも遠い人だったのに。

やりきれない。

今年は何なんだろう。
忌野清志郎が亡くなって、加藤和彦も死んじゃうって、いったい……。
そういや、マイケル・ジャクソンも死んだな。

何というか、そういうものなのか。
世の中って。

そういうものなのか?
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# by mop-makino | 2009-10-18 22:54
ログインしたぜ!
おお、ログインしたねぇ。

いやいやいやいや、実に長いことほったらかしみたいになってたが、ま、いろいろあったわけだ。

ていうかね。
簡単にいえば、パソコンを新しいのにしたのよね。
そしたら、ブログ書くのに改めてログインしなきゃならなかったんだけど、これがねあなた、パスワードを忘れちまってたのだ。
いや、忘れたっていうか、覚えてたつもりのパスワードが間違ってたのね。
で、何度トライしてもログインしないので、

じゃ、もういい! 寝るッ!

てな日がずーっと続いてたわけなんすよ、ええそうなんすよ旦那。

で、ま、『リボルバー』終わってからもいろいろあって、今は明治座の11月公演『晩秋』の稽古中である。
またもや一杯一杯の日々だ。

で、ブログなんて更新してる場合でもないんだけど、これからは再びどうでもいい話を少しずつ書いてゆくことにする。

ま、ぼちぼちってことで。
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# by mop-makino | 2009-10-11 23:20
デイリー礼賛。
旧聞となるが、衆院選、民主党圧勝だったねぇ。
ま、さもありなんだけど。
で。
さすがだったのは翌朝のデイリースポーツだ。
翌朝はスポーツ新聞といえどもさすがにほぼ全紙「民主圧勝」が1面トップだったのに対し、わがデイリーだけは敢然と鳥谷が1面だ。
「不敗弾&V激走痛快G民党倒した CS5差!」
「5カード連続勝ち越し!セ~権交代へデイリーも1票!!」

あっぱれである。
これぞ正しい偏向報道のあるべき姿じゃなかろうか。
とくに「G民党倒した」というところと「セ~権交代」云々というところが無理矢理っぽくていいと思う。

清々しくさえあるな。

あと岡田前監督への電話取材による「岡田の法則」というコラム記事も、前監督の語調がそのまま伝わって、それがまたけっこう過激で、愉快で仕方がない。
書き出しが
「だからもう、きょうは見出し的には『阪神フロントに告ぐ!』でええんとちゃうか」
で、最後には
「だからもうさっきのあれで言うたら、記者は、大阪弁でもなに弁でもわかるように書かなあかんゆうことよ」
といった具合。
おもろいなぁ。

あと松下雄一郎記者のコラムは毎回泣けるしなぁ。
オレが文科大臣だったら、国語の教科書に載せたいくらいな文章だなぁ。
江夏さんの試合評も、最近ではもうすっかり練れた文章で、相変わらず内容濃いしなぁ。

基本、愛に満ちてるのだな、紙面が。

うむ。

愛と見識。
これであるぞ。
どんなものでも大事なことは。

いいぞ、デイリー!

阪神もついでにがんばれ!
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# by mop-makino | 2009-09-02 01:38
ゲットバック。
某日、某君の誘いがあって、東京ドームで巨人横浜戦を観た。
ま、某君てオカモリくんなわけだが。
本当は同日に神宮で行われていたヤクルト阪神戦に行きたかったところだが、夏休みの阪神戦などいきなり観たいと思っても、今じゃそうは行かない。
巨人戦だって本当はそうはいかないとこだが、そこはオカモリくんのグレートなコネクションで、何とバックネット裏の特等席の切符だった。
いやぁ、楽しかったねぇ。
だって審判の真後ろだぜ。
ほとんど昔の野球中継のカメラ位置だ。
球が曲がりもよくわかる。
散歩の途中、草野球なんかに出くわすとよくその位置で観るのだけど、それだけだってずいぶん楽しいのだが、それが選手が全員プロなんだもん。
何ちゅう贅沢やねん。なぁ?
センターにきれいに抜けたと思った当たりをショートが飛びついて捕球したりね。
そういうスーパーキャッチなんか、もう本当にスーパーに見えるのさ。
その度にキャー!だ。
まぁ、良い夜であったことよ。
オカモリくん、ありがとうな。

で、野球の話はここまでな。

で、これは球場に入るときに話してたことだが、さぁ今から球場に入って野球の試合を観ようってのは、何でこうもワクワクするのかねってことだ。
誰でもが言うことだが、入り口をくぐってスタンドに出て、初めて目の前にグランドが広がったときの気分の良さったらまったくないしね。
最近、こんなにワクワクしたことって他にあったかなと思う。
たぶん5月に神宮でヤクルト阪神戦観たとき以来だ。

あ、そういや思い出したが、沢田さんのドームコンサートのときも思ったな。
あ、そういや場所も同じだ。
そういやじゃねえよ、覚えとけよ。

ま、それはそれとしてさ。
「昔は芝居を観に行くときだって、そんなふうにワクワクしたもんでしたけどねぇ」と言うオカモリくんの言葉に、深くうなずいたオレさ。

うん。

そういや、昔はそうだったなぁ。
下賀茂神社で状況劇場みるなんてのは、もう一大イベントだったもんなぁ。
ワクワクしたよなぁ。
つか事務所や自由劇場の「上海バンスキング」なんかは当然として、名もない小っちゃな学生演劇の芝居観に行くなんてのも、けっこうワクワクしたもんだよ。

「で、最近、あんまりワクワクしませんよねぇ」
「そうだねぇ、あんまりワクワクしないねぇ」
「なぜなんでしょう?」
と、お互い自分のお客さんたちにはあんまり聞かせられないそんな会話をしながら、思ったのね。
なぜワクワクしないのかっていうと、それは会場で誰かしら関係者に会うからではないのか、と。
主催者側でも観客側でも、顔見知りの関係者に会ったりするから、あんまりワクワクできないのかも知れない。
何か関係者に会うと思うと、ちょっと構えちゃうとこあるんですね。
見栄を張る、というか。
面白くてもつまんなくても涼しい顔をしてなきゃいけない、みたいな。

ま、自意識過剰なんだがな。

でさ。

実は、この間、まったく知らない初めての劇団の芝居を下北沢で観たのさ。
ふらりと行って、当日券で入って。
これがねあなた、ちょっと楽しかったんですよ。
いや、お芝居の中身がってわけじゃなくて、その出演者にも客席にも誰も知り合いのいないって感じが。(厳密には客席に一人いたのだけど)
スズナリで、けっこうお客さんもたくさん入ってて、でも、その劇団の芝居については、基本的に予備知識がないのね。
開演前に、久しぶりにちょっとワクワクしたな。
そうそう、昔、学生なんかの頃味わったあの感じ。
そんな頃もあったのですよ、ボク。
誰だボクって、オレだオレ。
ていうか、こう見えても、基本、演劇ファンなんだぜ、けっこうオレは。

て、今さら何を言ってるって話か。

でもね。
これ、大事なことだと思ったのよ。
ちょっとこれから知らないとこ、一人でいろいろ観に行こう。
ていうか、関係者がいようがいまいが、あんまり構えずに、ワクワクする心持のほうを優先しよう、自分の中で。
何ぼほどのモンですか自分。

て思ったって話さ。
ま、初心に帰れってことですな。

ええ話や。

あれ、そうでもないか。
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# by mop-makino | 2009-08-22 01:41
『リボルバー』無事終了。ついでに夏休みも(泣)。
えーと。
劇団M.O.P.セミファイナル公演『リボルバー』、お陰さまで無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
いよいよあと一回。
来年もどうぞよろしくでございます。

って、いつの話やねん。

日が経つのが早いぞ。
早すぎるわ。
『リボルバー』終了してアッというまに一週間が経ってしまった。

もう一度いう。

日が経つのが早すぎる!

この間、何をしていたかというと、ただただウカウカしてたのである。
本当はボーっとしたかったのだけど、なかなかきちんとボーっとできないうちに何やかんやで一週間が過ぎてしまったのである。

もうッ。

ウカウカしてたとしか言い様がない。
この辺何を書いてんだバカと思うかも知れないが、実感である。
休みというのは、やっぱりボーっとしたい。
ボーっとしなきゃ甲斐がない!
それでこそ「休み」というものだろう。

理想はどんなんかというと、とにかくベッドの上で好きなだけごろごろしたい。
仕事とはまったく関係のない好きな本を読み、昼寝をし、夜はビールを飲みながら野球を見て途中5回裏から9回表くらいまで居眠りし、見逃した部分を試合後にダイジェストで見て、目がさえてしまったので、好きなDVDを見ながら夜更かしし、伊集院光のラジオなんか聞きながら眠りたい。

そんなに大それた望みじゃないないと思うのだがな。

こういう日を一週間とはいわぬ、三日くらい過ごせれば、ずいぶんいろんなことが回復するのだがなぁ。

ま、これからおいおいと隙をみつけて、少しずつボーっとしよう。
そのぶんいろんな仕事が少しずつ遅れていくかも知れないが、ま、仕方あるまい。
人間、オーバーホールは大事である。

ちなみに。
そういう時に読むのは関川夏央の本なんかが好きだ。
関川さんの本というのは、読むと自分が賢くなる感じがする。
(むろん錯覚に過ぎないわけだが)
それに読み始めると、いい具合にすぐに眠くなる。
実にいい。

みなもと太郎の『風雲児たち』なんかもゆっくり読み返したい。
いつになることかって感じだが。

とりあえず、明日は手始めに昼寝だけでもしたいと思う。
わんわん鳴くセミの声なんか聞きながら。

うむ。
シエスタだな。

失礼しえすた。

だから何だよ、それ。
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# by mop-makino | 2009-08-18 02:21
『リボルバー』というよりは…。
例によってビートルズ・ファンのひと以外にはわかりにくい話を書く。
チラシの裏に、なぜ今回は『リボルバー』というタイトルになったのかが書かれてある。

ていうか、オレが自分で書いたんだが。

それによると、去年の『阿片と拳銃』が『ラバーソウル』で、来年の最終公演が『サージェント・ペパーズ』だとするなら、その間の今年はやっぱ『リボルバー』しかないだろうというようなことらしい。

ていうか、オレが自分で書いたんだが。

で。
その件については、今ここにきっぱりと撤回させていただく!

