今週のマキノノゾミ本人
2011-08-30T23:40:52+09:00
mop-makino
マキノノゾミのブログ
Excite Blog
一周年記念更新。
http://mopmakino.exblog.jp/16202968/
2011-08-30T23:48:00+09:00
2011-08-30T23:40:52+09:00
2011-08-30T23:39:15+09:00
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去年の8月29日がM.O.P.解散の日だったのだけど、みなさんお元気でいらっしゃいますか?
あの日以来会ってない劇団員も何人かいるけど、まぁ、みんな適当に元気なんだろうと思う。
オレはというと、今年のその日は岩手県の花巻市にいたですよ。
宮沢賢治記念館を観たり、わんこそばを食べたりしてた。
夏休み最後の小旅行っす。
今年の8月は、劇団公演がないので夏休みを取ったのね。
この一ヶ月間、ええ、それはもう本当に、ほとんど何もせずにすごしましたさ。
毎日だらだら、ゴロゴロ、ぐったりしてた。
実際、こんなにまとまった休暇を取ったのはニューヨークに行った97年の夏以来だし、てことは14年ぶりのことなんで、ま、それくらいは許してもらうがなッ。
それくらいの休暇を取れないんじゃ、何のために劇団解散したんだって話じゃねえか、ええ、おいッ。
って誰も何も言ってませんか。
そうですか。
すいません。
で。
明後日からはいよいよそうも言ってられなくなって、いろいろと始動しなくちゃならない。
とりあえずは、来月の11日からは北九州に行って、彼の地の役者さんたちとリーディング公演の稽古をやる。
公演は北九州芸術劇場小ホールで17~18日。
作品は『ズビズビ。』。
でも、ま、これはいいです。
7月の初めに出演者のオーディションをやりに行ったのだけど、その役者さんたちとまた会えるのが楽しみでもある。
どんなふうなものになるのか自分でもわかんないけど、楽しみだ。
ちなみに、同時期に同じ場所(中ホール)で文学座の『殿様と私』の公演があるそうだ。
まったくの偶然なのだが、「プチ・オレまつり」である。
ま、北九州のお客さんよ、よろしくっす。
で。
帰って来たら戯曲セミナーの講師をやって、それから王子小劇場でやる若者たちのシェイクスピア劇バトルの審査員やって、そこから先はマジで地獄で、来年の正月にかけて4本の台本を書くことになっている。
今はあんまり考えたくはないが、きっと年末は死にかけていると思う。
でもさ。
実際の話、解散後にやった芝居4本のうち3本に劇団の元メンバーが参加していたし、DVDだの、倉庫の撤収だの、写真集の編集(これ、ホンマに大変でした)だのと残務処理がいろいろあったので、つい最近まで、あんま解散したなぁーっていう実感がなかったのね。
いやいや。
実をいえば、今でもあまりないかも。
…てことは、M.O.P.って二年にいっぺんくらいの公演でもよかったのかも知れないなぁなんてことを、今さらながら思うのだけど。
ま、これから少しずつ、しみじみして行こうと思いますよ。
そんなこんなな最近の日々っす。
ま、記念に更新。]]>
新年あけましておめでとうございます。
http://mopmakino.exblog.jp/14692395/
2011-01-04T00:18:50+09:00
2011-01-04T00:15:23+09:00
2011-01-04T00:15:23+09:00
mop-makino
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どーもね。
サボりぐせがついちまってダメだね。
何だかんだで、またまた一ヶ月以上空いてるし。
え~、どちら様もお久しぶりでございます。
まぁね、前回も書いたけど、このブログはもともと劇団公演の宣伝が目的で始めたわけで、劇団が解散した今となっては、あまり存在理由がないといえばないのだが…。
そういや去年の正月には決意を新たにしてMONOの土田くんがブログを更新したらオレも書くとか宣言しちゃってるんだよな。
でもって案の定、瞬殺でぶっちぎられて終わったけどな。
ま、こちらのほうはそもそも人間の出来が違うので仕方ない。
ただね、この一年あまり更新できなくなっちまったのには、もう一つ理由がある。
