それにしても、である。
年の初めにアップ頻度を目指してつっちーに付いて行くとかいう目標を立てたのも、もはや遠い昔のようだわ。
座・高円寺で先月の終わりに開幕した自転車キンクリートSTOREの公演『富士見町アパートメント』も、早くも今週いっぱいで終わってしまう。
この公演は全体としてとてもいい企画で、たぶんそれぞれのお客さんからの評判もいいと思う。
そのことなどもあれこれ書きたかったのだが、余裕がなかった。
『新センセイの鞄』の稽古のことなどもおいおい書いていくつもりだったのだが、こちらも気がつけば、早くも最終クールに突入している。
ま、こんなことばかり言ってても仕様がないので、今日からしばらくは山田和也氏の日記を見習って、淡々と状況の報告だけをつづることにする。
まず、稽古は先週の土曜までに第3クールまで何とか無事に消化して、その後、バンドだけのリハーサル。
それまでは久保さんの稽古ピアノの伴奏だったものが、やはりバンドになると、曲の表情が一変する。
相変わらずCobaさんの作る楽曲は素敵だ。
日曜は稽古は休みで、『ローマの休日』の音楽と衣装の打ち合わせ。
気がつけば、こちらも稽古に入るまでにあまり余裕はない。
月曜日、稽古場にもどって衣装合わせ。並行してバンドのリハーサル。
その翌日から昨日まで、バンドと芝居をあわせつつ、何とか最終景まで。
で、今日はこれから、昨日できなかった1幕の7場、8場と、デリケートな3場と4場をさらって、夕方からいよいよ初めての通し稽古である。
通してみて、初めてわかることが、きっといろいろあるはずだ。
今回の『新センセイの鞄』は二年前の『ぼんち』よりもさらに場数が多い。
小説が原作だからというのもあるのだけど、今回はさらに勝手が違う。
何というか、全体に味わいが微妙でデリケートな恋愛モノであるので、特に大きな事件もなくささやかなエピソードを積み重ねる前半の1幕が難しいし、ここは何としても大事にしたいところだ。
さて、どうなりますかね。