『リボルバー』は、ビートルズのアルバムの中でも意欲的な実験作というふうにいわれているが、今回の芝居には、あまり実験的な部分はない。
むしろその意味では、昨年の『阿片と拳銃』のほうがずっと『リボルバー』っぽいといえる。

では今回の『リボルバー』が何っぽいかというと(何だかこのへん話ややこしいが)、ま、自分でいうのも何だが、ずばり『アビー・ロード』ですな。

うん。

何か『アビー・ロード』っぽいよ、これ。

てことは来年は『レット・イット・ビー』なのか?

ううむ。それもどうだろうって話だが、ま、それはそれとして、とにかく今年の『リボルバー』は『アビー・ロード』なのさ(ああ、どうもややこしいな)。

嘘だと思うなら観にきてみなよ。

ていうか、いいかげん野球とかビートルズで例え話すんのやめろって話だがな。

ま、やめませんが。

てことで、待ってるし。

ちなみに、木金にまだ若干の余裕あり!

そこが太字かよ。
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# by mop-makino | 2009-07-28 01:18
開幕。
劇団M.O.P.セミファイナル公演『リボルバー』無事に開幕。
くどくは言わぬ。
良い芝居だ。
観てくだされ。
観ないと、もったいないぜ。

マジで。
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# by mop-makino | 2009-07-19 11:14
『リボルバー』本日ゲネプロ。
朝起きて近所のコンビニへデイリースポーツを買いに出たら、今回客演の岡田達也がランニングから帰ってくるところだった。
おお、走ってたのか。
やるな王子。
これがキャラメル魂か。

昨日は朝から明かりを作りつつ、午後から場当たり。
場当たりというと、ふつうは役者の登退場とか立ち位置の確認、殺陣などのさまざまな段取りをまずは実際の舞台を使って当たってみることをいうのだが、ウチの場合はそんな悠長なことも言ってられず、照明の当たり合わせ、照明音響のきっかけ合わせ、転換稽古、衣裳の早替え稽古だとか、すべて並行して行う。
文字通りバタバタと忙しく、終わるとグッタリのヘトヘトのピーだ。
いちおう予定通り、二幕の三場まで終わって、今日は今から昨日の手直しをして、その後に昨日の続き、二幕の四場と短い最終場の稽古をして、夕方からゲネプロ。いわゆる最後の本番通り稽古である。
いよいよ今年の新作『リボルバー』の全貌が明らかになる。
そして明日の一時からが公演初日だ。

ま、引き締まって行きやしょう。

今年も奥ちゃんの舞台美術は相変わらず素晴らしい。
川崎晴美さんの音楽もこれまでにも増して素晴らしい。
三大寺の衣裳も、堂岡の音も、大川の明かりもいわずもがな。
特に舞台美術と音楽は、台本がこれほど遅れたにも関わらず、これだけきちんと作品にフィットしているのは、ほとんど奇跡のようにさえ思える。
ていうか、早く書けオレって話ではあるのだが。
つくづくM.O.P.は、良いスタッフに恵まれていると思う。

今回の芝居は十八年前の『ピスケン』という芝居のリメイクとして作り始めたのだが、当然といえば当然だが、結局はまるで違う物語になった。
ただし、テイストは随所に残ってもおり、これはこれでなかなか趣き深い。

ふむ。
自画自賛。
他画他賛。
馬画馬賛。(by杉真理 むかしライブのMCで言ってた。意味不明だが)

とにかくセミ・ファイナルである。

お楽しみあれ。
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# by mop-makino | 2009-07-17 10:04
『リボルバー』できやしたぜ。
すごいね。
前に書いたの見たら、清志郎の話で、5月5日だよ。
2ヶ月以上前だ。
その間ずっと何をしていたのかといえば、当然のことながらただただひたすら台本を書いていたのである。
秋に明治座でやる『晩秋』という芝居と、次にM.O.P.の『リボルバー』だ。
『晩秋』を脱稿したのが6月2日で、M.O.P.の稽古開始はその2週間後に始まる。
あきらかにムチャである。
死ぬ気か、オレ。
ムチャであるのだが、仕方ない。
仕方なければ、すなわち書かねばならぬ。
本当はゴールデンウィーク明けまでにその前の『晩秋』を脱稿する予定でいた。
そうでなければとても『リボルバー』は書けないと思ったからだ。
だいいち、その時点で、すでに去年の『阿片と拳銃』よりも余裕がないのだ。
しかし、これがねえ、どうにもならなかったのよ。
どんどん、それはもう、気ばかり焦るのだが、書けないものはどうしても書けないのよ。
そうなのよ。
台本などというものは、どれだけ頑張っても書けないときにはまったく書けないものなのであって、こうなってくると執筆予定など狂うのが当たり前だと世界中に断言したくなる。
ま、プロがそんなこと断言してちゃいかんのだろうが、オレだって断言したかないわけだが。
で、結局『リボルバー』が脱稿できたのが、先週の7月11日である。
その間、文字通り死にもの狂いであった。
13日に強引に通し稽古。
そのまま稽古場撤収して14日に大阪移動、明朝9時からIMPホールで仕込みである。
フフフ、スリリングだぜ。
だが、出来てしまえば強気である。
オレは約束は守る男だ。
この芝居は傑作だと思う。
すっげえ面白い。
作った本人が言ってるんだから間違いない。

てことで、待ってるし。

な?
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# by mop-makino | 2009-07-15 01:02
清志郎のこと。
京都で下宿生活を始めた頃、近所の書店の二階に「花梨」という名前のレコード屋さんを見つけた。
若いご夫婦が二人でやっていた小さな店だったが、妙に居心地がよくて、それからはしょっちゅう通うようになった。
ご店主はミュージシャンで、たしか「SOS」という名前のR&Bバンドでギターを弾いているということだった。
奥さんはダンスをする人だと聞いた。
もちろん、しょっちゅう通うと言っても、そんなに毎度毎度レコードを買えるわけではなく、ただ他愛のない世間話をしたり、そのついでに様々な新譜やら旧譜を試聴させてもらったりしてたのである。
ある日、ご店主が「こんなの聴いたことある?」と言って聴かせてくれたのが、当時はまだ廃盤だった『シングル・マン』だった。
「これ、わしがいちばん好きなLPやねん」と言っていた。

たしかに、そのレコードはしみじみと良かった。
ていうか、世の中にはすごいグループがあるもんだなあ、と思った。
そういう人はきっと多いと思うけど、

♪市営グランドの駐車場

というところと

♪とてもよく似た夢を

というところが、もう何とも良くて、グッときてしまって、何というか、もうとてもかなわないと思った。
二十歳前の小僧っ子が「かなわない」ってどんな感想だよってちゃんちゃら可笑しいのだが、あまりに素敵なので、(変な言い方だけど)自分の中に多少でもあったクリエーターっぽい部分が、すっかり萎縮してしまったんだと思う。

あまりに「本物の言葉」で、あまりに「正しく、清らかで、素晴らしい!」と思ったからだ。
以来、忌野清志郎という人については、ずっとそう思い続けている。

そのあとに出た新生RCの『ラプソディー』はもちろんすぐに買って、よく聴いた。
これほど格好いい日本語のロックバンドは、今までも、これからも他にはないだろうと思った。

♪こんな夜に おまえに乗れないなんて

は、もちろん、

♪調子にのってるぜ 運のいいエンジェル

も、当たり前だがキュンとなりながら、何度も聴いた。
『ボス、しけてるぜ』の

♪これじゃあんまりだ 青春が台無しだ

というフレーズも大好きだったが、今にして思えば、「台無し」どころか、RCによって歌われる世界こそが、日本の、ある時期の、もっとも良質な「青春」そのものであったのだと思う。
きっと、そこにシンパシーというよりも、羨望を禁じえなかったのだ、当時の自分は。

自分ではその次の『PLEASE』くらいまでしか熱心に聴かなかったので、おこがましくて、RCのファンだとはとても言えない。
ただ、何度も言うようだが、忌野清志郎という人については、現在にいたるまでずっとそんなふうに、「圧倒的に正しくて、素晴らしい、本物の人」というふうに思ってきたし、この考えはこれから先も変わることはないと思う。

