マキノノゾミのブログ
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『エンジェル・アイズ』仕込み前夜。
ふうー。
やっと今日、一日休みだよ。
もう、いつ以来かもわかんない。
人間やっぱ休まんとダメだわなぁ。
今回は久々に体力勝負の芝居で、ある程度の覚悟はしてたつもりだけど、さすがに稽古の最後のほうはきつかった。
やること満載で、もう休みを取る余裕が全然なかったし。
でもって、連日の猛暑だし。
みんなも体力的に相当きつかったと思うので、今日一日のオフはそれぞれいいリフレッシュになってくれてることを祈るばかりだ。
昨日は二度目の通し稽古をしてから、錦糸町の稽古場を撤収。
あとは明日劇場に入ってからの三日間が勝負となる。
だから、何となく今夜は、決戦前夜のアラモの砦みたいな気分なのね。
しかしだよ。
芝居の出来は抜群に面白い。
いや、マジで。
『水平線ホテル』のときも思ったけど、こんな劇団、他に見たことないもん。
日本中の他のどんな劇団にも似ていないと思う。
だって、いい年した大人が真剣に西部劇やってんだぜ?
しかもさ。
格好いいんでやんの。
笑えるわー。
我ながら何だろうって思うのよな、この不条理な情熱は。
何かね、こういうこと言うと眉唾って思うかも知れないけど、今回こうして完成するために15年前の初演はあったのだなぁってつくづく思うのよ。
今回の舞台では、15年前のオレたちでは出来なかった部分も一杯あるし、また15年後のオレたちには絶対に出来ない部分も一杯あるしね。
今回の、まさにこのタイミングでなけりゃダメだったんだ。
だから、間違いなく再演はもう二度とない。
今回観ないと二度と観られません。
くどくは言いません。
ぜひ観にきてください。
ナイスな超娯楽作品です。
大人も子どもも、男も女も、みんないらっしゃい。
素敵な時間をお約束します。
インディアン、ウソつかない。

ま、インディアンじゃないけどな。
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by mop-makino | 2007-08-22 02:01
ナツいぜ……。
「ナツいぜ……」と数年前の竹ノ内豊ふうにつぶやいてみても、いかんともしがたい暑さなわけだが。
って、このフレーズ、去年も一昨年も書いたな、たしか。
竹ノ内豊にもある意味同情するな。
CMであんな駄洒落を言わされてしまったばっかりに、こうして毎年オレに苦笑され続けるのである。
ま、それも人生だが。
いやしかし。
それにしてもナツいぜ。

でも、オレは夏が好きなんである。
いいよ、夏。
昔、中学生の終わり頃から二十歳前くらいまでの間は、夏が大嫌いだったんだけどね。
というより、積極的に冬のほうをヒイキにしていた。
夏が好きだなんて公言するやつは内心で軽蔑していた。
人間はやっぱ、キリっと寒い冬でしょう。冬をこそ汝が友とせよってなもんだと思っていた。
これは今から思えば、まぁ、つまりは思春期だったのである。
思春期だからさ、いろいろと片思いなんかしてて、そうなると北杜夫からの流れでトーマス・マン方面に入って、トニオ・クレーゲルなんてまさに他人とは思えないと思って暮らしていたのである。
ロックとかもテイク・イット・イージーなアメリカ方面には行かず、ビートルズに義理立てしてブリティッシュ一辺倒だったから、そうなると何というか、こう、陰鬱で荒涼とした情感のほうに憧れがあったのだ。
ま、バカだったのだね、アリテイに言えば。
同じ思春期で女の子を好きになるにしても、これがアーウィン・ショウでも読んでイーグルスなんか聴いてたら、もう少しマシな青春だったろうとも思うのだが、こういうのはめぐり合わせというか、ご縁みたいなものなのでどうにもならない。
さて。
とにかく夏が嫌いだと公言してはばからなかったオレなのだが、二十歳になる頃に猛然と反省心が起こってきた。
いい若いモンが夏が嫌いでどうするのかと。
そんなこっちゃ情けない。若者らしくない。そんなことでどうするかと。
そこで「よし、オレは今日から努力して夏が好きな男になるぞ」と決心した。
場合によっちゃ山でも海でもプールでも行こうじゃないか。
そして、水着のギャルなんかとも積極的にお友だちになろうじゃないかと。
その努力の結果、オレは夏が好きになったのである。
(ま、水着のギャルとはあまりご縁がなかったが)
うむ。
意志の力とは実にエライものである。わがことながら何と立派なことだ。
……と、ごく最近まで思っていたのである。
思っていたのであるが、それは大きな間違いだったことに先日気づいた。
ていうのはね。
よくよく思い起こせば、オレ、小学生の頃は夏がいっとう好きだったのよ。
理由は夏休みがあるから。
あと、スイカとか冷や麦が好きだったから。
考えてみたら、それが中学生になって、ちょっとオマセになって、無理してただけなのだね。
格好つけて「冬が好きだ」と言ってただけなのだ。
他の人とちょっと違って「冬が好きだというマキノ君が個性的で好き」とある特定の女子に思われたかっただけなのだ。
うーむ。
われながらバカでほとほと呆れるわ。
そうなの。
もともと夏が好きなの。

