マキノノゾミのブログ
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▼ 最近読んでる本。
毎度同じことを書くが、ねこは相変わらずトイレの下から前足を差し込んでくる。
そんなにオレの排便に興味があるのか。
わからん。
ちなみに、近頃やつの寝場所のブームはオレのベッドになった。
ま、空いてる時ならかまやしないのだが、明け方オレが寝に行くとすっげえ迷惑そうな顔するのが腹が立つ。
言うとくが、ここはオレんちで、おまえはあくまで居候なんだかんな。
わきまえるように。

でさ。
最近眠る前に読んでるジェフ・エメリックの『ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実』という本が面白くて仕方がない。
ビートルズについては長年ファンを自認するわりに、いわゆるビートルズ本というのをあまり読んだことがない。
まぁ、「ビートルズがエリザベス女王からMBE勲章をもらったのがいつで返還したのが何年のいつ」だなんてことにまったく興味がないからである。
何か面倒くさくて、伝記作家みたいな人の書いたものはあまり読む気になれないのよね。
ビートルズに関する本は、やっぱり彼らの音楽に直結してるものが文句なしに面白い。
ちょっと前に読んだ高木宏真さんという人の『Beatlesの音もっと知りたい』というのもよかった。
これはビートルズの曲を録音された順番にデータとともに音楽的な評論をしてあるもの。
熱烈なファンであると同時に自身の作編曲者という立場から、テンポやキーや和声進行なんかについてもけっこう専門的な書かれ方がしてある。
ビートルズに興味のない人間が読めば、おそらく苦痛だろうけどね。
こういうのが面白いというのも、時刻表を読みふけるのが楽しくて仕方ない鉄道マニアみたいなもんなんだろうけど、自分でもけっこう愉快だ。
本気で、老後の楽しみにしようか、なんて思うよ。
で。
ジェフ・エメリックさ。
この人はビートルズのエンジニアをやってた人である。
二十数年前にプロデューサーのジョージ・マーチンが書いた『耳こそはすべて』(名著だと思う)も面白かったけど、そのジョージ・マーチンの部下というか、ま、いわば片腕だった人です。
つまりスタジオでの録音の一部始終を見てた人ね。
この人が、まぁいろいろぶっちゃけちゃってる。
あの当時、何が楽しかったとか、何がイヤだったとか、誰が好きで誰が嫌いだったとか。
もちろん楽曲について今まで知らなかったこともいろいろと出てくる。
『コンティニューング・ストーリー・オブ・バンガロービル』のイントロのスパニッシュギターはメロトロンで出してる、だとかさ。(すまんな。そんなことが面白いのよ、オレは)
とにかく当事者が書いてるってとこが面白いのだ。
個々のメンバーのことはもちろん、上司のジョージ・マーチンのことなんかもかなり辛辣に書いてたりね。
けっこう毒のある本だ。
何か、ちょっとウチの音響担当の堂岡のこと思い出したよ。
ジェフ・エメリックって、ちょうどウチの劇団でいうと堂岡みたいなポジションの人なわけね。
何となく性格も似てそうなんだよなぁ。
あと二十年くらい経って、堂岡がM.O.P.の内幕なんかを書くと、こんなふうになるんじゃないかなって思ったっていう、ま、それだけの話さ。

ただ、この本やたら分厚くて、ベッドで読むには重いのよ。
字の大きな文庫本五巻くらいで再出版希望。
白夜書房さんよ、こちとらもう年寄りだからよ。
頼むよ、ひとつ。

ねこ、どけよ、そこ。
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by mop-makino | 2007-06-22 00:29
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