永遠に、手の届かない「憧れの人」だ。
人として。
アートストとして。

ついでながら。

「世の中で清志郎の歌がいちばん好きだ」という人が、オレは大好きである。
そういう人も、憧れである、オレにとっては。
大げさだが、人間として本物だというふうに思う。

心からご冥福をお祈りします……。
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# by mop-makino | 2009-05-05 15:13
やっちまったなぁ!
ここのところ、次の仕事に入っていて、劇場からは少し足が遠のいていたのだが、昨日は打ち上げがあるということで、久しぶりに観た。

いや~、やっぱいいわ、この芝居。

一昨日は(『探偵(哀しきチェイサー)』の作曲者であるところの)大野克夫さんも観に来て、終演後は大喜びで「やっぱいい曲だわ」と言って帰って行かれたらしい。
ははは。
みんなして自画自賛大会か。

あと横内謙介氏も「めっちゃジェラシーですわ」と沢田さんに言い残して帰って行ったと聞いた。
よしよし。いい気味だぞ。
あの人も、そうとうなジュリー・ファンで、むかしから「オレなんか自分が書いた『ザ・近松』のパンフに沢田さんのサインをもらっちゃったもんね」という自慢話をさんざん聞かされたので、これで一矢むくいた格好だ。

個人的には、大野克夫さんにはぜひお会いしたかったのだが、残念。
あと水谷豊さんにも、ぜひお会いしたかったのだがな。
水谷さんも大喜びで、女楽屋ではアキラを抱きしめて帰らはったそうで、これもたいへん愉快。
今回のアキラという役、オレの中ではもちろん「乾亨(いぬいあきら)」へのオマージュな部分があって、「リーゼントとスカジャンだけはマストで!もう、是非モンでひとつ!」と衣装さんやヘアーさんに力強く注文して、呆れられたりしてたので、ま、これもちょっとむくわれた格好だ。

ま、そんなこんないろいろあった『探偵~哀しきチェイサー』も、いよいよ明日で千秋楽。
最後まで、うまく行ってほしいと思う。

ところでさ。
いろんなところで話題になってたけど。
草薙くん。

やっちまったなぁ!

不謹慎だが、個人的には、久しぶりに心のなごむニュースだった。
オレ、むしろ、さわやかでさえあるけどなぁ。
もちろんやらかしちまったことはダメダメさんなわけだが、いいじゃん。
酔っ払って、婦女子を襲ったとかいうならともかく、裸になって公園に座り込んで歌をがなったり、奇声を発したりしてたっていうんでしょ?
そりゃ近隣の人には迷惑なことだが、だいたい誰かとつるんでじゃなくて、一人ってとこがいいやな。
それぐらいのことはあるじゃろ、青年なんだから。
客気の徒なんだから。
で、昨日にはちゃんと謝ってたし。
ま、とうぶん謹慎ってのは仕方のないことだとしても、基本的には、オレの好きな「まぬけなニュース」の類だと思う。
かえって、ちょっと好きになったもんな、草薙くん。

むしろ、鳩山総務相のほうが

やっちまったなぁ!

感が強いよな。
あの人も、中川大臣のときに同じように「最低の人間だ!」とかって斬っておけば、多少は良かったかも知れないがなぁ。
純粋に罪の重さ、恥の深さという点では、オフィシャルな会見の場での泥酔のほうが上だろうにさ。
ま、あれもオレとしちゃ愉快ニュースだったけど。

だいたい日本は、欧米に比べれば、伝統的に酔っ払いに対して寛大なんだと聞いたことがある。
欧米ではアルコホリックはもっと深刻な問題なので、酔っ払って電車に乗るなんてのも、すごく白い目で見られるらしい。
ニューヨークなんかだと、公園や路上などの屋外で飲酒に及ぶなどもってのほかで、そういや映画なんかでは、よくホームレスみたいな人が紙袋で酒瓶を隠して飲んでるもんね。

そこ行くと、日本なんかお花見の国だからねぇ。
この点に関しては、つくづく日本に生まれてよかったと思うがな。
でも、ま、そんなん無責任に言うてるオレも、いつ自分がやらかしちまうかわかんないわけで、あんまりエラそうなこと言えないけどな。
だいたいそんなやつだらけだし、演劇関係者って。

ま、でも、ちょっと愉快なニュースであったことよ。

今日は休肝日っす。

うす。


追記
一昨日、名古屋に行ってたんだけどさ、名古屋は明日が市長選らしくて、その投票を呼びかける広告が出てたのね。
それが中日の山本昌投手が女の子と一緒に握ったボールを突き出してるポスターで、その上に大書されてるのが
「全力投票!」の文字。
ぶはは。
「全力投票」って、どんな投票だよ、それ。
日本語としちゃ間違ってるのだが、関本選手の応援歌の
「根性魂!」ってのと同じセンスで、こういうのに弱いのよな。
つい笑っちったよ。

いいぞ、名古屋。
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# by mop-makino | 2009-04-25 14:30
『探偵~哀しきチェイサー』絶賛上演中!
『探偵~哀しきチェイサー』東京公演の幕も無事に開いた。
初日はさすがに固さもあったが、土曜あたりから芝居はぐんぐん良くなっていると思う。
ことに、沢田さんと蘭さんはどんどん進化してる。
「いやん、もう、素敵!」って感じだ。

何だよ、「いやん」って。

で、またいろいろ質問などもあったので、前回の続き。

えーと、ソーダとジンジャーエールはウィルキンソンです(これはオレの指定)。
ビールはハイネケンで、ウィスキーはシーバス(これは特に指定したわけではないけど、何となくそうなった)。
新太郎が飲んだくれてるときのバーボンはワイルド・ターキーで、ホテルで手にしてる缶ビールはバドワイザー(これらは指定)。
滝本さんの焼酎は白波(これは何となくだけど、すわさんが鹿児島出身のためもある)。
缶コーヒーはジョージアのエメラルド・マウンテン(これも、比較的に入手しやすく10年前に現在と同じデザインの缶コーヒーはこれとボスの2種類だというので、ま、ジョージアにしときますかってくらいのことで決めた。個人的にはポッカにしたかったけどね)。

ま、ハードボイルドなんで、小道具はそうそう何でもいいというわけにはいかないのよ。
酒や煙草の銘柄で、その人のキャラクターが匂ってくるからね。

そういや、小道具担当のスタッフさんはとても優秀な方で、冷蔵庫の上の招き猫も3年前の『天国を見た男』の時に彼女が作ったもの。
あんまり良く出来てたんで、すわさんが記念にもらって帰って家に飾ってたのを今回もう一度持ってきてもらった。
その他、麻里亜さんの名刺はもちろん、警察手帳も、こけしの箱も実によく出来ている。
すべてアップに耐えます。
こういうのはお客さんからはほとんど見えないのだけど、実際に手にする役者さんの気分が違うからね。
毎度のことながら、こういうのってとても大事なことなのだ。

ま、そういうことももろもろ含めてなんだけど、今回の『探偵~哀しきチェイサー』はM.O.P.っぽい雰囲気だという声をよく耳にする。

ただね。
それは、ちょっと違うんだよな。
いや、ま、似てるのは認めるんだけどね。
でもそれは、単純に、そもそもオレ自身の美意識が、ある時期のジュリーから決定的な影響を受けているせいだと思うよ。
昔、M.O.P.やってて、ちょっと行き詰ったりした時なんか、よく『太陽を盗んだ男』を見直したりしたもんね。
それで(よし、オレが面白いと思うことは絶対に間違ってない!)とかって思ってたもん。
今回の作品は、まさにその時代の沢田さんのナンバーから発想した物語なわけで、そして、そういう作品こそがつねにオレのいちばん作りたいものなわけだから、ある意味、似るのは当たり前なんだよね。

ま、イバって書くほどのことじゃないけどな。

あと、今回の歌のタイトルだけ。

第一幕
M1  「警察歌」
M2  「探偵(哀しきチェイサー)」
M3  「さよならのマリー」
M4  「サイレンは鳴っている」
M5  「フラレ男のヨーデル」
M6  「鎮魂」

第二幕
M7  「兄ごころ」
M8  「酒場の夜に」
M9  「探偵(哀しきチェイサー)」(リプライズ)
M10 「殺人事件」
M11 「探偵(哀しきチェイサー)」

「探偵(哀しきチェイサー)」以外の曲は、すべて今回のオリジナルでCobaさんの作曲。
M10の歌詞は萩原朔太郎の同名詩からの引用、あとは基本的にすべてオレが書いたのだが(1曲だけもぼに手伝ってもらってる)、M3の歌詞の一部は「グッバイのマリア」(阿久悠作詞・大野克夫作曲)からの引用。
順序が逆なのだが、実は「グッバイのマリア」という歌も大好きで、それが新太郎からのアンサーソングだというつもりで書いたため。
蟷螂さんが気に入ってくれた芝居冒頭の「警察歌」も実にそれっぽいけど、オリジナルっす。

とにかく、今回、往年のジュリーファンの方には、ぜひ観ていただきたい芝居である。
あと、もちろんキャンディーズファンも。

あ、当然、M.O.P.ファンも。

紀伊国屋サザンシアターにて絶賛上演中!