今だから書くが、その理由とは、ずばりゲームだ。
恥ずかしながらいい年してゲームにハマってしまったのだね。
うーむ。
知ってる人はよく知ってると思うけど、何かね、ミクシーのアプリゲームっての?「ビジュエルド・ブリッツ」という1分間のレンガ崩しみたいな単純なゲームだ。
で、これがそんなに面白いかというと、うーん、そんなには面白くないと思う。
何だそりゃ。
ダメじゃん。
でもそうなのよ。そんなにベラボーに面白いわけではないのだけど、空き時間があるとついやってしまうのだね。
で、気がつくと1時間くらい夢中でやってたりする。
まぁゲームというものはそもそもそういうふうに出来ているのだろう。
やっぱりえらいもんである。
そりゃ子どもはやめられんわ。
オレ、自分の子どもの頃にこんなもんがなくてつくづく良かったと思う。
あったらどうなってたことか。
たぶん青春台無しだ。
しかし、だね。
最近ちょっと思うのだけど、これ、たぶんどんなゲームでもそうだろうと思うのだが…本当に夢中になってやり続けていると、何というか「人生」といったものに思いいたすね。
ツキがあったりなかったり。がんばっても上手く行かなかったり、がんばらなくてもあれよあれよと上手く行ったり。
野球のバッティングにも似てる。好不調の波があって、4番打者がパタリとホームランが出なくなってスランプが続いたりする感じにね。
で、そういう不調が続く時にもひたすらバットを振り続けるしかなくてね。
地道に自分の本来のフォームを改めて考えたりしてね。
そういうのって、人生で起こることとよく似てる。
その何となくの悲哀を子ども時代にしみじみと知るのも悪くはないことのような気もする。
ビバ!ゲーム!
人生はゲーム!(by南佳孝)
意味なく大文字にしてみた。
ま、言い訳なわけだが。
ちなみに。
M.O.P.の公式写真集、および解散ドキュメンタリーとの二枚組DVDは、ただ今製作中です。
例年通り春頃までにはお手元にお届けできるかと思います。
今しばらく楽しみにお待ちください。
では、ま、ひとまず今年もよろしくということで。
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お勧め!
http://mopmakino.exblog.jp/14501145/
2010-11-30T12:03:00+09:00
2010-11-30T12:02:57+09:00
2010-11-30T12:01:10+09:00
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えー。
来る12月1~5日、新宿紀伊國屋ホールで上演される横内謙介脚本演出の『新浄瑠璃朝右衛門』はとてもよいお芝居なので、行ける人はぜひ観に行ってほしい。
オレは『取り立てやお春』御園座公演のためにその時期はすっぽりと名古屋にいるので、先週末にあった厚木文化会館公演のほうを観てきた。
原作は小池一夫/小島剛夕の『首斬り朝』という往年の劇画なのだけど、その世界を浄瑠璃に乗せた小劇場芝居でみせるという、ちょっと変わったスタイルの上演なのだけど、これが実にうまくいっている。
いい舞台だった。
オカモリくんもかっちょいい。
有馬も切れ味がいい。
元来扉座という劇団は、こういう芝居をやる時にこそ、その真価をもっとも発揮するように思う。
等身大の登場人物によるリアルな会話劇みたいなやつよりも、「全員高校生!」とか「真っ向から生真面目に時代劇!」とか、ちょっとそういうムチャをやろうとする時がいい。
つまりは、何より胸を打つのが劇団としての「熱」なのである。
こればっかりはプロデュース公演では絶対に出せない味わいである。
ま、マジな話、観て絶対に損はないと思う。
お時間のある方はぜひ!
あと同じく5日まで座・高円寺でやっているMONOの『トナカイを数えたら眠れない』もお勧め。
こちらも例によって劇団でしか出せない絶対的なアンサンブルを堪能できる。
できたらこちらもぜひ!
あ、あとこちらは東京公演は終わってしまったけど、燐光群の『三分間の女の一生』も良かった。
最近の燐光群公演の中ではあきらかに出色の出来で、個人的には燐光群のベストだと思ってる。
これからいろいろと地方公演を行うそうなので、お近くで観られる方はこれもぜひ!
