マキノノゾミのブログ
by mop-makino
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▼ 『赤シャツ』無事閉幕。最後は『MOTHER』!
三部作は『赤シャツ』も一昨日無事に終了した。
『フユヒコ』に引き続き、ご来場くださった方々、ありがとうございました。
そして、いよいよ明日からはラストの『MOTHER』である。

う~む。

それにしても、これはやはり、個人的にはかなりゴージャスな状況ではある。
パンフレットにも書いたけど、「自作を三本連続上演してもらう。しかも、一ヶ月間、紀伊国屋ホールで」となると、およそ劇作家としてこれに過ぎる幸福はないだろうと思われる。
ここはやはり、本人は素直に喜んでおこうと思う。

で、今回、なぜ『フユヒコ』を演出することになったのかという話である。

とりあえずの理由は、一人の演出家がいっぺんに三作を演出するというのが、これはやはりしんどいだろうというのがまずあった。
もちろん初演は全部宮田さんの演出だし、三作とも再演も重ねてるんで、宮田さん一人でやってやれないことはなかったかも知れないけど、それでもやはり物理的にもちょっと無理が出てくるだろうってことでね。
何せ、三本とも稽古期間が重なっていたからね。
なので、一本はオレがやることはわりと早くから決まってた。

でも、あらためて「どれを演出したいか?」と訊かれると、う~ん、と唸ったね。
もちろん全部自分が書いたものなんだから、ま、何でもいいようなもんなんだけどね。

ただ『赤シャツ』だけは、ぜひともお客さんで観たかったというのがあって、まずこれは除外。
『赤シャツ』は、自分が書いた芝居の中で、もっとも本番の舞台を見た回数が少ない作品だったのね。
一回しか観てない。
何せ、初演の時は『黒いハンカチーフ』と公演日程が丸かぶりだったのでね。
あの時は『黒いハンカチーフ』がサザンシアターで、『赤シャツ』が紀伊国屋で、そういや「赤と黒・甲州街道決戦」なんて呼ばれてた。
ていうか自分たちで呼んでたわけだけど。
その後も、地方公演のために再演があったりするごとに自分のやってる他の芝居とスケジュールがかぶってたりして、本当に観る機会がなかった。

ので、『赤シャツ』はパスさせてもらった。

で、『MOTHER』か『フユヒコ』かって話になって、そうなると「やっぱオレは『フユヒコ』かなぁ」ってことになったのだ。

『MOTHER』は、オレと宮田さんにとっては文字通りの出世作となった芝居なんだけど、最初のアイデアもふくめて、やっぱり宮田さんがいちばん思い入れのある作品だと思うのだ。

それにね。
こういうこと言っちゃダメなんだけどさ。
やっぱ、青臭いのだよねぇ。
自分では、どうにも照れくさいとこがあるのだ。
何せ、かなり真っ向勝負の「青春グラフィティ」だからね。

いや~、青い青い。

でもさ、未熟なぶんだけ、勢いのある作品でもある。
得体の知れない勢い。
今では絶対に出せない勢いが、ある。

それをキムラと山路さんがどう演じてんのか、すごく楽しみだ。

この三部作は、この順で上演されてよかったと思ってる。

ここは皆さんも、ぜひ、ひとつ。
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by mop-makino | 2008-11-21 00:16
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