よろしくっす。
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# by mop-makino | 2009-04-14 00:16
まとめてお答え。
早いもので今日の昼で大阪公演は千秋楽。
このあともけっこう強行軍で、明日からサザンシアターで仕込み、明後日には舞台稽古、そして10日は東京公演の初日である。
劇場のサイズがグッと小さくなるので、転換とかソデ周りとかも大変になると思うけど、そのぶんお客さんとの距離も近くなるし、楽しみでもある。

コメントでもいろいろと質問をいただいたし、先日、野田くんが梅田周辺でお客さんから「あ、吾郎ちゃんだ!」と声をかけられ、いろいろと質問責めにあったというので、ここにまとめてお答えを書いておくことにする。

まず、今回の配役。

花山新太郎 ……… 沢田研二
友永麻里亜 ……… 伊藤 蘭
村岡兵庫県警本部長 ……… 冨岡 弘
鉄夫 ……… 若杉宏二
滝本 ……… すわ親治
吾郎 ……… 野田晋市
中川監察官 ……… 有馬自由
ママ ……… 小椋あずき
直子 ……… 佐藤 綾
アキラ ……… 小飯塚貴世江
本城登美子 ……… 宴堂裕子

それから、ご心配の向きもあるようだが、新太郎の吸っている小道具の煙草は、例によってネオシーダである。
いわゆる喉の薬ね。
伏流煙の心配も健康上の心配も不要です。
そんなことより煙草の銘柄を気にしてほしいとオレなんかは思うわけだが、ちなみにそれは両切りのキャメルである。
ま、ハードボイルドなんでね、これは決まりモノである。

上演時間は休憩15分を挟む二幕もので、2時間45分。
(つまり、純粋な中味は2時間半だ)
1時半の開演だと4時15分ぐらいに終演します。
6時開演の場合は8時45分終演ってことですね。

ま、ということで、ひとつよろしくです。
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# by mop-makino | 2009-04-07 09:58
開幕戦勝利!
昨日、大阪のドラマシティにて、音楽劇『探偵~哀しきチェイサー』は無事に幕をあけた。
プロ野球セパ両リーグ同時開幕も6年ぶりらしいが、芝居の初日がそれと重なるのは、さすがに初めての体験ではないか。
開演時間も試合開始と同じ18時だし。
開演直前、楽屋から客席へと向かう途中、舞台事務所のテレビでチラリと見かけた試合開始直前の真弓監督が他人とは思えなかったオレだ。

「とりあえず開幕戦は勝っときましょう、お互いに!」と心の中で声をかける。

その成果もあって、阪神は無事に快勝した。(ホンマか)
芝居のほうも、やっぱり最初のほうは役者も客席も固くて、再三ピンチはあったのだが、とりあえず開幕戦は勝ちをおさめたといえると思う。
思いがけずダブルコールも来たし。
何より、沢田さんが最後に歌う『探偵~哀しきチェイサー』が、昨日はホンマに心に響いてきて、思わず泣きそうになったもんな。

そうよ、オレはこれが観たかったのよ!この芝居作れてホンマに良かった、としみじみ思った。

実は、今回は開幕直前がけっこうピンチだった。
そんなとこまで阪神とシンクロせんでもええようなもんなんだが。
ま、さいわい役者の故障とかではなく、仕込み日数が足りなくて、明かりを作る時間がなかったってことなんだけど。
奥ちゃんの美術は今回も相変わらず美しいし、となると、明かりもそうとう繊細に作らなければならないのね。
これにはどうしたって8~9時間くらいはかかるのよ。
明かりばっかりは劇場に入って実際に出してみないとわからない部分やからね。
そのためには本来仕込み日数は最低でも3日はほしい。
新作を開けるのだから、こういうのは物理的にどうしてもかかる時間なのである。
それが今回はまるまる1日足りなかった。
で、どうするかというと、劇場の使用時間を延長してもらって、ほぼ徹夜で明かりを作るのである。
だから前々日は深夜の3時まで明かり作りをやらせてもらった。
それでも終わらず、残りは翌朝9時からということに。
間に3~4時間は眠れる計算だが、これがねえ、眠らなきゃと思えば思うほど目がさえてしまって、結局1時間くらいウトウトできただけだったのね。
その状態で翌朝から残りの明かりを作って、午後から役者も入って全場の舞台稽古(場当たり・転換稽古)を10時までにこなし(この時点でようやく通常の予定に追いつく)、その翌日、つまり昨日の昼からゲネプロをやって、それで夜が初日本番だったのである。
さすがにヘトヘトのピ~だ。

でも、そういう疲れも、芝居が良ければ一瞬で吹き飛ぶからね。
あとは日々精進というか、本番をこなしながら細かいところを磨いてゆく作業だ。
実戦の中で修正してゆくってやつね。
舞台をやってる限り、完璧というのはあり得ないのだが、それでも、それを目指してやって行く。

とりあえず、今日の2ステージを乗り切らねば。

東京でご覧になる方、今しばらくお待ちあれ。

ええで、けっこう。
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# by mop-makino | 2009-04-04 11:54
「探偵~哀しきチェイサー」絶賛稽古中!
音楽劇『探偵~哀しきチェイサー』の稽古も、はや第3クール終盤で、いよいよ佳境となってきた。
昨日一幕を全場あたったのに続き、今日は二幕を全場あたってみる。
とはいえ、今日は前半に二時間半の歌稽古があったので、あまりダメ出しはせず、各場二度~一度ずつ駆け足でざっと。
明後日には通し稽古なので、そのためのステップなのだが、こうしてかためてやってみると、ようやく全貌というか、物語がカタチになって見え始める。

いや~、いいね。
自分でいうのも何だが、とってもいい。
沢田さんも伊藤蘭さんも、もうね、とーっても素敵よ。
好きやわ~、この芝居。

ま、沢田さんのオールドファンの人なら誰でも知ってると思うけど、今回の『探偵~哀しきチェイサー』というのは、もともとは78年の夏に出たアルバム『今度は、華麗な宴にどうぞ』のA面のラストに収められていたバラード曲である。
A面トップが『ダーリング』のやつね。
このレコードは、その前に出た『思いきり気障な人生』とともに、本当によく聴いた。
もっと前のLPが「マイ・ベスト」だというファンもきっと多いとは思うけど、その辺の事情は、まぁ、世代的なこともあるし、その人の人生のタイミングというものも関係してくる。

ちなみに、78年にオレは予備校生だった。
高校生でも大学生でもなかったあの一年は、個人史的には、とりたてて何があったという年ではない。
毎日片道2時間かけて静岡市内の予備校に通っていただけの一年だ。
それでも、その一年のことを、不思議にとても懐かしく思う。
生活はストイックで、身体は健康で、それなのに妙にメランコリックな気分で、つまりは、ま、青春の抒情というやつに、それはもうどっぷりと浸っていたわけですな。
いま思い出したが、予備校に横顔の素敵な女の子がいて、その子の横顔の見える席に座れるだけで、ちょっと幸せだったりしたな。
ああ、何か、ええのー。
甘酸っぱいのー。
青春やのー。

とにかく、そんな時期に聴いていたレコードだから、やたらに沁みていたのだろうと思う。
このアルバムに入っている曲は全部好きだが、中でも『哀しきチェイサー』はお気に入りだった。

♪愛のため ひとを刺し
 愛のため 滅んだ女


という一節と

♪夜の闇の中を
 犬のように はいずり
 むくわれないよ


というところが特に好きだった。
特に「むくわれないよ」というところなど、自分で歌ってると、いつも泣きたいような気分になったものだ。
だから今回の芝居は、その辺のフレーズからの連想を核にすえて作った。

ある意味、78年の自分に向けて作ったようなものである。
メランコリックで、ロマンチックで、ハードボイルドで、つまりはグッと大人の芝居なわけだが、同時に関西人情劇ふうでもある。

Cobaさんの楽曲も相変わらず素晴らしい。
というか、今回のが間違いなくいちばんかっちょいい。

うん、これ、名作になると思う。

ていうか、名作にせな。
オレと同じようにして78年にこの歌を聴いていた人たちのためにもな。

むむ。

何か、今夜はいいこと書いてるか?

そうでもないか。
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# by mop-makino | 2009-03-23 01:50
泣きながら蟹と遊ぶ。
『探偵~哀しきチェイサー』の稽古はとりあえず無事に始まった。
あと二日で、第一クール終了。
考えてみれば、去年の10月以来、半年ぶりくらいの現場である。
だから稽古場に入っても、ちょっとカンが狂ってるというか、素人さんに戻ってるというか、「あれ?稽古っていつもどうやってたっけ?」なんて思う。

バカ、何年やってんだって話だが。

でも、こういうのってそうなのよな。
台本書くって仕事も、何ヶ月ぶりかで「さて今日から執筆期間」ってなると、なかなかカンが取り戻せなくていつも苦労する。
ていうか、台本書く仕事自体にいまだに慣れないとこがあって、毎回毎回、前はどうやって書いてたっけ?とかホンマに思うのよ。

ダメじゃん。

つくづく、プロじゃないじゃん。

と、ま、愚痴はここまでにしとく。
この何年間かずっと同じこと書いてるしな。

で。
昨日久しぶりに実家の父親から電話があって、その用件がなかなかふるってたって話だ。
いきなりだが、

東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたはむる

って有名な歌があるじゃんか。石川啄木の。
「この下の句の蟹とたはむるの蟹は、蟹行文字の意で、つまりは横文字という意味だとおまえ知っとったか?」というのだ。
「泣きながら蟹つついてるだなんて、何とめめしい歌で、いったいどこがいいんだとかねがね思ってたが、戯れに砂浜に横文字を書きつけているという歌なら、何だか良い歌のような気がする」と。
それで、「オレはこの年になって初めて知ったのだが、それは世間的には常識なのか?」という質問が用件だったのだ。

何言ってんだよ、そんなの常識じゃん。なあ?