何か知り合いんちの宣伝ばかりで我ながら何だかなぁという感じだが、どれも自信をもってお勧めします。
それでオレの全人格を判断してもらってもかまわないとさえ思ってる。
いや、全人格はちょっとイヤだな。
趣味な。
オレの趣味。
オレの趣味、当然ながら自分では悪かないと思ってる。
信じてちょんまげ。
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こっそりとちょい更新。
http://mopmakino.exblog.jp/14419356/
2010-11-17T01:29:33+09:00
2010-11-17T01:27:16+09:00
2010-11-17T01:27:16+09:00
mop-makino
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何ていうか、プラマイ、ようやくゼロ。
といっててもすぐにまたいろんなことに追いまくられるに決まってるが、ま、とりあえず今夜は大手を振って少々ヒマである。
ばほー。
今から寝床に入って伊集院光の「のはなしさん」を読む予定。
どや。
ええやろ?
え、べつに羨ましくないですか。
そうですか。
で、今まで何をしていたかというと、まぁ、9月の終わりから明治座の『取り立てやお春』の稽古に入って、11月1日が初日、んで、先日中日も無事に過ぎて、こちらのほうもまぁまぁ落ち着いた感じだと思うのね。
こちらは来月には名古屋に、来年の3月には大阪に行きます。
明日からは今まで横目でにらみつつ手のつけられなかったM.O.P.の公式記録写真集作りを始めようと思う。
これがまたけっこう大変になりそうなんだが(何しろ26年分あるからね)、ま、そういう残務整理みたいな仕事が何だか今の気分にはしっくりくるような気もするよ。
劇団が無くなったという実感はまだあんまりないのだけど、こういう仕事を通してこれから少しずつ感じていくもんだと思うのね。
レスが遅くなったが、夏にコメントくれた同級生のS山よ、おお、懐かしいのう。
オレ、新静岡センターの地下でいつも一緒に立ち食いのうどん食ってたの思い出したよ。
(あ、夏は冷やし中華だったな。どうでもいいが、オレ、カニかまって知ったのあん時初めてだったな)
それから最近コメントくれた浜松日体高校出身の気象予報士さん、おお、わが出身校から気象予報士なんて難しい試験に通る人が出るとはね。何だか感無量だ。
仕事がんばってください。
こちらも、ま、ぼちぼちがんばって行きますよ。
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ぼんやりと暮らしておりました。
http://mopmakino.exblog.jp/13999561/
2010-09-14T07:36:00+09:00
2010-09-14T07:36:42+09:00
2010-09-14T07:35:36+09:00
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最終公演を観て下さった方々、いろいろなお気づかいを下さった方々、本当にありがとうございました。
京都の大千秋楽が終わって東京での荷返しなどすませてから早くも二週間たってしまった。
この間、まぁ、ずーっとぼんやりとフヌケの与太左衛門になって暮らしていた。
本当は向こう一ヶ月くらいはこのままの調子で暮らしたいところなのだけど、ま、世間はそれでは許してくれんので、ぼちぼちと次の活動を始めている。
今度の土曜日(18日)には、3時から座・高円寺で、亡くなられたつかこうへいさんについてのシンポジウム、というか座談会をやります。
メンバーは平田満さん、いのうえひでのり君、平栗あつみさん、横内さんとオレである。
当日は北区つかこうへい劇団のメンバーによるリーディングも間に入る予定だ(木下智恵も来てくれる)。
読んでもらうのは、むかし平田さんたちがやっていた頃の『熱海殺人事件』や『初級革命講座飛龍伝』や『蒲田行進曲』の一部だ。
昨日は懐かしい本からいくつか抜粋して、その台本を作った。
いや~、懐かしかったな、これ。
当日、オレが担当で本番前に少しだけ稽古をやらせてもらうのだが、ちょっと今から楽しみだ。
ま、そんなこんなっす。
よかったら土曜に座・高円寺に来てください。
くわしい情報は劇作家協会のHPにいろいろ出てます。
とりあえず、お知らせまで。
んじゃ今からちょっと旅行に行ってくるよ。
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ファイナル・カウントダウン
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2010-08-14T10:21:47+09:00
2010-08-14T10:21:41+09:00
2010-08-14T10:21:41+09:00
mop-makino
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今日はダブルヘッダーなので、今日が終われば、あと2つだ。
このあとは札幌で3ステージ、京都で3ステージを残すのみ。
それでM.O.P.の最終公演はすべて終了である。
全部であと10回。
ま、イッツ・ア・ファイナル・カウントダウン~ですな。
悔いのないようにやりましょう。]]>
最後の「紀伊國屋ホール初日」!