夏が好きだという理由はいろいろあるのだが、いっとう大きいのは「暑くて頭が働かない」からである。
頭がいつもボーっとしている。
生きてるだけで精一杯という感じがあって、炎天下を移動していると、木陰で一瞬涼むだけで嬉しかったりする。そういうシンプルな状態が好きなのだな。
「考える」というより「直感で動く」というのに近くなる。
このひと月あまり、よく散歩をしているのだが、公園などで蝉がわんわん鳴いてるのなんか聴いてると幸福な気分になる。
阿久悠さんじゃないが、自分が死ぬ時にはこういう季節がいいと思ってしまう。
暑くて暑くて、自分も周囲も過剰にセンチメンタルにはなれない季節だという気がする。
うん。
こういう言い方は不謹慎なのかも知れないけど、阿久悠さんはとてもよい季節に亡くなったと思う。
とてもお似合いの季節に、というか。

強引に我田引水するけど、『エンジェル・アイズ』というのも夏にお似合いの芝居である。
もう、どんどんぶっ飛ばして行くかんね。
観なきゃソンだと思うよ。
みんな、チケット買ってくれい!

さて、今日も暑いぜ!
夜はビールが美味いぜ!
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by mop-makino | 2007-08-09 11:18
さらば地球よ。
『エンジェル・アイズ』は絶賛稽古中なわけだが、ま、稽古の様子などはあちこちに書かれてるので割愛。
ていうか、稽古中は稽古ばっかなので他に書くことないのよな。

で。
今ラジオのニュースで聞いたんだけど、阿久悠さん亡くなっちゃったね。
当たり前だけど、阿久悠さんの詞が大好きだった。
何ていうか、単純に「言語感覚」が非凡でカッチョよかった。
沢田さんの歌でいうと、まず

♪からだの傷なら治せるけれど
 心の痛手は癒せはしない

でシビレた。
続いて、

♪蝶々は空を飛んでるときが蝶々さ
 籠に入れたら ただの虫なんだよ

なんてのにもシビレた。

♪すべてが解ったと言ってくれ
 世界中に発表してくれ

なんてのもよかった。

♪何気ない幸せの裏にひそんでる罪の色を
 得意げに暴きたてたあと この胸は重くなる
 愛のため人を刺し 愛のため滅んだ女
 蒼ざめた顔の色 いつまでもこの目を離れない

なんてのも大好きだった。
私立探偵のことを歌ったバラードだけど、「得意げに暴きたてたあと」ってとこと「愛のため滅んだ女」ってとこが素晴らしい。
歌ってると必ずそこでウルっときたものだった。
こんなこと書いてたらキリがないのだが、

♪お嬢さん お手上げだ

だの

♪おまえのハートは札つきだ

だの、それはそれはもう、カッチョイイったらなかった。
うむ。
すまんな。
申し訳ないが、そういうきらめくようなフレーズの数々で現在の美意識のほとんど9割以上が形成されてしまったオレだ。
気取りや気障といったものは本来あまり良いものではないだろう。だけど阿久悠さんの詞では、それがとても輝いていた。
きっとシャイな人だったのだと思う。
だから下世話スレスレな世界でも品と格調があったのだと思う。

♪指輪はずして愛し合う いけない女と呼ばせたくない

だなんてね。
ただの人妻との浮気の歌なのにね。

♪恋はもともとそういうもの 炎の中の綱渡り

だとかさ。
うー、ダメだ。こんなこと書いてたら止まらん。
最後に沢田さんのもの以外で好きだったものを2曲。

♪悪の天才がときに野心を抱き 世界征服を夢見たときに
 きみはどうする きみはどうするか きみは
 じゅうりんされて 黙っているか

イントロがブレイクして「♪あっくのてんさいが~」とシャウト気味に入る歌い出しが何ともカッチョよかった。
子供向けの番組主題歌なのに、いきなり「蹂躙」なんて単語が出てくるとこがニクかった。
ある意味、阿久の天才の仕事だ。
ばか。
誰がうまいこと言えと言った。
もう1曲は茶木みやこさんの

♪あざみのごとく棘あれば
 悲しい心さらさずに この世を生きていけようが
 はかない花は 罪を負う

これは「横溝正史シリーズ」の第二シリーズのエンディングテーマだった。
最後に真犯人だと判るヒロインの悲劇性を素材にしたところが、当時は何とも洒落てると思ったものだった。
訃報に接して、あらためてオレの中で大きな人だったことを思い知りました。
淡路島出身の人だし。

……合掌。
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by mop-makino | 2007-08-02 01:27