うそ。

オレも知らなかった。

そうなんだ。へえー。

オレもずっと「泣きながら蟹と遊ぶ」という歌だと思っていた。
内心で「この歌超有名だけど、何だかなぁ」とずっと思っていたのだ。

はい。

中学高校で国語の授業を真面目に受けてないと、こういうことになります。

そんな人間が石川啄木の登場する芝居を書いてていいわけはないのだが、しょうがないじゃん。
もう書いちまったんだし。
それも十五年も前の話だし。

それで、ま、ロックンロール・ウィドウのこともあったし、オレは心の底から「人間長く生きてると、いろんな謎が解けるものだねぇ」とか何とか言って電話を切ったのだった。

父子で同時期に似たような感慨にひたったので、ちょっと書いてみた。

ロックンロール・ウィドウよりは、やや格調あるか。

そうでもないか。

どっちもどっちやな。

マキノ父子にダメの烙印!
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# by mop-makino | 2009-03-10 21:51
ロックンロールな未亡人。
2~3日前かな。
フジテレビで昔の歌番組のハイライトみたいなんをやってて、そこで山口百恵が歌ってるの見て思い出したんだけどね。

「ロックンロール・ウィドウ」って歌あるじゃん。

たしか79年発売だと思う。
ギターのリフがロッド・スチュアートの歌ってた「スイート・リトル・ロックンロール」に似てる、基本3コードブルースの、なかなかにかっちょいいナンバーで、けっこう好きな曲だった。

でさ。

質問なんだけど、「ロックンロール・ウィドウ」ってどんな意味か知ってた?

オレはけっこう長いこと、「ロックンロールな未亡人」の歌だと思っていたぞ。

何だよ、ロックンロールな未亡人て。
樹木樹林か。
ちがうか。
だいたいYUYAさんて生きてんの見たばっかじゃんかよ。

ま、意味はようわからんのだが、何かさ、ロックの歌詞というのは多かれ少なかれそういうもんだと思ってたので、「未亡人」っていう、およそロックらしからぬ単語がハードな曲想にはかえって似合って、かっちょいいのだと思ってた。

ところがさ。

これ、「旦那がロックンロールに夢中で、自分には全然かまってもらえなくて不満な妻」という意味なのな。
ま、この曲の場合は実際に戸籍上の夫婦であるかはどうでもよくて、彼氏がロックンロールバカなのでイヤんなっちゃってる女の子くらいの意味なんだと思うけど。
あれ?
そうすっと樹木樹林まんざら外れてないか?

ま、ともかく。
オレがその事実を知ったのは、何とリリースされてから20年以上たった2002年のことだった。
朝ドラの「まんてん」を書いてた時期だね。
あの頃、毎日もぼと一緒に仕事のことやどうでもいいヨモヤマ話などしながら大阪城公園を歩いていたのだが、その時に聞いたのだ。

オラ、びっくりだ。

「おまえ、何でそんなこと知ってるだ?」と聞いたら、「だって、昔からベースボール・ウィドウって言葉があるじゃないすか。あれのモジリなんだと思ってましたけど」とか何とか、わりかしクールに答えやがんの。

う~む。

ベースボール・ウィドウってのも知らなかったけどな。
野球のシーズンが始まると旦那にかまってもらえなくなる奥さんが、自らの境遇を自嘲的にそう言うのだそうだ。
そう言われりゃ、いかにも言いそうな言い回しだ、アメリカ人どもが。

なるほどねえ。

で、その時、オレが何を思ったかというと、

おお、人間、長いこと生きてると、いろんな謎が解けるものであることよ!

ということだった。
だってさ、もし2002年以前に死んじゃってたら、オレは一生「ロックンロール・ウィドウ」の本当の意味を知らずに、それでいてその曲がかっちょいいと思いつつ死んじゃったってことじゃんか。
それはそれで仕方なかったかも知れないが、今となっては、やっぱりちゃんと本当の意味がわかって良かったと思っている。
そして、そういうことって、当然ながら、きっとまだまだいっぱいあるんだろうけどね。
よーく知ってるつもりでいても、それは誤解で、実は何もわかっちゃいなかったって案件が。
考えると、ちょっと気が遠くもなるが、ま、それはそれとして、結論としちゃ、

ま、長生きは、できるならば、してみるものよ。

ってことだわね。
ええ。
みんな、がんばろうぜ。

あ、ちなみにだよ。
不幸にして余命いくばくもないと確定してしまった人には、絶対に他人に口外しないという条件つきで、その人が知りたいと望む秘密は何でも教えなくてはいけないという法律ができないもんかね。
そしたら、オレはMr.マリックとか、あと何だっけな、すごい手品やる人がよくいるじゃん、ほれ、ガラスの水槽に腕を貫通させて魚とる人とかさ。
ああいう人に、ぜひタネ明かしをしてもらいたいんだよね。
あれ、どうやってるのか知らずに死ぬのは、何だかやりきれないよ。

宇宙の謎とまではいわんので。

頼むよ、ひとつ。

水槽の人よ。

その時はよろしくな。
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# by mop-makino | 2009-03-02 01:35
パソコン万歳!
前回ちょっとうろたえて、パソコンのばかみたいなこと書いたのだが、そうするとすぐに復帰の仕方を書き込みしてくれた方がいて、おかげでトラブルは瞬時に解決した。
duitさん、ありがとう。
うむ。
考えてみれば、やはりパソコン便利ということか。
パソコン万歳か。
ま、大したトラブルじゃないのに大騒ぎするなって話でもあるが。

そういや、先週の中川大臣の酔っ払い会見というのをテレビで見逃していて、「どんなだった?」ともぼに訊いたら、Youtubeで見られますよと教えられて、即座に見ることができた。
なるほど。
便利やのー。
やっぱパソコン万歳か。

とにかくこうやって持ち上げておくので、オレのパソコンはあまり調子悪くならないように。
いいな?

そういやパソコンってのは「パーソナル・コンピュータ」のことなんだよね?
むかし「マイコン」って言葉もなかったか?
あれは「マイ・コンピュータ」ってこと?
あ、違うか。
「マイクロ・コンピュータ」ってことか?
うーむ。
そういや、石原良純って「マイコン刑事」って呼ばれてなかったっけ?
何か記憶がどんどん曖昧になってるなあ。

しかし何だな。
話もどるけどさ、中川大臣って、あからさまにダメダメさんやったなあ。
まさに「やっちまったなァ!」って感じで。
ああいうことって本当に起こるんだねえ。
個人的にいっとう笑ったのは「何か共同声明みたいなのが出ました」ってとこ。
みたいなのって何だよ。
笑えるよなあ。
ま、愉快といってちゃ不謹慎なんだろうけども。

とりあえず、大変な世の中を生きてるってことだよなあ、オレたちみんな。

ま、がんばっていきましょ。
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# by mop-makino | 2009-02-23 13:01
緊急っす。お願いっす。誰か。
パソコンが変だ。
いきなりだ。
何の予兆もなく、昨夜晩飯を食って仕事に戻ろうとしたら突然そうなってたのだ。
ふつうの文章が打てない。
入力が変。
どう変かというと、O(アルファベットのオーです)を押すと「6」と出るのだ。
U(ユー)は「4」である。
I(アイ)は「5」だ。

だから「嘘言いなさい」と打とうとすと、「4s655なさ5」となるのだ。

ええー?
何ですか、こりゃー!

開けっ放しのパソコンの上を猫が歩いてこうなったのかも知れないと思い(これまでにも何度かあった)、シフトキーを押しつついろいろなところを押して直そうと試みたが、24時間以上経過した現在でも直らない。
では、どうやって今これを書いているかというと、どういうわけか、左下の「Fnキー」をずっと押しながら打つとちゃんと打てるということを発見したからである。
ただし、ずっと押しつつでないとダメなのだ。
離せば、また「4s655なあ5」となる。
なので、今も左手の親指でずっと押さえつつ書いている。
はっきりいって、そうとうイヤだ。
うっとうしい。
もうすでに手がつりそうや。

わ~、もお~。

誰か、助けてくり~。

何か、パソコンて突然こんなん起こるからイヤやねん。
ほんのさっきまでは幸せだったのに、突然ブルーになるもんなあ。

マジな話。

どうしたらいいのか、誰かわかる人教えてください。

緊急っす。

お願い(涙)。
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# by mop-makino | 2009-02-20 00:44
普通じゃないラーメンの話
早いよ。
時間。
なあ?
もう2月も10日である。
どうよ、それ?
どうよって言われてもか。

前に書いたのみたら「普通のラーメンの話」だって。
何だ、そりゃ?
どうも、脳がよろしくないことになっとってんな。
ま、いいや。
てことで、いきなり前言をひるがえすようだが、今回は「普通じゃないラーメンの話」だ。