http://mopmakino.exblog.jp/13704033/
2010-08-04T01:13:00+09:00
2010-08-04T01:24:50+09:00
2010-08-04T01:13:58+09:00
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ここんとこ「これが最後の~」というのを、ことごとくウカウカとやり過ごしちまってるので、今日はしっかりと心に刻んで行こうと思う。
劇団M.O.P.としては、今日が「最後のゲネプロ」で(札幌と京都の公演ではゲネの予定はない)、今日が「最後の紀伊國屋ホールでの初日」である。
何でもいいから、とにかく味わいつくすのだ。
ま、だから何するってわけでもないが。
ちなみに。
今回は、最後の公演ということで、出演者は劇団員だけである。
去年何となく皆と話していて、そうしようと決めた。
意外なことなのだが、劇団員だけで公演をやるのは、97年の『KANOKO』以来13年ぶりで、劇団史上でも実にわずか二度目のことなのである。
自分でも「へえー」って感じだった。
いつも誰か彼かが客演してくれてたんだよね。
ま、もちろん最多は永世名誉劇団員の扉座オカモリくんなわけだが。
今回はかつて客演してくれたいろんな役者さんたちがゲストで来て、1打席だけバッターボックスに立ってくれることになっているが(そして今日の初日はもちろん最多出場のオカモリくんなわけだが)、基本は「生え抜き」の劇団員だけによる公演である。
ということで、
オレも出演しますぞ!
いわゆるひとつのプレイング・マネージャーである。
劇団員たちからはかなり呆れられたり迷惑がられたりしているが、お客さんはそこはご祝儀という気分で、
大いに甘い目で観ていただきたい!
ということで、本日、「最後の紀伊國屋ホール初日」でございやす。
くどくは言わん。
来てくり。]]>
雨降りなんで思い出しモード。
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2010-07-30T01:10:00+09:00
2010-07-30T10:48:03+09:00
2010-07-30T01:11:15+09:00
mop-makino
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なんか残念だ(笑)。
海苔巻きどーん!がけっこう好きだったのだがな、意味なく愉快で。
大阪~高知の旅から帰ってきて、この三日は完全オフで休んでいる。
え、いつ以来だよ、休むの。
マジで去年の『リボルバー』終了直後以来かも知れない。
いやいや、正月に一日だけ休んだから、それ以来か。
ま、何にしても、ホンマ無茶苦茶なスケジュールやったからね、この一年は。
ていうか、本当はこの三年、ずーっと最後はどういう作品で劇団を終わるかを考えあぐねていたので、その意味ではカタチだけのオフはあっても、一日たりとも気の休まる時はなかったのよ。
それが、何はともあれ、カタチになった。
今回の『さらば八月のうた』が本当に最終公演にふさわしいかどうかはわからないが、オレとしてはそのつもりで書いたのだし、もうそれで良しとする。
というわけで、つかの間のオフである。
で、これがまぁ、くそ暑いねー。
猛暑ではなく、酷暑だね。
たぶん2004年の夏以来じゃないか、こんなにひどく暑いのは。
たしか『虚飾の町に別れのキスを』を稽古してた時が、こんなんだった記憶があるもんな。
夏が好きだと書いた手前、あんまりつらそうなことは書けないが、それにしてもセミも鳴かないもんな、これだけ暑いと。
オレはセミががんがん鳴いてる暑さが好きなので、そのくらいには涼しくなってほしい。
ひとつ頼むよ、今年の夏よ。
前にも書いたのだけど、ていうか前回も書いてるけど、50回の夏を体験してきて、オレにとっていっとう印象深い夏は1978年の夏である。
これがまた、取り立てて何があった夏というわけでもないのだけどね。
それどころか、取りわけ何もなかった夏だといってもいい。
とにかく、浜松日体高校を卒業して、静岡の予備校に通ってた浪人生の夏。
その予備校へは、朝6時に起きて、片道2時間かけて通っていた。
浜松静岡間は在来線で1時間ちょっとかかるのね。
その行き帰りで「新潮文庫の100冊」を読んだ。
桃井かおりさんの素敵なブックカバーが欲しかったからだ(今でも一枚取ってある)。
『チップス先生さようなら』あたりの薄っぺらなやつから取りかかり、1年かけてすべて読破するつもりだったのだが、40冊ちょっとで挫折した。
トーマス・マンの『魔の山』がなかなか読み終わらなかったからである。
予備校では古典の授業だけ出て、あとは自習室だった。
古典が苦手だったのと、単純に古典の老先生が面白くて好きだったのと両方の理由だ。
午前中だけで自主的に下校し、新静岡センターの地下で冷やし中華か立ち食いのそばを食べて、浜松に帰って、あとは図書館で自習した。
自習したのは世界史だけで、それも参考書は使用せず、ひたすら山川の教科書を読んで暗記する、というやり方だった。
毎日がその繰り返しだ。
女の子とつき合うなんてこともなかった。
予備校には横顔の可愛い、藤枝から来てる色白の女の子がいて、ほんのりと好きだったのだが、話したこともなかった。
杉本さんだったかな。名前もウロだ。
だいたい正面から顔を見た覚えがない。
横顔ほどには可愛くなくて、それで忘れてしまったのかも知れない。
あ、でも文通はしてたな。
向こうがたぶん一つか二つ年上で、たしか倉敷の藤波さんだったかな。
ロッキングオンの読者同士で、高校3年くらいから3年くらいポツポツと続いたと思う。
鉛筆で端正な字と文章を書く人だった。
一度も会ったことはないし、お互いに顔も知らないけど、今でも元気でいてくれたらいいと思う。
高校を卒業すると、毎日私服である。
そうなると、お金はないが多少のお洒落はしたい。
で、JUNのTシャツを二枚買った(笑)!
「JUN COOL & ELEGANCE」とプリントされてるやつ。
白いのと黒いやつ。
Tシャツの袖は丁寧に三つ折りにして着た。
ジュリーの新曲『ダーリング』に激しく興奮し、LP『今度は、華麗な宴にどうぞ』を発売日に買ってB全の大きなポスターを入手して部屋に貼った。
平積みされていた矢沢永吉の『成り上がり』を買って帰りの電車で読み、いたく感動した。
ショーケンは『NadjaⅡ』の年だったが、オレには二年前の『Nadja』のファーストのほうが好みで、かえってそちらのほうをよく聴いた。
ウィングスは『ウィングス・グレーテスト』の年で、このベスト盤と、その前に出た『ロンドンタウン』をよく聴いた。
あ、あと松村雄策だ。松村雄策のデビューLPが出て、すみやレコード(だったかな?)にライブを観に行ったりした。
渋谷陽一が司会してた。
映画は観た覚えがない。
たぶん1本も観てないのだろう。
あ、思い出した。
ビートルズの『シェア・スタジアム・コンサート』の映画がどういうわけか公開されたんで観に行ったんだ。
今でもどこかにパンフレットがあるはずだ。
あ、あと『ハーダー・ゼイ・カム』を浜松児童会館で観たな。
でも、こういうのは映画を観たうちには入らない感じだな。
で、芝居は、どういうわけか劇団四季の『エクウス』を観ている。
当然ながら、つかさんの芝居はまだ観ていない。
ただ、家にあった「芸術生活」という美術雑誌のレビューで『巷談松ヶ浦ゴドーの戒め』のVANホールの舞台写真を見て、背景の黒幕に大きく「hello goodbye」と書かれてあるのが気になっていた。
だいたい、まだ演劇なんてものにはさほど興味はなかったのだ。
図書館から家に帰ると、何となく母親と一緒に大相撲中継を見た。
後にも先にも、お相撲なんてのをそれなりに見てたのはあの年だけだ。
平幕(だったと思う)の富士桜が輪島に勝って大金星を挙げたりして、このお相撲さんは人気があった覚えがある。
横綱では輪島よりも北の湖のほうが、それはもう憎らしいくらいに圧倒的に強くて、好きだった。
どうでもいいが、今でもマイ・ベスト・横綱は北の湖である。
本当にどうでもいいが。
お相撲を見て、晩飯を食い、風呂に入ると、あとはもう眠くて仕方がない。
何しろ朝が早いですからね。
それで、たいていすぐに寝てた。
浪人生のくせに、まったくといっていいほど夜更かしはしなかった。
ほとんど、それですべて。
そんな夏だ。
それ以上には、本当に何もない夏だ。
それなのに、今でももっとも印象の深い夏だ。
静かで、暑くて、孤独(な気分)で、そして時間だけは妙にたっぷりあった。
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いいぞ! 夏真っ盛り!