要らねえって。

いや、ま、そう言うなって。

何を今さら言ってんだって話だが、「天下一品」のラーメンは好きで、ときどき食べる。
いわゆる「天一」ね。
何か今や沖縄にさえあるらしいがな。
オレんちの近所だと高円寺にあって、ま、近くに行く用事があったときなどに寄ったりする。
オレにとっては学生時代の思い出の味の一つでもある。
もともとは京都発祥だ。
北白川に本店がある。
オレが京都に住み始めたころには(79年だ)、すでにちゃんとした店舗になっていて、今出川の室町あたりと銀閣寺の近くに早くも支店があったのだが、そのほんの数年前までは北白川の屋台だったはずだ。
で、これがさ。
知ってる人は知ってるだろうけど、スープがかなり変わってる。
いわゆる「こってり」というやつだが、何ちゅうかね、もうドロドロなのね。
ゲル状だ。
匂いも強烈で、一度食べて好きになってしまえば「匂い」だけど、食べたことのなかった頃には「臭い」としか書きたくないような強烈さだ。
最初の頃は店の前を通るときも息を止めてたくらいだ。
それが、飲んだ帰りに先輩に連れられて食べて、一発で病みつきになっちゃった。
それで、今でもときどき無性に食べたくなって食べる、という、ま、ただそれだけの話なんだけどね。

でさ。
「天下一品」の売りは当然この「こってりスープ」なんだけど、最近は「あっさり」というスープも選べる。
オレの記憶が確かならば、86~87年頃に登場したんだと思う。
最近じゃないじゃん!
いや、ま、オレの中では最近の出来事さ。
で、当然ながら、オレはこの「あっさり味」を(ちゃんちゃら可笑しいぜ、けッ)と思っていて、今まで一度も食べたことはない。
だって天一に食べに行くのはあの強烈な「こってり」を食べたいわけだからさ。
何が哀しくて、わざわざ「あっさり味」を注文せにゃならんのだ。
ここに力強く宣言しておくが、おそらくこれからも食べることはないと思う!
ところがだよ。
店に入ってラーメンを注文すると、必ず「こってりですか、あっさりですか?」と訊かれるわけよね。
そのたびにオレは内心で「ちッ」と舌打ちして、
(おいおい若えの、誰に向かって訊いてんだよ。天一のあっさりなんかオレ開闢以来認めてねえから)
とか思うのだよね。
ああ、鼻持ちならないねえ、オレ。
べつにバイトくんに罪はないんだけどねえ。
(オレなんざあれだよキミ、キミがこの世に生まれる前からこってり食ってんのよ。北白川の本店で食ったのだって一度や二度じゃねえんだぜ)
とか思っちゃうのを禁じ得ないのだ。
ま、もちろん心の中で思うだけやけどね。

ああ、しかし。
こうやって人間は嫌われ者の頑固ジジイになってゆくのだねえ。
で、死ぬ前に「最後に言い残しておきたいことは?」とか訊かれて「一度でいいから天下一品のあっさり味が食べたかった」とか言ったりしてね。

あはは、バカだねえ、人間ってやつは。

ていうか、オレか?
オレだけがバカなのか。

ていうか、今日食ったろうかな。あっさり味。

いきなり前言撤回かよ。
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# by mop-makino | 2009-02-10 15:07
普通のラーメンの話。
オカモリくんがカレーラーメンの話を書いてたが、そういやオレも一昨日カレーヌードル食ったよ。
一年に一回くらいしか食べないけど、美味いな、あれ。
冷や飯と一緒に食べるのが好きだ。
わー。
太るわなぁ、そりゃ。
けど、時々そういうジャンクな食べ方って無性にしたくなることあるよなぁ。
冷や飯にペヤングのカップ焼きソバとかな。
そして飲み物はミリンダのグレープ味でお願いします。
わー。
体に悪そうだなぁ、そりゃ。
でも、やたらに腹の減った中高生の頃は、よくそんなの食べてたよ。
そのせいで無用にでかくなったってとこもあるんだが、その頃の無邪気な健啖ぶりが自分でも懐かしくて、それで時々無性に食べたくなるってことなんだろうけどね。

ついでだが。

ようテレビでやってるけど、行列に並んでまで食べようとは思わんのよなぁ、ラーメンとか。
そういうラーメン、たしかに美味しいんだろうけど、何か、カテゴリーとしてラーメンとは別のものって感じもするし。
匠みたいな人がおっかない顔して作ってるやつなんかは、もうラーメンとは別の名前で呼んでいただきたい。
「ハイパーメン」とか「スーパーメン」とか。
何だよ、スーパーメンって。
だって、ラーメンって、そんなに大騒ぎして作ったり食べたりするものじゃないと思うもの。

ていうか、オレか?
オレに向上心がないってことなのか?

そうか。
ダメじゃん。

だけどさ、うちの近所に何だっけな、環七沿いに「朝日屋食堂」だっけな、そんな名前のしみじみした食堂があってさ。
どうしみじみしてるかっていうと、老夫婦とその娘さんみたいな家族三人でやってて、味も格別美味くもなく不味くもないっていう、ま、実にそういうしみじみとしたお店なんだけどね。
そこのラーメンが好きで、家にいるとよく食べに行くのよ。
何か、すっごく普通のラーメンよ。
おそらく東京オリンピックの頃から味まったく変わってないと思われる。
オバQや怪獣ブースカが食べてたのも、こういうラーメンだったろうって思わせるラーメン。
ナルトと貧弱な海苔が乗っててね。
こういうの食べると、ちょっとうれしいのよ。
何でかね、格別美味いというわけじゃないのに。
ノー・プレッシャーなとこがいいのかね、やっぱ。
でも、ラーメンって、そんなもんでじゅうぶんって気もするのよな。
意外に、そういうオーディナリーラーメンが少なくなってるので、あの老夫婦にはぜひ健康で長生きしてもらいたいと思います。
はい。
ちなみに、オレが小学5~6年生くらいの頃、あの感じのラーメンは一杯100円と決まってた。
ふむ。
昭和は遠くなりにけりですか。
何だか、すっごく昔の話っぽい。

さすがは今年で50だ。

ああ、どうでもいい話を書いてるねぇ。

いいねぇ。

いいのかよ!
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# by mop-makino | 2009-01-08 20:37
びっくり!
うわ。
ウカウカしてたら年が明けてやんの。
びっくりだ。
これでは、新年早々思いやられるにもほどがあるぞ。
えー、というわけで、とにかく。

明けましておめでとうございます。
旧年中、いろいろお世話になった皆様、本当にありがとうございました。

そういや、今年50になるよ。
がんばっていかねばね。

ということで、今年もよろしくお願いいたします。

とり急ぎご挨拶まで。
またすぐ書きます。

ええ、本当。
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# by mop-makino | 2009-01-02 11:32
祭りの終わり、言うてられへん。
早いもので、紀伊国屋での三部作が終わって、今日でもう一週間だ。
ウカウカしてると、ホンマにいろんなことがアッという間やなぁ。
ことに12月というのは、つねに気が急く感じで、やらなきゃいけないことは例によって目の前にどっさりあるのに、なかなか落ち着いて手をつけられない。
ま、とにもかくにも、三部作にご来場くださった皆様、どうもありがとうございました。
おかげ様で無事に終わりました。

で、ひとつ、お知らせが。

三部作のトップだった『フユヒコ』が12日に教育テレビで放映されます。
見逃した方、とくに地方在住でご覧になれなかった方、よろしければ観てください。
もちろん劇場で息をつめて観る、というのには及びませんが、雰囲気などは伝わると思います。

『MOTHER』千秋楽の翌日は、青年座の稽古場で三部作合同の盛大な打ち上げ。
これはもう、盛大としか言いようがない。
稽古場併設の厨房ですべての料理を作り、酒は溺れるほどあって5時間半。
もう、さすがパーティーの青年座と言われるだけのことはあるってくらいで。

で、一日おいて、東京ドームの『ジュリー祭り』。
全80曲。のべ6時間半のコンサート。
尋常ではない。
これはもう、言葉にならない。
オレごときが言うことじゃないけど、沢田さん、もう、すご過ぎる。
元気をもらった、なんてくらいじゃ追いつかない。
だいたいが6月からずっと続いていたコンサート・ツアーの最後がこのドームコンサートなのだが、これで歌手生活の総決算、すべてが終了というわけではまったくなく、年明けには早々に恒例の新春コンサートをおやりになるのだ。
尋常じゃないって。
これは禁句なのかも知れないが、

やはり神だな。

うむ。

少なくとも、歌を歌うということにかけては、そしてロックンロールし続けることにかけては、間違いなく神に選ばれた人なのだと思う。
そういう人を観る、その歌を聴く、ということは、もはや宗教的体験に近いのではないか。
自分の中の何かが浄化されるという感覚がある。

で、一日おいて、扉座の『人生のクライマックス』を観る。
またまた紀伊国屋ホール。
何だかずっと紀伊国屋に通ってる気分(笑)。
いつもの扉座テイストからはちょっと踏み出していて面白く観たのだが、ずっと自分がやるなら、どんな演出をするのだろうと思いながら観ていた。
個人的には、もうあんまり小劇場的なサービスというか、小劇場的なギャグはこの作品には要らないんじゃないかと思った。
もちろん、それが扉座の抜きがたく重要なテイストであることは承知の上で。
もっとぶっきらぼうに見せても全然大丈夫な芝居だと思う。
と、そんなことを横内氏ならびにオカモリくんや有馬に申し述べて帰る。