http://mopmakino.exblog.jp/13632317/
2010-07-22T12:08:00+09:00
2010-07-24T07:58:07+09:00
2010-07-22T12:08:47+09:00
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本当に申し訳ないが(誰に?)、もう、かつお三昧だ。
オレは刺身の中では、かつおの刺身がいっとう好きである。
それもできたら銀色の皮を綺麗に残したやつ。
あとタタキでいうと、数年前からブームであるらしい塩タタキというのが美味い。
これらを肴に地元のお酒を飲む。
少なくとも「食」ということでいえば、およそこれ以上の幸せはないと思われる。
いや本当に申し訳ないのだがな(だから誰にだ?)。
いや、それにしても、セミが鳴いて夏真っ盛りですなぁ。
何度も書いてきたが、夏が好きである。
セミがわんわん鳴いて、頭がボーっとする感じがいい。
セミがわんわん鳴いている風景というのは不思議に静かなもので、そこもいい。
そういう静けさの中で、漠然と、人生とか人の世の儚さとか、そんなことを何となく思ったりもする。
よくは知らないが、お釈迦様もけっこう暑い場所で悟りを開いたのだろうから、夏にボーっとしてて思うことというのは、けっこう深甚なことなのかも知れない。
ま、オレの場合は悟りからはほど遠い(too far)わけだが。
そういや、去年の夏に初めてセミの鳴き声を聞いたのは、たしか『リボルバー』の大阪公演の劇場入りの日だった。
一昨年は、たしか『阿片と拳銃』の松山公演の劇場入りの日だった。
今年は大阪公演の初日に初めて聞いた。
来年は、どこで初めてセミの声を聞くことになるのかはまったくわからないけど、その時も、何となく「ああ、そういえば去年は~」などと思い出すだろうと思う。
これも何度も書いたが、夏の歌では、サーカスの『ミスター・サマータイム』なんかが好きだ。
あれは、ふいにラジオから流れてきたりすると、何ともいえぬビタースイートな気分になる。
矢沢永吉の『時間よ、とまれ』なんかもそうだな。
アルバムでいえば、沢田さんの『今度は華麗な宴にどうぞ』がやっぱり全編「夏!」という感じで、オレはこれがいっとう好きなアルバムである。
あと、どういうわけかツェッペリンのセカンドがオレにとっては夏なんだな。
くそ暑い日に大音量で聴きたくなる。
まぁ、例によって、どうでもいいっちゃどうでもいい話だが。
で、本日はこれから高知公演の初日である。
ほいたら行ってくるきよ。]]>
劇団M.O.P.最後の大阪公演終了!
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2010-07-20T08:51:29+09:00
2010-07-20T08:51:35+09:00
2010-07-20T08:51:35+09:00
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最終公演も例年通りIMPホールで三日間だけなので、ま、アッという間といえばアッという間であった。
で、これがM.O.P.としては最後の大阪公演だったわけである。
今回、ちょっと油断してると、「これが最後の~」というのを忘れてどんどんやり過ごしてしまうのね。
大阪公演初日は、M.O.P.としてはこれで最後の「公演初日」だったわけなのだが、そんな感慨を味わうのもうっかり忘れていた。
京都の千秋楽がまだ一ヶ月以上も先なので、ま、わしらにとっては最終公演はまだ始まったばかりというのが実感なのだけど、たとえば昨日など、これでM.O.P.の見納めといった方たちもたくさんいらしたはずで、その意味では今回は客席のほうが熱かったかも知れない。
とにかくありがたいことである。
大阪で幕を開けるのはゲンがいいのです。
ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
ひとまずは、さらば、でございます。]]>
本日二日目っす。
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2010-07-18T10:02:42+09:00
2010-07-18T10:02:54+09:00
2010-07-18T10:02:54+09:00
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これはいつも思うことだけど、初日というのは、演者の側はむろんだけど、客席の側にもある種の緊張感がある。
何しろ観るほうだって初めて観るわけだしね。
観る側もちょっと肩に力が入ってるというか。
で、初日に来てくれるお客さんであるから、そこはやっぱりわしらを贔屓にしてくださってる方々でもあるので、何というか、反応が普段よりも何割り増しにか熱いように思うのね。
そういう意味では、今日の二日目以降から、ようやくお客さんの反応や評判というのももっと落ち着いてくるはずで、ここはひとつ、今日も気を引き締めていかなければいけない。
それにしても、昨日のじんたんは良かった。
さすがだ。
日替わりゲストというのは、お客さんにも楽しいと思うけど、オレたちにとっても楽しい。
今日はリリパの野田晋市くんである。
楽しみだ。
うむ。
昨日のじんたんが良かったという話をして、プレッシャーかけたろうかな。
そんなことして何の意味があるのかわからんが。
まぁ、くどくは言うまい。
よくも悪くも、これがM.O.P.の最後の芝居である。
どうか観に来てください。
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いよいよ本日初日っす。
http://mopmakino.exblog.jp/13604470/
2010-07-17T00:25:00+09:00
2010-07-17T00:32:31+09:00
2010-07-17T00:25:26+09:00
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3時過ぎに終了して5時からゲネプロ、いわゆる本番通り舞台稽古。
うん。
面白いぜ。
お客さん的にはどうなのか、こればっかりは毎回実際に幕を開けてみなくてはわからないのだが、少なくとも昨日のゲネはオレにはひじょうに面白かった。
で、オレが面白きゃ、もうそれでいいのだ、今回は。
もう、そう思って今日初日の幕を開けることにする。
いいぞ、いけいけ!
ちなみに。
今回、大阪、東京、京都のそれぞれのステージには日替わりでゲストに来てもらう。
いずれも過去にM.O.P.に客演した人たちに頼んだ。
みんな快く引き受けてくれた気のいい役者さんたちだ。
でもって。
今日の歴史的な初日は森下じんせいくん(じんたん)だ。
ゲストには、もちろん、劇中のかなり重要な場面で、重要な役で出てもらう予定なのだが、開演前に少しオレとフリートークもしてもらうことになっている。
ていうか、つい先日思いつきでそう決めた。
今日、じんたんが劇場に来たら、早速そう伝えよう。
じんたん、あせるやろうな。
しかしじんたんもいきなりでアガるやろうが、わしらも初日でガチガチにアガってるから、オアイコなのである(何がだ)。
よし、いいぞ、いけいけ!
ベイビー、ウィー・アー・ボーン・トゥ・ラン!
いよいよ本日、劇団M.O.P.最終公演『さらば八月のうた』初日っす!
お、何か、文章若ぇーな。
いや、そーでもないか。
ま、とりま、初日なのっす。]]>
ひそかに再開。
http://mopmakino.exblog.jp/13600652/
2010-07-16T08:45:51+09:00
2010-07-16T08:46:05+09:00
2010-07-16T08:46:05+09:00
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といいつつ、オレのも『新センセイの鞄』無事開幕だって。
むうー。
何だかえらい昔の気がする。
間にまるまる一本『ローマの休日』とかあったのにな。
劇団最後の年だというのに、またえらく不精してしまったものだが、実際の話、ホンマに洒落にならないぐらい余裕がなかった。
今回の台本が書きあがった日に更新しようと思ったら、その日につかさんの訃報を聞いた。
つかさんのことについては、意味をつけようとすれば、いかようにも過剰な意味がついてしまいそうなので、今はあえて何も考えないようにしている。
そして、今日はいよいよM.O.P.最終公演『さらば八月のうた』ゲネプロの日である。
というわけで、これを機にこっそりと再開して、これからこっそりと更新してゆこうと思う。
まずは無事に幕を開けなくちゃね。]]>
『新センセイの鞄』無事開幕!