で、昨日は来年開館する杉並区の新劇場「座・高円寺」のプログラム委員会の会議。
夜はそのまま吉祥寺へ、キムラの出演した愉快な演劇人たちのライブを聴きに行って帰る。

アッという間の一週間。

ひえ~。

♪時はあま~りにも~、だ。

というわけで、これからはいろいろがんばる。
いろんな意味で、今週が勝負になると思うし。

いざ。
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# by mop-makino | 2008-12-07 15:40
『赤シャツ』無事閉幕。最後は『MOTHER』!
三部作は『赤シャツ』も一昨日無事に終了した。
『フユヒコ』に引き続き、ご来場くださった方々、ありがとうございました。
そして、いよいよ明日からはラストの『MOTHER』である。

う~む。

それにしても、これはやはり、個人的にはかなりゴージャスな状況ではある。
パンフレットにも書いたけど、「自作を三本連続上演してもらう。しかも、一ヶ月間、紀伊国屋ホールで」となると、およそ劇作家としてこれに過ぎる幸福はないだろうと思われる。
ここはやはり、本人は素直に喜んでおこうと思う。

で、今回、なぜ『フユヒコ』を演出することになったのかという話である。

とりあえずの理由は、一人の演出家がいっぺんに三作を演出するというのが、これはやはりしんどいだろうというのがまずあった。
もちろん初演は全部宮田さんの演出だし、三作とも再演も重ねてるんで、宮田さん一人でやってやれないことはなかったかも知れないけど、それでもやはり物理的にもちょっと無理が出てくるだろうってことでね。
何せ、三本とも稽古期間が重なっていたからね。
なので、一本はオレがやることはわりと早くから決まってた。

でも、あらためて「どれを演出したいか?」と訊かれると、う~ん、と唸ったね。
もちろん全部自分が書いたものなんだから、ま、何でもいいようなもんなんだけどね。

ただ『赤シャツ』だけは、ぜひともお客さんで観たかったというのがあって、まずこれは除外。
『赤シャツ』は、自分が書いた芝居の中で、もっとも本番の舞台を見た回数が少ない作品だったのね。
一回しか観てない。
何せ、初演の時は『黒いハンカチーフ』と公演日程が丸かぶりだったのでね。
あの時は『黒いハンカチーフ』がサザンシアターで、『赤シャツ』が紀伊国屋で、そういや「赤と黒・甲州街道決戦」なんて呼ばれてた。
ていうか自分たちで呼んでたわけだけど。
その後も、地方公演のために再演があったりするごとに自分のやってる他の芝居とスケジュールがかぶってたりして、本当に観る機会がなかった。

ので、『赤シャツ』はパスさせてもらった。

で、『MOTHER』か『フユヒコ』かって話になって、そうなると「やっぱオレは『フユヒコ』かなぁ」ってことになったのだ。

『MOTHER』は、オレと宮田さんにとっては文字通りの出世作となった芝居なんだけど、最初のアイデアもふくめて、やっぱり宮田さんがいちばん思い入れのある作品だと思うのだ。

それにね。
こういうこと言っちゃダメなんだけどさ。
やっぱ、青臭いのだよねぇ。
自分では、どうにも照れくさいとこがあるのだ。
何せ、かなり真っ向勝負の「青春グラフィティ」だからね。

いや~、青い青い。

でもさ、未熟なぶんだけ、勢いのある作品でもある。
得体の知れない勢い。
今では絶対に出せない勢いが、ある。

それをキムラと山路さんがどう演じてんのか、すごく楽しみだ。

この三部作は、この順で上演されてよかったと思ってる。

ここは皆さんも、ぜひ、ひとつ。
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# by mop-makino | 2008-11-21 00:16
『フユヒコ』無事閉幕。次は『赤シャツ』。
『フユヒコ』無事に閉幕しました。
ご来場いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
同じ日に名古屋で『女ひとり』も閉幕した。
こちらもご覧いただいた方々、ありがとうございました。
ならびに、双方の関係者の皆さん、ホンマにお疲れ様でした。

とは言いつつも、青年座の大半のスタッフは、次の『赤シャツ』への仕込み換えで休むヒマもない。
通常ならバラシ、搬出、荷返しで終わるところが、同じ劇場への搬入、仕込みも連続して行うのだから、たいへんご苦労様なことである。
オレも作者なので本当は他人事ではないのだが、さすがに昨日と今日は休みをもらった。

にしても。
自分で言うのも何だが、『フユヒコ』はなかなか上出来な舞台でしたな。
俳優たちは無論だが、演出部、美術、照明、音響と、どの部門の仕事ぶりもとても丁寧かつ繊細で良かった。
ところで、ご覧いただいた方は覚えておいでだろうが、この芝居のもっとも重要なアイテムは招き猫である。
舞台には大小6つの招き猫が登場するが、これはすべて手作りなのね。
舞台で扱うときに、本物だと割れたりするからね。
あと、実際に市販されているものだと舞台で使用するには少々小さいから(レギュラーサイズのものが、ですよ)という理由もある。
同じく秀二が持ってくる福助も作り物です。
これ、十一年前の初演のときに作られて、ずっと青年座の倉庫に保管されていたのだ。
こういう特殊な小道具は、いざ再演というときに、なかなかすぐには調達できないので、そうやって取っておくのね。
その中で、実は最後にりんさんが持ってくる大きな招き猫だけ、今回新調してもらった。
あれくらいの「巨大さ」が、ま、オレの中のリアリズムの限界だったのでね。
ちなみに、初演で使われたりんの巨大猫は、カーテンコールの後に舞台に置かれていたあの猫です。
フフフ。
あれはやっぱ大きすぎるやろ、いくら何でも(笑)。
どこで売っとんねん、ちゅうねん。

ちなみに。

『フユヒコ』を観て招き猫が欲しくなったという感想もありましたが、お買いになるなら、豪徳寺のものをお勧めします。
招き猫の発祥には諸説あるらしいが、豪徳寺はその中でもかなり有力だそうで、『フユヒコ』の招き猫もプロトタイプはその豪徳寺のものだ。
この猫は、ふつうの招き猫と違ってシンプルな白い猫で、小判なども持ってないが、そこら辺がなかなか品が良くてよろしいです。

と、そんなプチ招き猫情報も書きつつ、明日からは『赤シャツ』である。
こちらも引き続き、御ひいきにお願いしたい。
できれば、漱石の『坊っちゃん』を読み返してからご覧になることをお勧めします。
ええ、これはもう、ぜひもんで。
『坊っちゃん』、『吾輩は猫である』あたりを読み返してから観ると、随所でお楽しみいただけると思います。

よろしくっす。
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# by mop-makino | 2008-11-11 14:13
『フユヒコ』開幕っす!
『女ひとり~ミヤコ蝶々物語』も、名古屋の御園座で無事に幕を開けた。
無念の降板をした斉藤さんに代わった渋谷天外さんも、それはもう、緊急登板とは思えない素晴らしい芝居で、まずはひと安心。

そして早いもので『フユヒコ』も昨日から劇場入りなのだ。
こちらは二ヶ月ぶりの紀伊国屋ホール。
前にも記したが、この『フユヒコ』という芝居は11年前、『東京原子核クラブ』に続いて書いた芝居である。
宮田親平さんの「科学者たちの自由な楽園」を読んで、理化学研究所を素材にした芝居を書こうと思い立ち、ま、紆余曲折の結果、二本の芝居になったということです。
ちなみに『フユヒコ』に続けてM.O.P.でやった『KANOKO』を書いたのだ。
ううむ。
我が事ながら、そんなペースでよう書けたと思う。
やっぱ若かったのだねぇ。

で、『フユヒコ』である。
昭和九年、寺田寅彦博士のご家庭であった小さな事件をモデルにした家庭劇で、ま、一口で言うなら、地味な喜劇である。

何だよ、地味な喜劇って。
キャッチーじゃねえなぁ。

でも、そうとしか言いようがないって感じもあるのな。
とりあえず、派手な爆笑をさそうって芝居ではないし。
こう書くと何だかあんまり面白くないように感じるかも知れないけど、もちろんそんなことはなくて、オレ自身はこういう芝居が大好きなのだ。
それにさ、爆笑モノの芝居っていうのは、基本的には役者の個人的な技量に大きく拠っているものが多いのよ。
たとえば、藤山直美さんの舞台とかね。
小劇場で爆笑モノの芝居というのも、基本的には同じだと思う。
そういうのではなくて、派手な仕掛けもケレンもなくて、ただふつうの芝居をやっているように見えるのに、随所でクスッと笑えるような芝居。
大人が大真面目にやっていて、それでいて、どことなくトボけた味のある芝居。
そういうのが大好きなのだ。
うむ。

エコだな!