http://mopmakino.exblog.jp/13040565/
2010-03-24T10:19:00+09:00
2010-03-24T10:22:22+09:00
2010-03-24T10:19:10+09:00
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劇場入りしてからは例によってタイトなスケジュールだったのだが、「きっと何かはあるだろう」と心配していたトラブルもほとんどなく、すべての部署がほぼスケジュール通りに進行した。
これは、本当にすごいことだと思う。
ミュージカルとまでは行かないまでも、いちおう音楽劇であるので、通常のストレート・プレイの場合よりもテクニカルに時間がかかる。
加えて、作品の性格上、一幕二幕あわせて16場もある。
本来なら転換稽古だけでも、手間がかかるところだ。
それがオンスケジュールでスムーズに進行したというのは、ひとえにスタッフさんたちが優秀だからである。
感謝感謝。
俳優さんたちも初日にゲネプロ、本番をやって翌日にも昼夜公演というハードなスケジュールを乗り切って、演技も次第に固さが取れて、劇場にはゆるやかに清らかな時間が流れ始めている。
繰り返しになるけど、いい芝居になったと思う。
例によってパンフレットはないので、配役とMナンバーだけはここに記しておくことにする。
沢田研二 …… センセイ
富田靖子 …… 大町ツキコ
田中隆三 …… ノブヨシ 島の和尚
松永玲子 …… ミチル(ツキコの友人) スミヨ(センセイの亡妻) 石野先生
細見大輔 …… 小島孝 ヤスダ(居酒屋の客)
山崎イサオ … トオル(居酒屋の客) 摂津先生
すわ親治 …… サトル(居酒屋主人) 謎のストリートミュージシャン
小西康久 …… ナルセ(居酒屋の客)
山口智恵 …… ヨシエ(居酒屋の女将) 女性バーテンダー
宴堂裕子 …… ツキコの母 島の旅館の女将
伊藤聡子 …… ユカリ(ツキコの友人)
M1 『相手のいないラブソング』
M2 『箪笥の中の乾電池』
M3 『キノコ狩り』
M4 『帰り道がわかりません』
M5 『お花見のうた』
M6 『相手のいないラブソング』(リプライズ)
M7 『ラッキー・チャンス』
M8 『すれ違い』
M9 『よろしくお願いいたします』
M10『ラブソングをあなたに』
以上。
4月4日まで新宿紀伊國屋サザンシアターでやってます。
よろしくです。
で、昨日は休演日で久々の休み。
ふー。
一ヶ月ぶりくらいか。
せっかくの休みを有効に使おうと思ったが、結局洗濯をして、部屋の掃除を少しして、溜まってた大河ドラマを見たら、それで終了だった。
ホンマは確定申告の領収書の整理をしなきゃならなかったのだが、とてもその元気なし。
やっぱ人間は一週間に一日くらい休まんといかんようにできているのだ。
そして今日はこれから劇場入りの前に次の『ローマの休日』のための打ち合わせがあって、何もそんなに焦らんでもとか思ってたのだけど、考えたら明後日から稽古に入るのだった。
うーむ。
どうなる、オレの確定申告。
知ったこっちゃないですか。
そうですか。
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近況、その3。
http://mopmakino.exblog.jp/13004022/
2010-03-17T08:24:36+09:00
2010-03-17T08:24:31+09:00
2010-03-17T08:24:31+09:00
mop-makino
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ずっと『上海バンスキング』に出演中だった小西君は今日からようやくフルタイムの稽古参加となる。
ので、まずは彼の出番のある場をすべてさらう。
さらにセンセイとツキコさんのデートの場面の前半だけあたって、2時から衣装付きの通し稽古。
稽古場での最後の通し稽古である。
終わってダメ出し。
素直に、いい芝居だと思う。
泣けたしなぁ。
演出家が稽古を見てて泣くというのもどうよ、とよく言われるが、でも、オレが泣けないような芝居を観客に見せるわけにはいかんじゃないのよ。
とにかく稽古場でやれることはすべてやったと思う。
で、昨日からは劇場入り。
オレは昼間に赤坂でMONOの『赤い薬』の千秋楽を観てから、奥ちゃんと一緒に劇場に入って道具調べ。
MONOはよくぞこの日まで公演しててくれた。
この日、この時間がピンスポットで唯一観られるドンピシャの時間だった。
道具調べというのは、実際に使う大道具を劇場に建て込んでみて、いろいろな最終的なチェックをすることなのだが、美術家としては最後の大事な仕事でもある。
で、いきなり修正箇所が発覚し、奥ちゃんは新しい紗幕を買いに走って行った。
いや、それにしても奥ちゃんもすごいな。
昼間に役者をやってて、そのまま別の劇場に美術家として入って道具調べだよ。
そんな美術家、聞いたこともないぞ(笑)。
途中、こちらも稽古開始の迫っている『ローマの休日』の衣装の宮本さんとプロデューサー、舞台監督さんが来て、劇場ロビーで二回目の衣装打ち合わせ。
戻ってきた奥ちゃんにもセットと衣装の色合いのことで参加してもらい、奥ちゃんはその後、ローマの道具の仮発注に。
おいおい、どんだけ忙しいんだよ。
オレはその後、照明シュートに付き合って10時まで。
で、今日は朝から照明作り。
夕方からは役者さんが入って場当たり。
いよいよ、大詰め、である。
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