ある意味、地球にやさしい芝居だ。

何だ、それ。
ある意味ってどんな意味だ。

すまん。
何かエコって言っとけばキャッチーかつ、誉めてもらえるような気がしたのだ。

バカ。

とにかくだ。
こう言っちゃ何だが、そういう芝居を作るってのも、これもけっこう難しいことだと思ってる。
何よりも俳優同士のアンサンブルがたいへん重要になってくる。
打撃の芝居ではなく、守備の芝居ということね。
確実にダブルプレーがとれる内野連携こそが大事なので、とにかく今回のキャンプでは、できるだけ丁寧にそういう練習をしたつもりだ。
ま、例によっていちいち野球にたとえる必要もまったくないわけなんだが。

それに、これはまったく青年座さんのおかげなのだが、今回の稽古は最高の環境でもあった。
初日からほぼ実寸の稽古場道具が組まれて、小道具も本番仕様のものがほとんど揃えられていた。
理想の稽古環境といっていい。
その中で一ヶ月、じっくりと稽古をしてきた。
これで面白くならないはずないじゃんね。

あ、そうだ。
そういうことを言いたかったのだ。

つまり、

『フユヒコ』面白いんで、ぜひぜひ観にきてね! はーと。

ということが言いたかったのです。
11月4日から9日までで、一本の公演としちゃけっこう日数が少ないので、ウカウカしてると終わっちゃいます。
M.O.P.のお客さんは、今回の三部作ではキムラが山路さんと共演する『MOTHER』が本命で「あとはちょっとパスかな」なんて思ってる人も多いかも知れないけど、ここはぜひ、『フユヒコ』もよろしくってことでひとつ!

木下くんの出はけっこう笑えると思うし。

P.S.
今夜から毎晩チェックしますんで、ここのコメント欄からでもチケットお取りします。
よろしくっす。
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# by mop-makino | 2008-11-02 12:37
終わった…。
CS第一ステージ初日は、稽古が終了してから、携帯で試合結果を見た。
稽古は10時までである。
途中の休憩中に見る気にはなれなかった。
で、終わって見たら、完封で負けてた。
二日目も稽古が終了してから携帯で結果を見た。
3-7で勝ってた。
前日まったく打てなかったクリーンアップが打って勝った。
三日目は、稽古の終了前の休憩中に我慢できずに見た。
すでに試合は終わってた。
0-2で負けてた。
岩田が好投して8回まで0で抑えたが、9回に登板した球児がウッズに2ランを打たれ、その裏の最終回、新井、金本、鳥谷のクリーンアップが三者凡退に倒れて、試合は終わった。
岡田阪神の終焉として、ちょっと出来すぎのような負け方だった。

そういうことってあるのな…。

世の中ってな…。

もう、今年は巨人の日本一でいいです。

申し訳ないが、今夜はそういう、ミモフタモナイ気分です。

でもって、酒がうまいんでやんの。

嗚呼…。
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# by mop-makino | 2008-10-21 01:18
アクシデント!
松竹座の「女ひとり」について、無事に幕を開けたとか書いたばかりなのに、アクシデントが!
柳枝師匠役の斉藤洋介さんが舞台で足首骨折したという連絡をもらった。
骨折するような激しい場面ではなかったはずだが、こういうのはもう仕方ない。
起こるときには起こってしまうものだ。
三年前、オレ自身が骨折したときもそうだったし。
そういや、今年の初め、「夢のひと」の舞台稽古前にも意味なく、ホンマに意味なく、歩道を普通に歩いてて、足首をひどく捻挫して、そのあ一ヶ月くらい足引きずってたし。
そういうことって起こるのだよ。
ホンマに。
で、斉藤さんは18日をもって降板し、翌日から渋谷天外さんが急遽代役に立たはるそうだ。
こういうことは滅多に起こることではないけれど、くどいようだが、それでもやっぱり起こるときには起こる。
斉藤さんの無念もいかばかりかと思うし、天外さんの大変さも想像を絶するのだけど、今の自分には何もできない。
遠く離れた東京にいて、ただただ、現場が何とかうまく行くようにと、何よりもその状態をおして明日最後の舞台に立たはる斉藤さんの症状が、これ以上悪化せぬようにと祈るばかりである。
演出家の立場から言えば、稽古期間でともにした苦労のこともあるし、もちろん最後まで斉藤さんの柳枝役で行けるのがよかったに決まってる。
ただ、急遽登板する天外さんも、それはもう、それはもう、素晴らしい俳優さんだし、むしろオレ自身が早く天外さんの柳枝師匠を見たいとさえ思ってるくらいだ。
だから、これからご覧になるお客さんにとっても、決してマイナスなアクシデントではないと思う。
もちろん斉藤さんの舞台を楽しみにしてはったお客さんには残念なことでしょうけれど、それでも決して舞台のクオリティーは落ちないと思いますので、どうかご容赦、そしてご安心を。
関係者各位、大変でしょうけど、そして何のお力にもなれませんが、何とか乗り切ってください。
祈っております。

がんばれ。
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# by mop-makino | 2008-10-18 00:55
「フユヒコ」絶賛稽古中!
う~む…。
「4ゲーム差になって微妙」とか書いてたのが、今となっては空しいのう…。
よもや岡田辞任なんてことにまでなるとは、さすがに思わへんかったわ。
なぁ?
今岡くんも痛いエラーいっぱいしてしもうたし。
嗚呼…。

で。

まぁ、ようやく身辺も少し落ち着いてきた。

古い話で恐縮だが、松竹座の「女ひとり」も無事に幕を開けた。
大阪のお客さんというのは、楽しみ方をよう知ってるなぁと思う。
正直、初日はまだそのお客さんに助けられてるとこがずいぶんあったけど、スタッフにもれ聞いた話によれば、その後も上演時間もいたずらに延びることなく行ってるようなので、おそらく今は芝居もずっと良くなってることと思う。
こちらのほうは、今月の終わりに名古屋御園座に移動したときに観るのを楽しみにしておこう。
うん。

で。

現在は青年座の「フユヒコ」を稽古中である。
11月紀伊国屋ホールの青年座による三作品連続上演のトップを飾る芝居であって、三本の中では、もっとも小粒な小品といった感じのコメディである。
初演は11年前だが、何しろ自身で演出するのは初めてなので、これがなかなか新鮮な体験なのね。
自分でやってみて、あらためて難しい芝居であることがわかったりして。
あはは。
ダメじゃん、それじゃ。
ま、難しいということは、そのぶん面白いということであって、稽古は楽しい。
これ、ぜひ観てほしいと思う。

てことで、またちょいちょい書きますんで、ひとつよろしく、である。

CSのことは横目で見ときますわ。
今の心境じゃ正視にたえん。
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# by mop-makino | 2008-10-15 14:53
がんばれ、今岡くん!
相変わらず松竹座『女ひとり』の稽古中である。
今日は衣装とカツラ合わせの日で、少し稽古場入りが遅いのでちょっと更新。
いや~、やっぱ人間はさ、一週間に一度くらいは休まないといかんようにできとるとつくづく思う。
ここんとこ、ヘトヘトのピーだ。
とにかく『阿片と拳銃』が終わってから、ちゃんと休みがあったのは一日だけだ。
しかもその日は昼の十二時から深夜の一時まで宴会やって呑みっぱなしだったしな。

う~む、何か本末転倒を絵に描いたような話ではあるが。

俳優座劇場の『東京原子核クラブ』ももう一回くらいは観たかったんだが、こっちはもう旅に出てしまったし、シアタークリエの『青猫物語』ももう一度観るのがどうやら無理っぽいしなぁ。
ま、そういうめぐり合わせなんで仕方ないっちゃ仕方ないが。
ま、愚痴はそのくらいにして、疲れてるのはオレだけじゃなくてみんな疲れてんだしな。

みんなー、疲れてるか~?
イエ~イ!

ばか。
イエ~イじゃありません。
地に足つけて行け、オレ。

で、こういう時こそ阪神には快進撃を続けてほしかったのだが、なかなかそうは行かなくて、ペナントレースもたいへんなことになってるね。
4ゲーム差か。
う~む。
微妙やのう。
阪神応援者は広島に負けるのは文句言っちゃいかん立場なので仕方ないが、しかしそれにしても今年は広島も強いよなぁ。
こうなりゃ何とかして3位になってCSに出てもらいたい。
Aマイナー氏もこの前は「面白いから今年はもう巨人を応援する!」と宣言してたし、ええやろ、もう中日は今年は4位でも。

そんな中、ちょっと前の話だが、今岡が復帰したというグッド・ニュースが。
9月11日って、今岡の誕生日だったのね。
誕生日に練習中の鳴尾浜から急遽甲子園に呼ばれて、先発3番で出場。
第1打席でいきなりホームラン。
最後の打席で押し出しフォアボール。
で、当然その日はヒーローでお立ち台。
そういうことってあるんだねぇ。
オレ、中継観てたら絶対に泣いたと思う。
ていうかね。
ずっと前から、お立ち台の今岡が好きだった。
とてもいい顔してんだよ。
もちろん嬉しそうな顔してるんだけど、何ていうか、静かにニコニコしてる感じなんだよね。
熱狂するアルプススタンドをニコニコしながら静かに見てるっていう、何かそんな風情でね。
あの場所にに立つのは、それこそまごうことなき「野球の神に選ばれし子」なんだが、そんな自分の僥倖にびっくりしつつも、その瞬間を素直に受け入れて、楽しんでるって感じ。

こういうこと言うと、「ケッ」と思われるかも知れないけど。

誰かが、穏やかに、幸せそうな顔をしてるのを見るのは、とてもいいものです。
それで自分も幸せになる。

いや、マジでさ。

あ~、野球観て~。
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# by mop-makino | 2008-09-16 11:49